ちょっとマニアックな博物館めぐり番外編 博物館の探し方
皆さまのおかげで細く長く続いている「ちょっとマニアックな博物館めぐり」シリーズ。
思いつくまま、気の向くままに「いいな〜」と思ったところにお邪魔して来ましたが……そういえば自分、どうやって行きたい博物館を探しているっけ?
今回は、私が自分なりに編み出した「博物館の探し方」をご紹介します。これから博物館めぐりをしてみたい人の参考になれば幸いです。
1.まずはどこかの博物館に行く
とりあえず1カ所、「ここ!」という博物館を決めます。全てはそこから始まります。
どこに行けばわからないよ〜という人は、「自分の住んでいる地域 博物館」で検索してみると良いと思います。
私は現在練馬区に住んでいますが、こちらで紹介させていただいた「東映アニメーションミュージアム」や「東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム」などが検索で出てきました。
意外と身近にあるかもしれませんよ。
2.行った博物館に置いてあるチラシをチェックする
博物館に行って展示を見たら、ミュージアムショップでお土産をチェックして真っ直ぐ帰る……のではなく、どこかにチラシが置かれている場所があるはずなので探してみてください。
自分がこれまで訪れた博物館で、他の館のチラシを置いていないところはありませんでした。
博物館同士はライバル・商売敵といったものではありません。似たようなテーマを扱っているところでも、それぞれが互いの研究・展示をリスペクトしていて、訪れた人がよりその分野での理解を深められるよう、積極的に他の館の宣伝PRを行っています。
なので、1.でお伝えしたように、とにかくどこか一カ所決めるというのが非常に大事になってきます。
実際に私もこれまで紹介させていただいた先でチラシをゲットし、次に行くところを決めたということが多々あります。
ちょっとマニアックな博物館であればあるほど、ハートに刺さる館が見つかったりしますよ。
3.地図をぼんやり眺めて俯瞰する
最近、東京の街歩き雑誌を購入して何気なく眺めて気づいたのですが……、特に首都圏や大きい都市には博物館が集中しているエリアがいくつかあります。
個人的に今注目しているのは墨田区の「両国」エリア。相撲博物館、刀剣博物館、江戸東京博物館(改修工事中、2026年春再開予定とのこと)、両国花火資料館、すみだ北斎美術館…、なんか面白そう!
あとは「横浜」。以前、「ニュースパーク(日本新聞博物館)」を訪れた際に周辺を調べたのですが、あの辺は大小さまざまな博物館が密集していて、1日でとても回りきれないです。そのうちまた行きたいなぁ。
自分のノウハウが少しでもお役に立てば幸いです。良い博物館ライフをお過ごしください!
