万博行ってきました ①持ち物情報他

大阪万博
映像ディレクター
秘密のチュートリアル!
野辺五月

7月7日8日大阪万博に行ってきました。今回はそのレポートをします。
まず予約ですが……入場予約は、万博IDの取得、入場チケットの購入、来場日時予約、場合によってはパビリオン予約という流れになります。

※こういう人気のところは抽選で勝てないとアウトなのでございます

 

来場の予約は、公式チケットサイトで紐づけます。希望日の六カ月前から先着順で可能です。なお変更は3回まで可能ですので、ご安心を。次にパビリオン予約。来場3ヶ月前、8日前、3日前、当日など、段階的に受付が開始ということです。

が!!!私たちが思い立ったのは完全にノリと勢いの2か月前。
つまり予約は既に一つ目終了。不戦敗でございます。
というわけで8日前に挑むわけですが……物凄い倍率を聞いていたので、さっくりイタリア・フランス・アメリカは捨て、日本系は捨て、当日解放ありは捨て……目指せ中東!普段なかなかいけない国!というわけで、噂のカタール、クウェート、サウジアラビアなどなどをめざしました。

結果……お見事、全滅しました。
三日前は実質リセールなので、当然負け。

当日ログインする際の、予約はゼロ状態になります。

なお、2日間予定で、当日東京出発予定ですが、入場ゲートがあく前にはたどり着きたい!

つまり、始発です。始発……家を出るのは午前4時、品川6時前新幹線……

そのまま新大阪で荷物を入れて、乗換え、西ゲートから攻める布陣です。あらかじめ桜島からのバスの切符はゲットしました。ロスタイムを減らすためにもこの辺の手配は先んじてすることをお勧めします。なおホテルは移動を考えて新大阪にし、ホテルに寄らずに荷物は「宿泊用」「万博用」を新幹線内で分けて、宿泊用はロッカーに放り込む予定でロッカーの場所もチェック。

ここで、皆様の役にたてるかもしれない荷物(持込み用)の中身について。

夏場、かつ、その日は38度という「7月のくせに」な温度でした。作戦は変更して「命を大切に」に切り替えた私たちの荷物は以下の通りです

・取り出しやすいリュックボディバッグ

・地図……非公式公式状態の方のものをコンビニプリントしましょう。うちわ型もあるので、貼る手もあります。濡れたり汚れたりすることを考えて最低でも2枚は印刷。

モバイルバッテリー(容量たっぷりの!!!)不安な人は小さめ×2つ

・入場などにつかうQR(印刷)

塩分チャージ

・ウェットティッシュ

折りたたみ日傘(一人だけでも強力なのがあるといいです。2人で1つ出ないと邪魔なシーンもあるので、分担もあり。取り出しやすいことはマスト)

日焼け止め(これも分担すると以下ry

保冷バック(以下のものが入る大きさ・)

【保冷バッグの中身】は以下

 ・冷凍のペットボトル2本

 ・氷嚢(おすすめはピーコックの氷嚢・水筒と同じステンレスボトルに入れるタイプはなんと驚異の八時間持ちました……初日こいつがいなかったらあぶなかった)

 ・ビオレ 冷タオル(首にかけられる使い捨て)OR 濡らすと冷たくなる布系薄いタオル

 ・小さな保冷剤(入ったら)

【装備】

・速乾系のTシャツ

ポケットのあるパンツ

uv完全遮光パーカー 冷たいのがおすすめ

 スポーツや山登り用のメーカーがおすすめ 通気性の高い恰好がいいです

ネックリング……※後述

帽子(通気性のいいもの)傘が厳しいところもあるので、あるに越したことはありません

・うちわORセンス……これも1グループ1つは欲しい……ただ最悪の最悪現地購入可能・

なお、ぎりぎりまで悩んだハンディファンは持っていきませんでした。これはある意味で正解でした。一番重要なのは保冷バッグ×冷凍ペットボトルです。

これは翌日も必死に探して、買っていきました。

ネックリングは、すぐ生ぬるくなる、といわれていますが、保冷バック×冷凍ボトルのすき間にすかさず押し込んでおくと、復活するので、繰り返し使えます。

また熱さに気持ち悪くなってきたら、水分&塩分を摂取するだけでなく、氷嚢を首にあてると大分生き返るのでこれも1グループ1つおすすめしたいです。

さて初日の動きですが、

予約なしの戦いの場合、まずは入場ゲートと目当ての場所の確認が必須です。

加えて私たちは一番乗りができない都内からのスタートなので、初手「くら寿司」をめざしました。予約の席のためでなく、テイクアウトです。初手から並びに行くのも手ですが、どうせ並ぶ予測をしていたので、並んでいるうちにブランチをここで済ませてしまおうという予定でした。

購入したのは、世界の料理 6大陸セット と、世界の料理バラエティセット。多少被っていましたが、これで最悪何も食べられなかったとしても勝ち!という安心感。結果食べたんで別になくてもよかったんですが、後々動くの楽だったため、「見ることにぜんふり」したい人にはお勧めします。

というわけで西ゲートからいきなり戦線離脱してくら寿司へ。その前にショップでお土産を先に購入。重いものを狙わないなら売り切れ前のお買い物はあたりです。

 ところで、くら寿司にテイクアウトを取りに行ってる間に、一人が当日の戦いを始めます。(チケット予約)

 繋がった先から消えるのですが、粘り強くやって……結果、なんと

「ガンダムとれたんだけど?」

「え?」

 というわけで、昼頃のガンダム館をゲットしました。ヨルダンに並びに右往左往しているときもずっと片方が携帯と戦っての勝利なので、ある意味でねばりがちです。真ん中の森の部分は方向感覚が狂うと聞いてたのですが、実際、分からなくなるので行く方はご注意を。

他は移動に苦労はありませんでした。

 ヨルダンも今や予約パビリオンになってしまったようですが、砂漠が最高でした。

 何トンも運んでくれた赤砂はさらさらで全く足にまとわりつきません。中を裸足でいくことの楽しさよ!!!これだけでもう十分元はとれました。

 ので、並んでいるカフェ・売店はパス。万博の重要さは、「ダメだな」と思ったら切り上げて次へいくか、「待つぞ」と諦めて、まつことを楽しむ判断力だと思います。

 そんなこんなで、早めにとガンダムまで移動しながら、隙間を楽しむ……

 コーヒーやお茶がパビリオンに入らずと購入できる場所が結構ありますので、このあたりもこそこそゲット。ドリンクは法外の価格でもないので、ぜひチェックしましょう。アイスコーヒー三昧すぎて、初日はカフェイン過多でしたが。

 

ガンダム館はアトラクション。常設にしてくれないかな?と思う程度に楽しかったです。

こんなかんじ。

写真撮り放題なのもありがたい。またスペース基地なので、外がめちゃくちゃ見える。頭の上をガンダムが行く……戦う!守られる!楽しいですね。ところでハロ、お前がそんなにしゃべるって知らなかったよ……

 次はインドネシア、プロジェクションマッピングや360度スクリーンなどはわりと色々なところにあるんですが、ここでは、生態系もってきたのかな?なジャングルを歩くのが楽しかった。

ほどよくスクリーンで民族の音なども味わいつつ、次がインド。

この日からフードが始まったということで、早速チャイやラッシーをいただきます。からのサウジアラビア……

お金を感じる展示でした。いや普通に楽しかったんですが。なお、喫茶店がまた素敵。

デーツのお菓子やチーズケーキ(タピオカ入ってた?)がとてもおいしく、あとコーヒーがスパイシー。カルダモン入りかな?濃くて少しというエスプレッソに似たスタイル。紅茶もスパイシー。にぎやかな音に誘われてタイパビリオンへ。ここはわりとダンスしたり催ししているイメージ。(後でインドネシアのところでもやってました)サプライズ的にこういうショーにあえるのも万博。

そしてコモン館。万博にはコモンABCとまとまった建物にいくつもの国が入ったスペースがあるのですが、これがまた楽しいです。噂の大阪のおばちゃんVS中東の商人の値切り合戦を眺めながら、私たちの目的はブルンジという国のコーヒー。これがめちゃくちゃおいしくて。 珈琲フロートを頼み、そして翌日もアゲインするという……

 ベストドリンク部門があれば一位です。他にもトリニダード・トバゴで、スティールパンの演奏をしたり(楽器遊べます)、きいたことはあるな?というオセアニア諸島の国を回ったり……

 からの、独裁国家……

 渡航していくことは絶対にないだろう国のエリアに潜入してきました。多くは語りませんがすごかった。
次に何となく誘われバーレーン。

これが当たりでした。名前だけしか知らない国でしたが、説明が丁寧で、真珠や船の話、歴史が分かってよかったです。ドリンクもいただいて、レストランもきになりましたが、お腹がいっぱいすぎてやめました。くら寿司効果ありすぎて、全くお腹が減らない?!まあ色々な国の食べ物が食べられてるんでいいのですが。

 次に気になっていたマルタへ。マルタといえば騎士団!

甲冑や、白い美しい風景を見て、次は少し並ぶぞと気合をいれてテック館へ。

台湾をメインとするパビリオンです。これが非常にきれいで、とても見ごたえがありました。ホタルや、風景や、デジタルのあり方、胡蝶蘭の生花にアートの電子化……


その後せっかくだから登ろうと、木の回廊を上へ。

 虫もおらず混み方も暑さでほどほどになって、夕涼み。夕方はガンダム館出てすぐ次を予約したのですが、それがNTT館。日本のものは……といいつつ選択肢があまりなかったのもあって、とりました。個人的には期待しすぎていたのかそんなに刺さりませんでした。ただ懐かしい電話を無線からスタートして紹介できるのはさすがのNTT,強みですね。

外を出ると、お土産その2。今度は東口側でちょっとみて、買い物。最後に夜景。絶対みておけといわれていた、アゼルバイジャンと、シンガポールの前で写真。

 いやあ、アゼルバイジャンは本当に外から景色が最高で、女神像も十分見えるのです。

 ここで初日アウト。

 さて、最後に「給水」ですが、水は絶対とってください。あと塩分。

なお給水場所はありますが、並んでいるので、ペットボトルと各所のお茶やコーヒーをかいつつ、私たちは、ある程度凍ったペットボトルを飲み……氷があるうちにここに給水していました。

 水筒と違い、重さがないので冷凍ペットボトルの方が便利なのです。これは賢い選択だったと思います。

 またネックリングを冷たくしている間に、保冷バックから取り出した冷タオル。濡れていい服ならば濡らして、これで冷たさ増量……!スプレー系、缶が持ち込めないので、心強い味方でした。なお初日は23000歩ほど歩きました。足元はスポーツサンダルです。脱ぐ予定だったので、楽でした。が何より履き慣れていて壊れないことが大切かなと。また何かにつけて、ものを出し入れせざるをえないので、ポケットが付いている服を選ぶのがおすすめ。

UVパーカーは室内だとかえって湿気ってあついのですが、太陽の真下に出る時はものすごく効力を発揮します。アームカバ―もありかと思いますが、着脱が楽なので。

以上初日&持ち物レポでした。後半はまた次回……

プロフィール
映像ディレクター
野辺五月
学生時代、研究の片手間、ひょんなことからシナリオライター(ゴースト)へ。 HP告知・雑誌掲載時の対応・外注管理などの制作進行?!も兼ね、ほそぼそと仕事をするうちに、潰れる現場。舞う仕事。消える責任者……諸々あって、気づけば、編プロ・広告会社・IT関連などを渡り歩くフリーランス(コピーライター/ディレクター)と化す。 2015年結婚式場の仕事をきっかけに、映像畑へ。プレミア・AE使い。基本はいつでもシナリオ構成!2022年は現場主義へ立ち返り、演出・構成をメインに活動。現在の主流は「インタビュー」「取材」もの&裏方の進行。2024年からは取材軸でのライター業も復活。 媒体問わず、「作るために作る」ではなく「伝えるために作る」が信条。 趣味の飲み歩きが高じて、ロケ地や打ち上げ等「お店の手配」はお手の物。

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