ちょっとマニアックな博物館めぐり16:切手の博物館

東京
フリーランス記者・作家
スーパーいわちゃんねる!クリ目版
岩崎

2025年のスーパーいわちゃんねる!クリ目版(要するに岩崎担当のクリエイターズステーション投稿)も、「ちょっとマニアックな博物館めぐり」をテーマにお届けします。

4月は切手の博物館です。

 

小学生の頃に学校の福祉活動で経験して依頼、社会人になってからも使用済み切手を集めては支援団体に送るということをしています。
以前から「世界中に切手のコレクターがいる」とは聞いていましたが、一体切手の何が人を惹きつける魅力になっているのかイマイチわかりませんでした。

そこで、豊島区にある「切手の博物館」に行ってみました。

こちらは日本及び外国切手約35万種、ステーショナリー類約15,000枚、切手関連の書籍・カタログ約13,000冊、切手関連の雑誌・オークション誌約2,000タイトルを所蔵する、世界でも珍しい郵便切手の専門博物館だそうです。企画展に加えて、特別展や体験ワークショップなども行われています。

展示室に行ってみると、壁いっぱいに広がった大きな世界地図と共にその国で発行された切手が紹介されていました。
ここを訪れるまで知らなかったのですが、世界の国で切手が発行されていないところはなく、国際郵便を使えばどの国にも郵便が送れるそうです。
そういえば、パスポートで行けない国はあるけど、郵便物が送れない国ってあんまり聞いたことないな……。

こういった側面から、切手の絵柄には各国の特徴、場合によっては国力を示すための政治的な意図が込められることもあるとのこと。

世界的に著名な切手収集家で、同博物館創設者の水原明窓氏はこんな言葉を残しているそうです。

【切手は「無言の外交官」】

小さな切手1枚に、ものすごいロマンが詰まってる……!!

場所もそんなに取らないし、家族を困らせるものでもないし……これはつい集めたくなってしまう気持ちがわかります。

皆さまもぜひ行ってみてください!!

●開館時間
 10:30~17:00

●休館日
 月曜日(祝日の場合も)、展示替時、年末年始

●所在地
 東京都豊島区目白1-4-23

● アクセス
 JR山手線・目白駅徒歩3分
 JR山手線、東京メトロ東西線、西武新宿線・高田馬場駅徒歩7分
 東京メトロ副都心線・雑司が谷駅徒歩13分

●入館料
 大人200円、小中学生100円
 未就学児無料、障害者手帳をお持ちの方および付添いの方1名は無料
 団体割引は10名以上で20円引き 
 障がい者無料(各種手帳を提示、介添者1名も無料)
 毎月23日の“ふみの日”は入館無料(23日が月曜日の場合は翌24日が無料)
 ※支払いは現金のみ

 

(2025年4月21日時点、最新情報は公式サイトhttps://kitte-museum.jpから)

※掲載の団体名、店名ほか各種名称は、各社の商標または登録商標です。

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