ちょっとマニアックな博物館めぐり18:紙の博物館

東京
フリーランス記者・作家
スーパーいわちゃんねる!クリ目版
岩崎

2025年のスーパーいわちゃんねる!クリ目版(要するに岩崎担当のクリエイターズステーション投稿)も、「ちょっとマニアックな博物館めぐり」をテーマにお届けします。

8月は紙の博物館です。

われわれクリエイティブ系の発展を支え、切っても切り離せない存在「紙」。
ペーパーレス化の流れはありつつも、社会からまだまだ必要とされています。

世界でも珍しい紙専門の博物館である「紙の博物館」は、日本の近代製紙産業の歴史をはじめ、紙の原料と製造工程、多様な種類・用途、製紙業界の取り組みなど、私たちが日常的に使用している洋紙について紹介しています。

北区王子が日本の「洋紙発祥の地」と呼ばれているなんて、知らなかった……。
あと紙の用途って、書いたり印刷したりするだけじゃないですよね……。
展示を見てはじめて意識するようになりました。

それだけ私たちの生活に浸透しているんですね。

また、博物館横の屋外ガーデンでは、紙の原料となる植物を見られますので、実物を目にすることでより立体的に理解が深められると思います。

こちらにお邪魔して気づいたのは、日本には和紙があること
2024年11月にユネスコ(UNESCO)が「和紙 日本の手漉(てすき)和紙技術」について無形文化遺産に登録しました。
世界的に評価されるようになった和紙を、常設展示でとことん学べるのはありがたいことです。

博物館は飛鳥山公園の中に所在していますので、ぜひ行ってみてください!

●開館時間
 10:00~17:00(最終入館16:30)


●休館日
 月曜日(祝日の場合は開館)、祝日直後の平日、年末年始、臨時休館日

●所在地
 東京都北区王子 1-1-3

● アクセス
 JR京浜東北線 王子駅南口下車 徒歩約5分

 東京メトロ南北線 西ヶ原駅下車 徒歩約7分
 東京さくらトラム(都電荒川線)飛鳥山停留場下車 徒歩約3分
 都バス 飛鳥山停留所下車 徒歩約4分

 北区コミュニティバス 飛鳥山公園停留所下車 徒歩約3分
●入館料
  一般400円、小中高生:200円 団体割引あり
 身体障がい者手帳・愛の手帳(療育手帳)または精神障がい者福祉手帳をお持ちの本人は無料、介助の方は半額。
 かみはく友の会会員は無料。
 「飛鳥山3つの博物館」(紙の博物館・北区飛鳥山博物館・渋沢史料館)が見学できる3館共通券(大人800円・小中高生320円、有効期限3ヶ月)あり。
 JAFカード、大人の休日倶楽部、ちかとく、北区コミュニティーバス1日乗車券、タイムズ、リロクラブタカシマヤローズカード、提示で2割引き。

(2025年8月18日時点、最新情報は公式サイトhttps://papermuseum.jpから)

※掲載の団体名、店名ほか各種名称は、各社の商標または登録商標です。

プロフィール
フリーランス記者・作家
岩崎
メディア関係の仕事を経て、書いて撮って編集・デザインして発信できる「平面系マルチクリエイター」を目指す平成元年生まれ。巳年・蠍座の女。本家ブログ&連絡先は「スーパーいわちゃんねる!」で検索。宮城県出身、東京都在住。今年の夏、まだかき氷もスイカも食べておらず焦り始めている。

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