FODオリジナルドラマ『憑きそい』公開記念!全話先行試写会

東京
クリエイターズステーション編集部
 
編集部M
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今までに見たことのないものを作りたい。この夏、日常に潜む恐怖が、あなたの冷感(霊感)を刺激する!

『憑きそい』は、イラストレーター兼占い師でもある原作者・山森めぐみさんが実体験をもとにInstagramにホラー漫画を投稿するやいなや、“インスタ最恐”とSNSで話題になり書籍化、その原作に着想を得て映像化された、全9話で構成されるホラードラマだ。


©️山森めぐみ/扶桑社©️フジテレビジョン

「怖すぎ」でNG?日常に潜む恐怖や不安を作り上げる

2023年7月28日(金)に既に第1話~第3話が配信スタートしており、今回は監督や出演者のトークセッションに加え、未配信の4話~9話も含め一気に試写することができるというもの。
まず初めに、監督の曽根隼人さんと、監督兼プロデューサーの山口龍大朗さんが登壇。


(左)曽根隼人監督(右)山口龍大朗監督/プロデューサー

(曽根)タイムパフォーマンス(タイパ)はとても良いホラーだと思う。「怖すぎる」と某会社から宣伝のNGが出てしまい、自分の息子にも見せられない(笑)。

(山口)日常に潜む恐怖や不安などをいかに作れるか、にこだわった。「怖すぎる」ということで、自分が監督した6、7話まで果たして見てもらえるのかが少々心配。

とそれぞれコメント。

そこから、まずは第1話「黒い服の人」が放映。


©️山森めぐみ/扶桑社©️フジテレビジョン

曽根監督によると、原作者の山森めぐみさんとお話しできる機会がなく不安に思っていたが、この第1話を観た山森さんに「出てくる幽霊が、私が実際に見たそのままだった!」と言われたことが嬉しかったとのこと。
メイクやライティングなど様々な分野の技術が駆使されて作られた恐ろしいその姿に、少し背筋が震えた気がした。

明るく楽しい撮影現場。でもホラー作品ならではのゾクっとする現場体験も?

放映後はトークセッションに移り、曽根監督、山口監督に加え、主演のめぐみを演じた山田真歩さん、めぐみの学生時代を演じた円井わんさん、めぐみの子ども時代を演じた櫛田遥流さんが登壇。


左から櫛田遥流さん、山田真歩さん、円井わんさん

撮影現場での雰囲気を聞かれ、

(山田)緊張感がありつつも笑いが絶えない現場だった。みんなで面白いものを作っているんだ!という雰囲気があった。

(櫛田)ホラー作品の現場はきっと怖いんだろうと思っていたら、実際は明るくて楽しい現場だった。作中で使用したたこ焼きがとても美味しかった(笑)。

と述べるなど、和やかな撮影現場だったことがうかがえる。
が、やはりホラー作品の現場であるからか、少しゾクッ・・・とするような体験をそれぞれにしたようで、

(曽根)撮影が開始する前のロケハンの際、車で移動中に電話の音が鳴ったが、確認をすると誰の携帯にも電話は来ていなかった。でも確かに電話の音をスタッフ全員が聞いていた。

(円井)過去別の撮影現場で、神棚が落ちたり、風が吹いていないのにトイレの暖簾がゆらゆら揺れる、というのを経験したことがある。今回は山口監督が、特に何も起こっていない場面なのに凄くニコニコしていて。他の共演者と、山口監督はサイコパスだと話していた。

(山口)単純に撮影が楽しくて(笑)。演者さんが想像以上のお芝居をしてくれるのが嬉しくてニコニコしていたが、傍から見たら確かに怖かったかもしれない。6話の撮影でヘッドフォンをしていたら、赤ちゃんの声が自分と録音部さんだけに聞こえた。本当は怖かったが、周りに伝えると撮影が止まってしまうので、ごまかすためにニヤニヤしていたのもある。

などそれぞれの現場での恐怖体験(?)を語った。

あなたにも実は霊感が・・・

更にスペシャルゲストとして、島田秀平さん、大島てるさんも加わり、一層ホラートークに花が咲く。


(左)大島てるさん(右)島田秀平さん

(島田)今まで1000本以上の怪談作品を見てきたが、「憑きそい」にはそれらのホラー作品の要素が随所にちりばめられている。ホラー好きな方にこそおすすめの作品。怪談やホラーは、科学的にも実際に体感温度が下がるということで、この猛暑に最高にエコなエアコンだと思う。

(大島)トイレのシーンなど、恐怖を感じられるシーンが多くあって良かった。悲鳴を上げながら観ました。

などそれぞれに作品への感想を述べつつ、十八番である怪談や事故物件トークを披露。


怪談を披露中、会場が薄暗くなりおどろおどろしい音楽も

某駅の4番線での出来事や、隣に墓地のある物件の話など、妙に現実味のある身近な話に思わず聞き入りつつ、後退りたい気持ちも。

島田さんによると、左手に「仏眼」、「神秘十字」と呼ばれる印がある人は実は霊感があるのだそう。


手相を確認する出演者や監督

ちなみに、実はホラーが大の苦手で今まで観たことがなく、参考にと監督から言われた作品も、画面を一部隠しながら観たという山田さんの手には、ばっちりとこの印があるそう。
そしてあの稲川淳二さんは、左手になんと仏眼が2つあるそうだ・・・
あなたの手はどうだろうか?

今まで見たことのない、やったことのない、未知に挑みたいという好奇心

(山田)ホラーは非常に苦手だが「やったことのないことをやってみたい」という好奇心が勝って出演を決めた。喜怒哀楽は今までいろいろと演じてきたが、恐怖は初めて。出演したことに後悔はない。一人で観ると怖いかもしれないが、みんなで観ると楽しいのがホラーだと思う。是非一緒に観た方といろいろ話しながら楽しんでほしい。

(円井)個人的に、ホラー作品は人生観が変わると感じる。ぜひ「憑きそい」を観て人生についてもいろいろと考えてみてもらえたら。

(櫛田)観ると体感温度が下がると思う。ぜひ温かくして楽しんでいただきたい。

(曽根)実生活を覗き見ているような、日常生活に潜む恐怖や生活感を描いた。9話それぞれの怖さがある。ぜひ刺激を感じて楽しんでいただきたい。

とそれぞれ作品への思いを語った。

そして最後に余談として、
どうやら7話のどこかに曽根監督が出演しているかも・・・
というのが実は一番のホラーかもしれない。

ぜひこの夏、ゾクッと体感温度を下げる恐怖体験で、この猛暑を乗り切ってみてはいかがだろうか?

クリエイティブ好奇心「ドラマ『憑きそい』撮影の舞台裏に迫る・前編 “誰も見たことのない作品づくり”へ新たな挑戦!」の記事はこちら

『憑きそい』(全9話)

■配信:
2023年7月28日(金)第1〜3話配信開始(第1話無料)
2023年8月4日(金)第4〜6話配信開始
2023年8月11日(金)第7~9話配信開始
※配信日時は予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。

■地上波放送:2023年8月16日(水)フジテレビ放送スタート (関東ローカル)
8月16日(水)25時25分~25時55分 第1話・第2話
8月23日(水)25時25分~25時55分 第3話・第4話
8月30日(水)25時25分~25時55分 第5話・第6話
9月 6日(水)25時35分~26時05分 第7話・第8話
9月13日(水)25時45分~26時15分 第9話

■出演: 山田真歩
 山崎樹範 円井わん 大水洋介(ラバーガール) 深尾あむ ほか
■原 作:「憑きそい」山森めぐみ著(扶桑社刊)
■スタッフ:
<脚本>藤本匡太(solo)/川原杏奈
<監督>
曽根隼人(BABEL LABEL)/山口龍大朗(エクション)/坂部敬史(DREAMFLY)/
小山巧(THREE CHORDS)
<プロデュース>下川猛(フジテレビ)
<プロデューサー>
渡邉直哉(パロマプロモーション)/柳井宏輝(パロマプロモーション)/井上博貴/
山口龍大朗(エクション)
制作プロダクション:パロマプロモーション
制作著作:フジテレビジョン

ストーリー

霊感が強い主人公のめぐみ(山田真歩)は趣味の占いをきっかけに様々な人々と出会い、恐怖体験に巻き込まれていく。ある日めぐみは駅のホームで笑う男と共に線路に飛び込む人を見てしまった。その瞬間の男の笑顔が頭から離れないー 丘の上に立つその家はいわくつきの物件だったー 子供の頃から怖かった実家、その階段から何か気配がー 蛇に取り憑かれた女子高生。消えた恋人はどこへ?彼氏の母親が怖すぎる。 思わず悲鳴を上げてしまう最恐のホラー体験を。

FOD 概要
「FOD」とはフジテレビが運営する公式の動画・電子書籍配信サービスです。「FODプレミアム」では、ドラマ・アニメ・バラエティ・映画など最新作から過去の名作まで80,000本以上の対象作品が月額976円(税込)で見放題。また、200誌以上の雑誌も特典で読み放題となります。さらに漫画など電子書籍も700,000冊以上の豊富なラインナップからお楽しみいただけます。会員登録不要の「FOD 見逃し無料」では、人気テレビ番組を放送後期間限定で配信。無料で気軽にご利用いただけます。テレビ局ならではのエンターテイメント体験を提供しています。

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