「非日常」体験の素晴らしさ。

東京
ライター
かつら ひさこ
かつら ひさこ

3月は、何かと大変だーと思うことが多い月だった。

仕事でバタバタしていたり、家族が体調を崩したり(なかなか大変だった)。

 

3月最後の日(つまりは今日)、何か楽しかったことはなかったかなとスマホのアルバムを見ながら思い出してみると、そういえば家族で「リアル脱出ゲーム」に行ってきたのだった。

 

リアル脱出ゲームとは「一つの会場に集まった参加者達が協力し、様々なヒントを元に謎を解いてその場所から脱出する」という体験型イベントで、最近は「謎解き」というジャンルでテレビでも特番が組まれることも多い。

 

今回はSCRAPのリアル脱出ゲーム下北沢店にて開催中の「鍵だらけの部屋からの脱出」というイベントに参加してきたのだが、とっても面白かった。

 

なるほど!と唸らされる展開や「こうくるか!」と拍手したくなる仕掛けが素晴らしかったし、残念ながら失敗に終わりはしたものの、気持ちよく悔しがれた。

何より一番感動したのは、生のイベントでしか体験できない「非日常」の空間を堪能できたことだった。

 

普段暮らしていたらまずお目にかかれないファンタジックな設定の中、初めて出会った方々と協力しながら謎を解いていく。これがとても面白いのだ。

 

ここ2年、リモート環境にかなり慣れてきて、距離を経ずに人とコミュニケーションを取るのが「日常」になってきたのだが、人と直接会い、生のライブやイベントを体験できるのは何て楽しいんだろう、と大いに興奮した。

 

まだまだコロナ渦は続きそうで、先の予定を立てるのも綱渡りな感じになっているが、できるだけ友達と会ったり、旅やイベントやライブなど、生で何かを体験することを大切にしたいなと思った。

 

プロフィール
ライター
かつら ひさこ
1975年札幌市生まれ。自分が思い描いていた予定より随分早めの結婚、出産、育児を経て、7年前からライティングを中心とした仕事を始める。毒にも薬にもならない読みやすい文章を書くことがモットー。趣味はクイズと人間観察。

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