広島県産の茶葉も!オリジナルティーを創れる和紅茶専門店
先月30日、広島市中区本通に和紅茶の専門店がオープンした。その名も「和紅茶専門店Camellia88(カメリアハチジュウハチ)」。広島市内には紅茶専門店は何軒かあるが「和紅茶」に特化した店は珍しい。実は、この店の代表 和田壮史さんが和紅茶の事業を始めたのは、2022年。オンラインショップでの販売と一部の飲食店に卸していた。2024年からは、飲食店の定休日に店を借りて週1日だけ営業する「間借りカフェ」もスタートするが、来店客が限られていたり、行きたくても行けないという声もあったことから、店を構えることを決めたそうだ。
「和紅茶」とは、栽培から発酵まで、すべての工程を日本国内で行っている紅茶のこと。同店が仕入れているのは、主に広島県(世羅町)・島根県・鳥取県産の茶葉。生産農家は、日本茶の栽培をメインにしているところが多く、和紅茶は小規模の畑で作られている。そのため、圧倒的に希少価値が高いといえる。和紅茶の魅力は、同じ農家が同じ品種で茶葉を作っても、ボージョレ・ヌーボーや日本酒の初しぼりのように毎年微妙に味が違うところだそう。「お茶農家は日本酒の杜氏に近いです。農家さんそれぞれの個性が出ていて、面白いですね」と和田さん。
おすすめは、自分好みの和紅茶を仕立ててもらえる「オリジナルオーダーブレンド(3,800円~、店内利用は+880円)」。お店のスタッフと相談しながら、好みの茶葉とハーブを選ぶスタイル。世界で一つだけの紅茶を創ることができるのが同店の自慢だ。また、和紅茶以外にも、ランチメニューの「和紅茶のだし茶漬け」と「薬膳カレー」も人気。薬膳カレーは「キッチンカー喫茶ファム」とコラボしたという、特別な一品。和田さんは「ファムさんの牛すじカレーが大好きで、うちの店で出したいと思ったんです。そのままだと和紅茶に合わせるのが難しかったので、ここでしか食べられない和紅茶のためだけのカレールーを作っていただきました」。ほかにも、和紅茶を練り込んだチーズケーキや和紅茶に合う季節のスイーツなど、あくまでも「和紅茶が主役」のフードメニューが揃う。

茶器や内装も「和」を取り入れた落ち着いた雰囲気の店で、ついつい長居してしまいそうな居心地の良さ。広島の新たな注目スポットになりそうだ。







