夏にうれしい麺メニュー「釜玉だしそうめん」

山形市
フリーライター
youichi tsunoda
角田陽一

夏は暑い。

今年は昨年より多少は涼しいとはいえ、やはり暑い。
すでに9月の声を聞いても「食欲の秋」とはならない今日この頃であります。

 

だからこそ紹介したい、山形県の郷土料理「だし」。

昭和8年7月25日に40.8度を観測した、山形県山形市。平成19年8月16日に埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市に抜かされるまで、74年にわたり「観測史上、最高気温」を観測した町のある山形県。

そんな山形の夏を、季節の野菜で乗り切る料理を紹介。

 

材料

 キュウリ1本
オクラ2本
ナス1本
ミョウガ1個
ショウガ少々

醤油、濃縮麺つゆ適量
酢 小さじ1

 作り方
ナスは薄切りにして水に漬け、アクを抜く。
オクラは茹でる。

アクを抜いたナス、茹でたオクラ含め野菜類をすべて5ミリ角ほどのみじん切りにする。ショウガはすりおろす。

刻んだ野菜におろしショウガをすべてボウルに入れ、醤油と麺つゆを回しかける。直径15㎝ほどの容器ならば、それぞれ1周回しかける程度の量で。酢も加える。そのうえで全体を軽く混ぜる。

 容器に蓋をするかラップをかけて、冷蔵庫に入れて寝かせる。30分ほどすれば野菜から水が出てくるので、再度混ぜ冷蔵庫内で一晩寝かせる。

 これでとりあえず完成。

 

夏野菜がサクサク消費できる。
炊き立ての飯にかけても、冷やし麺にかけてもいい。

オクラ自身の滑らかな粘りが全体をまとめ、飯粒も麺もスルスルと喉に送り込んでくれる。

 そして私がお勧めしたい「だしアレンジ料理」

釜玉だしうどん

 

まずうどんを茹でる。そうめんでも良い。

時間通りに茹でる。

 茹で上がったらザルに上げる。

ここでは流水で冷やさない。熱いままで丼に盛り、生卵を落とす。一気にグルッと掻き回せば全体に熱が回り、半熟状態。

ここで濃縮麺つゆをサッと回しかけ、例の「だし」をお好みの量で載せる。

 これで出来上がり。

だし、と麺のみでは得られない良質なタンパク質の旨味に粘り。
キュウリのシャキシャキ感
ミョウガに生姜の爽やかな香気
炭水化物にタンパク質にビタミン類。

どんぶり1杯に、とりあえずの栄養バランスが完成する。

 

残暑厳しき折
制作にいそしむクリエイターに向けて
豊富な夏野菜を
サクサクスルスル消費できる麺料理です。

プロフィール
フリーライター
角田陽一
1974年、北海道生まれ。2004年よりフリーライター。食文化やアウトドア、そして故郷である北海道の歴史文化をモチーフに執筆中。 著書に『図解アイヌ』(新紀元社)、執筆協力に『1時間でわかるアイヌの文化と歴史』(宝島社)など。現在、雑誌『時空旅人』『男の隠れ家』に記事を執筆中。

TAGS of TOPICS

日本中のクリエイターを応援するメディアクリエイターズステーションをフォロー!

TOP