《体験レポ》「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」とは?日本初上陸の没入型デジタルアート施設を紹介
2026年6月12日(金)、東京・有明の東京ドリームパーク内に、没入型デジタルアート施設「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」がオープンします。
コンセプトは、“アートのシャワーで、目醒める。” 光と音を融合させた最新のデジタル技術によって、名画の世界を全身で体感できる施設です。フランス・パリで人気を集める「ATELIER DES LUMIÈRES(アトリエ・デ・リュミエール)」の系譜を継ぐリュミエールシリーズの10拠点目として、日本に初上陸します。
今回は、オープンに先駆けて行われたメディア向け内覧会に参加。「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」の見どころや体験して感じた魅力、施設概要、チケット情報などをご紹介します。
「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」とは?

「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」は、フランス発の没入型デジタルアート施設です。世界各地で展開されているリュミエールシリーズは、名画や建築と音楽、映像を組み合わせ、アートを「観る」だけではなく、空間全体で「体験する」新しい鑑賞スタイルが特徴です。フランス・パリの「ATELIER DES LUMIÈRES(アトリエ・デ・リュミエール)」をはじめ、アメリカ、ドイツ、オランダ、韓国などで展開され、累計2,150万人を超える来場者を魅了してきました。

フランス/パリ
「ATELIER DES LUMIÈRES(アトリエ・デ・リュミエール)」
今回東京に誕生する「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」は、株式会社テレビ朝日が運営する複合型エンターテインメント施設・東京ドリームパーク内にオープン。「RÊVE」はフランス語で“夢”、「LUMIÈRES」は“光”を意味し、訪れる来場者をまさに「光の夢」のような幻想的な世界へと誘います。最大天井高8m、約1,500㎡におよぶ展示エリアに、106台の高精細プロジェクターと63台のスピーカーを備えた、本格的な没入型デジタルアート施設です。
第1弾上映作品はゴッホ。名画が動き出す40分間

「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」第1弾上映作品は、『Van Gogh ゴッホの傑作たち;ひまわり、星月夜、花咲くアーモンドの木の枝…』。「ひまわり」「星月夜」「花咲くアーモンドの木の枝」など、日本でもよく知られるゴッホの代表作を中心に、彼の人生と創作の軌跡を約40分間の映像と音楽で描き出します。


壁一面、床一面に広がるゴッホの色彩。筆致のうねりや光の揺らぎが空間全体に広がり、まるで絵画の中を歩いているような感覚を味わえます。ゴッホの人生を知っている人はもちろん、「ひまわり」や「星月夜」は知っているけれど、美術館でじっくり作品を観たことはないという人にも入りやすい内容です。


会場に入る前には、イントロダクションエリアでゴッホの生涯や作品背景を知ることができます。彼がどのように絵を学び、どんな色彩や表現にたどり着いたのかを知ってからメインホールに進むことで、ゴッホ作品への没入感がより深まります。


また、本プログラムでは日本での上映にあわせて世界初公開となるオリジナル映像も追加。ゴッホが影響を受けた鮮やかな浮世絵が映し出され、ゴッホの作品世界と日本とのつながりを感じられる点も見どころです。
同時上映はガウディ。建築と光が融合する10分間

メインプログラムのゴッホに加え、ショートプログラムとして『Gaudi サグラダ・ファミリアを作った天才建築家』も上映されます。アントニ・ガウディは、スペイン・カタルーニャ地方を代表する建築家。サグラダ・ファミリア、グエル公園、カサ・バトリョなど、自然物から着想を得た独創的な建築で知られています。


ガウディの建築作品が光と音によって再構成されており、その芸術性を壮大なスケールで味わうことができます。
ゴッホのプログラムでは、“絵画の中に入る”ような体験ができるのに対し、ガウディのプログラムでは“建築の中を光とともに旅する”ような体験ができます。約10分間と短いながら、ガウディの思想と圧倒的な造形美をしっかり感じられるプログラムです。
「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」の見どころ

「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」では、メインホールを中心に、スパイラルシリンダーやメザニン、360°キューブなど複数のエリアで没入型アートを楽しめます。編集部イチオシの見どころをご紹介します。
1. 全身で“アートのシャワー”を浴びるメインホール

「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))最大の見どころは、やはりメインホールです。扉を抜けると広大な空間が広がり、壁や床に映像が映し出されています。歩いていても、座っていても、見上げても、映像を目にすることができ、作品に包まれているような圧倒的な没入感を味わうことができます。
デジタルアートならではの表現で、絵画のモチーフの一部が切り取られたり、動いたりする様子を楽しむこともできます。106台のプロジェクターで表現される鮮やかな色彩が美しく、ゴッホの黄色や青色が空間全体に満ちる瞬間は圧巻。作品を“鑑賞する”というより、色彩や音楽の流れを全身で“体験する”という表現がぴったりな空間です。
2. 東京会場ならではの「スパイラルシリンダー」

会場内で特に印象的だったのが、メインホール中央に設置された「スパイラルシリンダー」です。直径9.5m、高さ6.6mの巨大な渦巻き状スクリーンで、透過性のある紗幕を何層にも重ねることで、美しい映像表現を生み出しています。


中に入ると、アートが壁面だけでなく、紗幕の奥にいる人と自分の間にも立ち上がるように見え、まるで本当にアートのシャワーを浴びているかのような没入感を味わえます。写真映えもするため、来場時にはぜひ体験してほしいエリアです。
3. 会場全体を一望できる「メザニン」

メインホールには、高台から会場全体を眺めることができる「メザニン」というエリアが設置されています。メザニンから会場を眺めると、映像だけでなく人の動きも含めたあらゆる要素が一つの作品のように見え、メインホールとはまた違う景色を楽しめます。
映像を間近に見て没入する体験と、少し離れて全体を眺める体験。それぞれの魅力があるため、時間に余裕があれば、立つ、座る、見上げる、俯瞰するなど、場所や目線を変えながら楽しむのがおすすめです。
4. ゴッホ作品を再解釈した現代アート「アトリエ」

メインホールの手前には、日本限定の特設エリア「アトリエ」が設けられています。プログラムの作家をテーマに、現代アーティストが再解釈した作品を展示する空間です。第1弾は、オランダ在住のヴィジュアルアーティスト・松下裕子氏による「Colors of Vincent van Gogh」。


ゴッホの色への強いこだわりに着目したピクセルアートのインスタレーションで、「ひまわり」「星月夜」「自画像」をモチーフにしています。デジタルアート空間に入り込む前に、現代アーティストによる“再解釈”に触れることができます。メインホールに行く前に、アートのシャワーのように降り注ぐゴッホの色彩をぜひ楽しんでください。
5. 「インフィニット・ホライズン」と世界初公開の「360°キューブ」

メインホール以外にも、見どころはたくさんあります。
「インフィニット・ホライズン」では、無限に反射するミラーによって、地平線の彼方まで広がるようなパノラマ空間を体験できます。上映プログラムは、モネ、ヴァロットン、ゴッホの作品を用いた『Connecting Landscapes つながる風景』。3人の画家の絵画を朝・昼・夜の時間で紡ぎ、1日の光の移ろいを感じられる映像作品です。
「360°キューブ」は、リュミエールシリーズ世界初公開のコンテンツです。宇宙空間を全身で体感できる『Space Walk 宇宙遊泳』を上映。天井を含む360°全方向に映像が投影され、まるで宇宙を漂っているかのような浮遊感を味わえます。ゴッホやガウディのプログラムとはまた一味違った没入体験を楽しめる空間です。


6. ゴッホ作品を家に持ち帰れる!会場限定グッズも充実

「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」での体験の最後には、お楽しみのグッズエリアが。会場での体験の余韻を家に持ち帰ることができる限定グッズも展開されています。第1弾上映作品であるゴッホをモチーフにしたTシャツやエコバッグ、しおり、ポストカードなど、全150種を超える充実したアイテムが用意されています。

T シャツ(全 3 種/サイズ:S,M,L,XL)4,400円(税込)

左:横浜ハイカラ 缶入りチーズケーキ(全 2 種) 880円(税込)
右:アンテノール ラングドシャ缶(全 2 種) 2,800円(税込)
また、東京藝術大学出身のアーティスト・マツナガサユリ(松永小百合)氏がプロデュースするアートチーム「KOMOGOMO展」とのコラボグッズも登場。ゴッホの孤独や哀しみを抱えた内面や創作への情熱を、愛らしいイラストレーションで表現した描き下ろしの作品です。
そのほか、缶入りチーズケーキ「横浜ハイカラ」や、アンテノールのラングドシャ缶など、手土産にもぴったりなスイーツも展開。メインホールでの鑑賞後のショップも、ぜひゆっくり楽しんでいただきたいポイントです。
実際に「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」を体験して感じた魅力

「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」のメインホールに一歩足を踏み入れると、瞬間目の前の景色が一気に変わります。壁一面に広がるゴッホの色彩、足元を流れていく光、空間全体に響く音楽。アーティストの世界に瞬時に惹き込まれる圧倒的な没入空間が目の前に広がります。
特に印象的だったのは、絵画が“動いている”というより、ゴッホの色彩や筆のタッチがデジタルアートならではの魅せ方で展開される映像表現。アートを鑑賞するのではなく、体験する。まさに“見る”から“浴びる”アート空間となっています。また、音楽がもたらす臨場感も非常に印象的で、映像の変化に合わせて会場全体の空気を染めていきます。華やかな場面では胸が高鳴り、静かな場面では自然と足を止めたくなる。座って見上げたり、歩きながら眺めたり、少し離れた場所から全体を見渡したりと、見る場所によって作品の表情が変わるため、上映時間いっぱい楽しむことができるのも魅力です。
美術館で絵画と向き合う体験とはまた違う、アートのシャワーを“浴びる”時間。アーティストや作品の知識がなくても、直感的に「もっとこの作品を知りたい」と思うはず。「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」は、アートを身近に感じさせてくれる場所です。
発表会で語られた「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」への期待

2026年6月11日(木)に開催されたメディア向け内覧会には、女優の松下奈緒さんが登壇。アートや音楽に造詣が深い松下さんも、「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」での体験は全く新しいアート体験の形だと語りました。

女優・ミュージシャン 松下奈緒氏

株式会社テレビ朝日 イベントプロデューサー 小倉啓輔氏
「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」は、新たな文化発信拠点として、美術館に足を運ぶことに少しハードルを感じる人でも、アートとの出会い方を広げる場所になる。そんな期待感が発表会全体から感じられました。
「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」の所要時間は?
メインプログラムである『Van Gogh ゴッホの傑作たち;ひまわり、星月夜、花咲くアーモンドの木の枝…』は約40分、同時上映のショートプログラム『Gaudi サグラダ・ファミリアを作った天才建築家』は約10分となっています。
そのほか、イントロダクション、アトリエ、インフィニット・ホライズン、360°キューブ、ショップなどの各エリア全体をゆっくり楽しむ場合は、1時間半〜2時間ほど見ておくと安心です。
一度入場した後は、閉館まで何時間でも滞在することができます。メインホールのプログラムは、見る場所や角度によって印象が変わるので、一度通して見たあとに、座る場所や立ち位置を変えて鑑賞するのもおすすめです。
なぜ今、没入体験型アートが注目を集めているのか

これまで美術館での鑑賞は、静かな空間で作品を眺める時間が中心でした。一方で「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」では、来場者は広大な空間を歩き、座り、見上げながら各々のスタイルで鑑賞することができます。
作品の背景を深く知らなくても、光や音、映像の演出で没入感を楽しむことができるため、ゴッホやガウディの名前は知っているけれど、作品をじっくり鑑賞したことはないという人にとっても、アートに触れるきっかけになるはずです。また、デートや休日のおでかけスポットとしても楽しみやすく、写真や映像を撮るのが好きな人にもぴったり。美術館好きにとっては、新しい形のアート鑑賞ができる場であり、アート初心者にとっては、芸術作品に触れる最初の一歩となる、多くの人に開かれた場所だといえます。
“アートのシャワーで、目醒める。”
その言葉通り、「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール(光の夢))」は、アートをもっと身近に、もっと直感的に感じられる新しい体験施設です。
■施設概要

RÊVE DES LUMIÈRES powered by EPSON
所在地:TOKYO DREAM PARK 8階(東京都江東区有明3丁目3番8号)
オープン日:2026年6月12日(金)
営業時間:10:00〜19:00
※営業時間が変更となる場合や休館日が生じる場合があります。ご来場前に必ず公式サイトをご確認ください。
公式サイト:https://tdp.tv-asahi.co.jp/reve-lumieres
技術支援パートナー:エプソン販売株式会社
主催:テレビ朝日、ぴあ
企画:Culturespaces STUDIO
後援:在日フランス大使館
協賛:ヤマハサウンドシステム株式会社
チケット料金:
《事前:WEBチケット》
※未就学児(5歳未満)は無料
※時間枠の直前まで当日に購入可能
《当日:会場販売チケット》
※東京ドリームパーク内の券売機にて販売。WEBチケットが完売の場合には販売いたしません。
《ハンディキャップ割引チケット》
障がい者手帳をお持ちの方は、ご本人と同伴者1名まで入場料が半額となる「ハンディキャップ割引チケット」がご利用いただけます。
※数量限定のWEBチケットの販売は終了しました。







