気が付けば8月後半。まだまだ残暑が厳しく、外出が億劫になりがちな日々。あまりの暑さにうんざりしながらも「夏にしか体験できないことを存分に楽しむぞ！」と毎年思うのだが、うん十年も実現させていない。誰かを誘うにしても、疎遠になっている友人や知人が多く、急に連絡するのは迷惑では⁉と考えてしまい、ますます疎遠に…。今年の夏はどうしようかな？と悶々としていた7月の終盤、なんと、足を骨折してしまうというアクシデントが！…しかし、このまま2025年の夏を寂しく終わらせるのは悔しい！ と思い “日本の夏”を感じる風景を楽しむために、ふらっと出かけてきた。

その風景とは、全国各地の多くの寺社仏閣で行われている伝統行事「風鈴祭り」。広島県内でも見られる所がいくつかあるが、今回は自宅から一番近い鶴羽根神社へ行くことにした。

境内に入ると、本殿の前に飾られた色とりどりの風鈴が、涼やかな音色を響かせていた。この風鈴は期間限定・数量限定でお分けされているそう。短冊の部分に願い事を書いて奉納すると、メイン写真のように飾ってくださるらしい（持ち帰りも可能）。風鈴のことを色々調べてみると、その音には浄化や魔除けの力があるという。「家の軒下に吊るして涼を呼ぶアイテム」というイメージだったが、とても神聖なものなんだなぁ…。

ちなみに、こちらの神社は美しい女神・弁財天さまが鎮座されていることでも有名だ。以前、日本酒のイベントで訪問したことがあるが、穏やかな笑顔にいつも癒やされている。弁財天さまにお参りすると、金運上昇＆芸術や芸能の才能向上にご利益があるそうなので、アーティストやクリエイターの強い味方だ！ さらに、弁財天さまの使者は巳（蛇）さん。今年は巳年なので、ご挨拶できて良かった。この数カ月、あまりにも苦しいことが立て続けに起きたので、残りの2025年、いや、残りの人生は最高にハッピー＆リッチになりたい‼