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映画監督
映画監督の記事一覧
2024.09.04
井筒和幸の Get It Up !
Vol.77
映画監督 井筒 和幸氏
「映画作ってる時って、孤独やろ。」表現者とは… 先輩に言われて気づいた時
1981年の5月。東京の渋谷の外れに特設されたテント小屋で封切り中だった、『ガキ帝国』を余所目に、プロデューサーやフリーの助監督を集めて、急ごしらえで“井筒組”
2024.08.07
井筒和幸の Get It Up !
Vol.76
映画監督 井筒 和幸氏
“義理欠く恥かく人情欠く”…『ガキ帝国』をバカにするような注文に腹が立った。
『ガキ帝国』が公開された1981年は、映画作りに忙殺された年だ。 春の終わり頃。東映の製作本部のお偉いさんから電話があった。「東映の鈴木だけど、あんたの『ガキ帝
2024.07.24
あの人に会いたい!
Vol.223
映画監督 上田 慎一郎
『カメラを止めるな!』上田慎一郎監督の新境地「社会問題をコメディに」縦型ショート動画の裏側
大ヒット映画『カメラを止めるな!』の公開から約7年、上田慎一郎監督は新たに縦型ショート動画にも注力しています。2023年には、縦型短編監督作「レンタル部下」がT
2024.07.01
第7回
フィルムフェスティバル 株式会社フェローズ
保護中: 『第7回フェローズフィルムフェスティバル学生部門』作品募集!
学生のための短編映画祭 『第7回フェローズフィルムフェスティバル学生部門』募集! 4分以内のショートフィルム作品募集 【応募期間】2024年7月1日(月)~9月
2024.03.06
井筒和幸の Get It Up !
Vol.71
映画監督 井筒 和幸
何度も赤信号にひっかかり、何度もNGになり、数カット撮るうちに空が白み始めた。地球が回転していたことを忘れていた。朝なんか来るな!と思った。
『ガキ帝国』(81年)は1980年の秋にクランクインはしたものの、なにせ、初めての長編映画だし、現場は試行錯誤ばかりで思ったように運ばなかった。スタジオにセット
2024.02.07
井筒和幸の Get It Up !
Vol.70
映画監督 井筒 和幸
クランクイン初日からアドレナリンが出まくり、飯も口に入らず、眠れる時間もまったくなかった。よく死ななかったものだ。
1980年の秋口から、初めての一般映画『ガキ帝国』(81年)は、準備も追いつかないままドタバタのうちにクランクインした。初日の早朝ロケは前夜から一睡もできなかっ
2024.01.10
井筒和幸の Get It Up !
Vol.69
映画監督 井筒 和幸
製作費が一千万円でもそんな洒落たキャメラが使えるなら有難いことだ。ボクは、誰も見たことがない映画を撮るぞと自分に言い聞かせた。
『ガキ帝国』(81年)の制作に取りかかるその前年、1979年に観た映画を振り返ってみる。『フレンチ・コネクション』(72年)の鬼才、ウィリアム・フリードキン監督
2023.12.06
井筒和幸の Get It Up !
Vol.68
映画監督 井筒 和幸
大衆のための映画とは何か、映画を見て勉強を重ねた日々。そして、ついに一般映画を撮るチャンスが到来した。
振り返ってみれば、70年代は無職同然の20代のボクには、懐にお金はなかったけれど、「映画という虚構」がいつも身の回りにあってくれて、映画を見るというより、映画を
2023.11.01
井筒和幸の Get It Up !
Vol.67
映画監督 井筒 和幸
生きる苦しみを和らげる、悪夢も見させてくれる。安堵したり、戦慄したり。そんな大衆のための映画を探し歩いて、見つけたもの。(其の二)
70年代のボクの夢の時代を思い返すと、なんとも切なくなってくる。1975年に、仲間たちと『性春の悶々』を作ったのをきっかけに、上映時間がわずか60分の、ボクの淫
2023.10.04
井筒和幸の Get It Up !
Vol.66
映画監督 井筒 和幸
生きる苦しみを和らげる、悪夢も見させてくれる。安堵したり、戦慄したり。そんな大衆のための映画を探し歩いて、見つけたもの。(其の一)
『遠すぎた橋』(77年)という戦争巨編に刺激されて、改めて、戦争と暴力について考えるようになったのは確かだが、その頃、ボクが撮ってみたいと思う“戦い”の映画は、
2023.09.06
井筒和幸の Get It Up !
Vol.65
映画監督 井筒 和幸
客たちは大笑いした。ボクも拍手していた。野川由美子も小林稔侍もなりふり構わず雪まみれで叫んでいた。邦画らしい大衆芸能がそこにあった。
昔のピンク映画界で一番忙しかった山本晋也先輩が、映画は「芸術」でも「娯楽」でもなく、その間にある「芸能」なんだ、と言ったのを今も覚えている。アメリカの映画アカデ
2023.08.02
井筒和幸の Get It Up !
Vol.64
映画監督 井筒 和幸
ベテラン監督が言った。映画って「芸術」でも「娯楽」でもなく、その間に ある「芸能」なんだよ。芸能って解るか。大衆のための芸能だ。
ある日、ピンクコメディー映画『未亡人下宿』シリーズで名を売る山本晋也監督は、新宿東口にある「ウェルテル」という静かな喫茶店で待っていた。ボクから見つけて手を上げ
2023.07.28
あの人に会いたい!
Vol.212
映画監督 佐藤 信介
執着を捨てたら新たな道が開いた。『キングダム』監督が乗り越えたキャリアの葛藤と「発想の転換」
最新作が注目される『キングダム』シリーズや『GANTZ』シリーズなど、世界的に支持される邦画アクション大作を数多く手がけるのが佐藤信介監督です。自主制作映画に青
2023.07.26
風雲会社伝
広島
株式会社スターシャインプロモーション 代表取締役/映画監督 栗本 健太郎
自分の能力や頑張りが評価されるクリエイティブに魅力を感じ、異業種から転身起業
広島を拠点に俳優やモデルの育成・派遣、映画制作などを手掛ける、株式会社スターシャインプロモーション。「映画クオリティの動画制作」にも定評があります。代表で映画監
2023.07.05
井筒和幸の Get It Up !
Vol.63
映画監督 井筒 和幸
ある日、『未亡人下宿』で名が通っている山本晋也監督から電話があった。 「すぐに一本クランクインするんだけど、助監督が…、ふけちゃってさ。」
76年になると、ボクは、自作の売り渡しで世話になったピンク界の先輩の現場の手伝い、つまり、助監督として何度か、東京と奈良を行ったり戻ったりした。地元に戻った時は
2023.06.07
井筒和幸の Get It Up !
Vol.62
映画監督 井筒 和幸
ハリウッドに、それまでのベトナム戦争に疲弊した社会を写すニューシネマに代わり、全世代型のファミリー映画が現れたのは確かだった。
誰からも頼まれもしないのに撮ったボクのピンク映画もどきは、新宿のピンク専門の配給会社によって公開されたはずだが、さて、東京のどこの、関東の、東北の、北海道の、は
2023.06.07
あの人に会いたい!
Vol.211
映画監督 前田 哲
ひとりよがりで「いい映画」は作れない。恩人の言葉で奮起した、前田哲監督の教え
前田哲監督は、大泉洋さんの主演映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、永野芽郁さん主演映画『そして、バトンは渡された』、天海祐希さんの主演映画『老後の資金
2023.05.10
井筒和幸の Get It Up !
Vol.61
映画監督 井筒 和幸
ボクは小躍りしたくなるほど嬉しかった。 同世代の若者たちに見てもらえるなら願ったり叶ったり、だ。
「映画は、人を退屈にさせてはならないし、愉しませて、悲しませて、喜ばせて、時間を忘れさせるものです、さて、次に紹介するのはこのアメリカンニューシネマです。主演は
2023.04.05
井筒和幸の Get It Up !
Vol.60
映画監督 井筒 和幸
半年間で、劇場用映画とは何かを学んだことだけは確かだった。でも、 もう二度と映画は作れないなと、自分の無能を改めて思った。
仲間たちとピンク映画もどきの制作に命懸けで挑んだものの、既成の日本映画なんて壊してやる!映画界に殴り込んだる!と気合いを入れたものの、ボクらが作った『性春の悶々
2023.03.01
井筒和幸の Get It Up !
Vol.59
映画監督 井筒 和幸
初めての35ミリフィルムをキャメラにつめて、ロケ撮影は大阪郊外、奈良の河原、京都など方々で気ままに敢行。すべて神出鬼没のゲリラ撮影だった。
1975年、ボクは仲間たちと自主製作映画、『性春の悶々』の制作に人生を賭けた。他人の作品を何百本見てこようが、何でもいいから、自分が作りたい映画を作らなければ、
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