庭いじりで知る地球温暖化

choco旅 vol.14
ライター
DECO KATO
加藤 デコ

実家に戻って半年。

この家はいたずらに庭が広く、問題は「雑草」である。

在宅ワークの合間にちょっと草抜きしてみたところ、

コレが!なかなか楽しいのだ。

外に出るのはなんせ気持ちが良い。

作業はとにかく黙々と草を抜くだけ。

草抜きしたところはキレイになる。

抜いた草の山ができ、達成感がある。

仕事にはこんな達成感を久しく感じてないな。

 

で、「どうせやるなら、何かを植えてみたらどうか?」と思い、

花屋さんで投げ売りされていた58円の苗を植えてみたところ、

なんとも愛しい。

みんなに名前をつけようかと思うぐらい愛おしい。

毎日、水をやったり、大きくなったかな?と眺めてみたり、

唐突に「趣味=庭いじり」になってしまった。

最近のお出かけ先は、もっぱらホームセンターの園芸コーナーだ。

図書館では、NHKテキスト『趣味の園芸』を立ち読み。

 

↓コリウスさんというカラフルな葉っぱの植物。

毎日話しかけている。

 

で、ここで問題になるのが「暑さ」である。

『趣味の園芸』7月号の特集はとっても直接的なタイトル。

  さあ、暑い夏が来る。

     特集 枯らさない技術

「あ、暑すぎて枯れるのね」と…。

実際、ちっとも育たない。

ひまわりの種をまいたところ、上のようにひょろんとした子が出てきて、

次々と倒れていき、

残ったのは2つだけ、しかも大きくならない。

(あ、毎日、適宜水をやってますよ、コレ)

メイン写真のミニトマトさんたちも、伸びない。

1ヶ月でミニトマトを収穫できるはずだったのに…。

 

園芸家、ガーデナーさんの話では、

「この猛暑が続けば、

今までのガーデニングの常識は通用しなくなる」らしい。

そりゃお米も野菜も価格高騰するよね、と。

(農政がそもそもあかんとは思うが)

気候が変わるってこういうことなんだと肌で実感する。

地球温暖化あっちいけ。

 

ちなみに、雑草がいっぱいの庭、養生していない家屋は

泥棒にも狙われやすく、防犯上もよくないとのこと。

 

1時間庭で遊ぶと汗が目にしみるのだけれども、

せっかくやりだした新たな「趣味」なので、

植物と一緒に大事に育てていこうと思っている。

プロフィール
ライター
加藤 デコ
暑くて旅に出る気分になれないライター

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