夜の博物館(「恐竜大夜行 2025」レポ含む)

東京博物館
映像ディレクター
秘密のチュートリアル!
野辺五月

恐竜大夜行というイベントをご存じでしょうか。

年末にいってきたのですが、このイベント、夏に即完売となり、年末に再び東京博物館前で行われました。内容は写真を見てもらった方がはやいのですが、リアルジェラシックパークの様相でして、物語と先導するパフォーマーにあわせて出てくる出てくる恐竜たち……

しかも、かなりリアルで、恐らくロボティクスと、中に人間も入っているのかもしれないのですが、謎技術でした。詳しく調べたい気持ちはありますが、敢えて知らずに味わいたい気持ちがかって、しらべておりません。

ただ、東京博物館の前という場所との相性もあいまって、本当に恐竜が博物館からでてきたかのようなイベントでした(実際に恐竜関連は化学博物館の方にあるのですが)

また当然のように、子づれも多くはありましたが、すぐそばでは、連れてこられたおじいさんが最初こそ「なんで外で」「子供だましじゃないか」と文句をいっていたのに、いざ恐竜が登場した途端に目を輝かせて興奮していたり、子どもと一緒になって楽しんでいる親子連れや友人と一緒にいるのも忘れて見入る大人たち……テーマパークと動物園……まるであの映画『ジュラシックパーク』の再現のようでした(規模は勿論小さくはありますが)

ストーリーの中に、ちゃんと恐竜の現実の解説も混ぜ込み、音楽やスモーク……演出がとても素晴らしかったです。またパフォーマンスをしながらも恐竜の先導役としての役者陣は効果音のほかに、観客と恐竜の距離……泣いてる子供や近づきすぎてしまった瞬間の導線も含めて上手く全体を管理しているようでした。

このイベント、次はまた別の場所でやるようです。
その他夜の博物館や、動物園、遊園地というシチュエーションのイベントは最近増えています。水族館や図書館で、宿泊こみのイベントや、夜の鑑賞会などもあります。この手のイベントは特に1月後半~3月・夏休み・10月以降と年末に例年のものとしてやるケースが見られます。

今確認されているもの、期待されているものを以下にまとめてみました。参考までにどうぞ。

〇恐竜大夜行の次なる一手:DINO SAFARI 2026(4月〜5月) 「大夜行」の興奮冷めやらぬ中、同チームによる屋内型の本公演「DINO SAFARI 2026」が、2026年4月24日〜5月6日に渋谷ヒカリエにて開催。屋外の「練り歩き」とはまた違い、さらにストーリー性が強く、至近距離まで恐竜が迫る「サファリ」体験がウリ。大夜行にハマった大人たちが次に向かう先として注目。 https://dinosafari.jp/

〇 夜の博物館・美術館・水族館(ナイトミュージアム・アクアリウム)系

  • 「サマーナイトミュージアム」(例年の傾向から夏に期待) 2026年も夏休み期間に期待がかかるのが、東京都立の各館によるナイト開館。例年、東京都美術館(上野)、東京都庭園美術館(目黒)、東京都写真美術館(恵比寿)、東京都現代美術館(清澄白河)、東京都渋谷公園通りギャラリー(渋谷)などで開催されています。昨年は8月のお盆~9月後半にかけて実施されました。今年も5月〜6月頃の正式発表が待たれます。

  • MYSTERY OF TUTANKHAMEN/ミステリー・オブ・ツタンカーメン~体感型古代エジプト展~ 横浜みなとみらい ツタンカーメン・ミュージアム(PLOT48)にて開催中。参加者はランタンを手に暗がりの館内を探検し、謎を解くイベント。大好評につき2月末までの延長が確定しました。 https://tutankhamen.jp/

  • アクアワールド茨城県大洗水族館「Music Night」(2026年2月) 2026年2月に特別ナイトイベント「ミュージックナイト」を4夜(土曜日)に渡って開催。多種多様なサメの展示や、オーシャンナイトライブのイルカ・アシカショーなど、夜ならではの演出が楽しめます。 https://www.aquaworld-oarai.com/guide/night-aquaworld/

  • 静岡県立美術館 ロダン館ナイトミュージアム 懐中電灯片手にロダンの彫刻を鑑賞するイベント。事前予約制で1月24日~3月14日までの開催告知が出ています。 https://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/program/detail/1048

  • 群馬県立自然史博物館 ミュージアムナイトツアー2026 2月14日・21日の2日間限定で開催。暗い展示室を巡る本物の「ナイトミュージアム」です。申し込みは1月29日までなので、興味のある方はぜひ。 https://www.gmnh.pref.gunma.jp/event/id5454/

映像や音はオンライン含めて「どこでも」という感覚が強くなってきました。ただ一方で、やはり実際に体感するイベントはとても得難く、思い出に残るものとして注目されています。実際に恐竜のイベントは、チケットも前回瞬殺……今回も先行は抽選で行われたほどで、倍率も高かったようです。
昼間の科学博物館の常設展示(恐竜)あわせて、利用されることでしょう。
また今日の思い出とともに、子どもたちが東京博物館や西洋美術館など近場の展示に足を延ばすきっかけになる狙いも見られます。ナイトミュージアムはまた普段と違う楽しみ・普段と違う景色があります。機会を見て是非トライしてみてください。

プロフィール
映像ディレクター
野辺五月
ゴーストライターから始まり、消える責任者や炎上現場を駆け抜けた結果「締切内に、ざっくり形にする力」が完ストしました。 現在は、現場と企画の「常識のズレ」を埋めるインサイト通訳係。 「作るため」ではなく「伝えるため」の構成に命を懸けています。 特技: 脳内会議 → 調査・構成。 好き: SW、タイ・華ドラ、好きなプラグインはSaber  ツール:Pr、Ae  偶にInDesignとパワポ。Photoshopとはよく喧嘩します。 あだ名は「のんべぇ」。ロケ地より「打ち上げの店」を探す方が得意です。

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