裏方として見たTOKYO Design Connect
・イベント概要
酷暑続く8月30日。東京都の有楽町駅に程近いホールに、全国から約300人のデザイナー・クリエイターが集結しました。デザスタ(運営元パスクリエイト株式会社)が主催するイベント、TOKYO Design Connectに参加するためです。
本イベントは「この日の繋がりが、あなたの思い描く人生への第一歩になる」をテーマに、学生からベテランまで幅広い層が交流し、第一線で活躍するデザイナーたちのセミナーに触れられる場。セミナーでは、デザイン会社経営者から人気のSNSクリエイターが登壇。SNSで人気のクリエイター達がゲスト参加し華やかな顔ぶれが揃いました。さらに休憩時間や交流会では、登壇者とも直接会話できる贅沢な機会も。SNSでは数日かかるやり取りが、リアルの場では一瞬で深まっていく——オフラインイベントならではの醍醐味ですね。
・裏方から見たイベント
私自身は3ヶ月前から運営スタッフとして関わり、企画の一部を担当しました。運営を通じて強く感じたのは、メンバーが「どうすれば参加者にとって価値ある体験になるか」を常に意識していたこと。SNSや問い合わせで寄せられた声が実際の企画に反映される場面もあり、終了後にSNSで「参加して良かった」との声を見かけると、その努力が形になったのだと嬉しく思いました。同時に、コンセプトを磨き上げることと、細部まで意識することの大切さを実感。これはイベントづくりにも、デザインそのものにも通じる学びでした。
・登壇者が伝えてくれた「自分で行動すること」の大切さ。
5つのセミナーでの共通点は、「自分で試行錯誤した、行動した結果こそ、未来の財産である」「諦めずに行動し続けることが、未来を拓く」ということ。今、なかなか成果が出なかったとして。諦めて別の道を探すのか、失敗を糧に続けるのか。選択はその人次第ですが、登壇者の方々は圧倒的に後者でした。ともすれば、センスや人脈、で片付けられるデザイン・クリエイティブの世界。実際は泥臭く続けた人たちの努力が結晶になっているのです。
・人同士が繋がることの意味。
フリーランスで活動する中では、自分の専門外の案件に直面することもあります。そんなとき、一人で抱え込むのか、それとも信頼できる仲間に任せるのか。後者を選べる人こそ、自分の強みをより磨き、仕事を広げられるのではないでしょうか。
スキルだけでなく、人とのつながりが次の仕事や成長を生む。今回のイベントで生まれたネットワークは、きっと参加者一人ひとりの未来を支える力になるはずです。私自身も「自分から行動すること」「行動し続けること」「仲間を見つけること」の大切さを再確認できた貴重な機会でした。







