肩で息をしつつ、学ぶ。

東京
ライター
来た、見た、行った!
かつら ひさこ

学校に通い始めて2か月目に入った。

課題はたまにあるけれど、まあなんとかなっている

テストもほとんどテキストを持ち込み可だから、必死で暗記する必要はない。

なのに「ハードだなあ」と思うのは、勉強の中身よりも環境の方というか。

 

前回も書いたけれど、酷暑の中の通学は本当にしんどい。

2か月目に入った今、気温に比例してしんどさはますます増している

朝の時点で気温が高く、駅に着くころには汗だく。

教室に着く頃には、一日の体力の三分の一くらいを消耗してしまっているような気がする。

周りの生徒もぽつぽつ体調を崩している人が出ているらしく、弱音を吐きたくなっているのはわたしだけではなさそうだ。

 

あと(休憩時間はもちろんあるものの)、7時間以上もじっと座って授業を受けることがこんなに自分の体力を削るとは思わなかった。

それが原因なのかどうかはわからないが、午後イチの授業、体が勝手に寝てしまうことが多い。

意思の問題ではなく、「これ以上は無理」と体が判断して脳が強制的にシャットダウンされるらしい。

寝たあと、少しすっきりして頭が軽くなるのだから、体ってすごいなと妙な所で感心したり。

 

ここ2か月で、体力が何より大事なのを痛感した。

何とかなるだろうと軽い気持ちで通学を始めてみたものの、肩で息をする感じの通学が続いている。

 

それでも、授業内容は面白い

興味があるジャンルを深く広く教わりながら、知識が少しずつつながっていくというのは、得難い体験だ。

ただもう少し、休み休み、体に負担のない感じで授業を受けたいというのが本音でもある。

 

家に帰るとカレンダーとにらめっこをしながら、「あと〇週間…!」とカウントダウンをしている。

来月の今頃には、無事に終わって目標を達成しているはずだが、果たして。

プロフィール
ライター
かつら ひさこ
1975年札幌市生まれ。自分が思い描いていた予定より随分早めの結婚、出産、育児を経て、ライティングを中心とした仕事を始める。毒にも薬にもならない読みやすい文章を書くことがモットー。趣味はクイズ、お茶を飲みながらぼんやりすること。

日本中のクリエイターを応援するメディアクリエイターズステーションをフォロー!

TOP