2025.09.25
“一瞬の芸術”に、心がゆさぶられた夜
広島
コピーライター、エディター
Kyoko Kittaka
橘髙京子氏
先週末、今年3月に開業した新しい広島駅ビル「minamoa(ミナモア)」で行われたナイトイベント「minamoa NIGHT!」に行ってきた。

イベント会場となったのは、7階のウッドデッキ広場と9階のソラモア広場。7階では演劇やDJのパフォーマンス、9階ではナイトバブルショーが行われた。カクテルブースもあるということで「ちょっと大人の雰囲気かな?」と思っていたのだが…来場客は小さなお子さまづれのファミリーが大半で、ヒーローショー⁉ と思うような和やかな雰囲気だった。

ひまわりが元気に咲いていたソラモア広場
DJを務めておられたのは、クラブイベントでのDJはもちろん、MCやナレーターとしても活躍されているSALLYさん。そして、カクテルブースでは、広島のバーテンダー界のアイドル(?)カズキさんが、オリジナルのモクテル(ノンアルのカクテル)をふるまっていた。

ナイトバブルショーは「team bub.(チームバブ)」というパフォーマーユニットが出演。彼らのショーは、2年前にも「ひろしまゲートパーク」で観たのだが、今回はナイトバブルの新しい演出技法「GOLD BUBBLE(ゴールドバブル)」が登場するということで、とても楽しみにしていた。シャボン玉が光と音楽に包まれて舞い上がる様子は、幻想的な美しさだった。
シャボン玉は、その日の天候や風向きなどに大きく影響されるので、その瞬間しか見ることのできない作品が繰り出される。まさに“一瞬の芸術”だ。カクテルや料理も味わったら無くなってしまうものだが、プロフェッショナルは人の心に深く刻まれるものを創り出している。わたしも、たくさんの人を感動させる仕事をしたい! たくさんの人を幸せにしたい!… 刺激の多い夜であった。

プロフィール

コピーライター、エディター
橘髙京子氏
大学卒業後、広告代理店のコピーライターや出版社の編集者・ライターとして勤務。現在は映像業界のプロデューサー、フリーライターとして活動中。






