ちょっとマニアックな博物館めぐり17:魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館)

東京
フリーランス記者・作家
スーパーいわちゃんねる!クリ目版
岩崎

2025年のスーパーいわちゃんねる!クリ目版(要するに岩崎担当のクリエイターズステーション投稿)も、「ちょっとマニアックな博物館めぐり」をテーマにお届けします。

7月は「魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館)」です。

魔法の文学館は、角野栄子さんの作品と功績を紹介する児童文学館。
なぎさ公園の丘の上に所在しております。

……このように紹介させていただきましたが、ちょっとワクワクしませんか?
そんな素敵な場所なんです。

中に入ると、角野さんの代表作である「魔女の宅急便」の舞台「コリコの町」をイメージしたいちご色の世界が広がります。


写真提供:魔法の文学館

これだけでもテンション上がりますが、ぜひチェックして欲しいのが本棚。
背が低めのおうち型なので、大人の背丈で見るとかわいい本棚ですが、子どもたちの背丈・目線で見るときっと自分がコリコの街の中にいるように思えるはず。
一人で行くのもいいですが、誰かと行った方が絶対楽しめる!特に夏休みの甥っ子・姪っ子・親戚を連れて行くにはピッタリの施設だと思います。

文学館なので角野さんの作品はもちろん、角野さんが自ら選んだ世界中の児童書や絵本がたくさん本棚に並んでいます。本棚の中からお気に入りの作品を探すのが、まるで街の中を探検してるみたいで好奇心がくすぐられますよ。

また、こちらの施設は本だけではなく角野さんの世界観を視覚的に楽しめる仕掛けがたくさんあります。
自分がお邪魔した時にビックリしたのが「黒猫シアター」。
こちらは1階の細長い廊下の先にある隠れ家のような 4面映像シアターですが、そこで見た「リンゴちゃん」という作品で、映し出されたリンゴちゃんに思いっきり振り回されました(笑)
上映作品は他にもいくつかあるそうなので、全作品制覇したくなりました。

明るくて賑やかな文学館ですので、ぜひ行ってみてください!

●開館時間
 9:30~17:30(最終入館16:30)
 ※入館日時はインターネット予約で受け付け(先着順)。

●休館日
 火曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
 火曜日が祝休日の場合は開館し、翌日が休館

●所在地
 東京都江戸川区南葛西7-3-1 なぎさ公園内

● アクセス
 東京メトロ東西線葛西駅から都営バス「魔法の文学館入口」下車または「なぎさニュータウン」下車、徒歩5分

●入館料
 一般700円、子ども(4歳〜中学生)300円
 ・江戸川区在住者、在勤者、在学者が割引あり。
 ・3歳以下は無料。
 ・障がい者は半額、介助者は1人まで無料。入館の際に障がい者手帳等を提示。
 ・20名以上の団体は2割引(要申し込み)。

 

(2025年7月23日時点、最新情報は公式サイトhttps://kikismuseum.jpから)

※掲載の団体名、店名ほか各種名称は、各社の商標または登録商標です。

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