庭いじりで知る地球温暖化
実家に戻って半年。
この家はいたずらに庭が広く、問題は「雑草」である。
在宅ワークの合間にちょっと草抜きしてみたところ、
コレが!なかなか楽しいのだ。
外に出るのはなんせ気持ちが良い。
作業はとにかく黙々と草を抜くだけ。
草抜きしたところはキレイになる。
抜いた草の山ができ、達成感がある。
仕事にはこんな達成感を久しく感じてないな。
で、「どうせやるなら、何かを植えてみたらどうか?」と思い、
花屋さんで投げ売りされていた58円の苗を植えてみたところ、
なんとも愛しい。
みんなに名前をつけようかと思うぐらい愛おしい。
毎日、水をやったり、大きくなったかな?と眺めてみたり、
唐突に「趣味=庭いじり」になってしまった。
最近のお出かけ先は、もっぱらホームセンターの園芸コーナーだ。
図書館では、NHKテキスト『趣味の園芸』を立ち読み。
↓コリウスさんというカラフルな葉っぱの植物。
毎日話しかけている。

で、ここで問題になるのが「暑さ」である。
『趣味の園芸』7月号の特集はとっても直接的なタイトル。
さあ、暑い夏が来る。
特集 枯らさない技術
「あ、暑すぎて枯れるのね」と…。
実際、ちっとも育たない。

ひまわりの種をまいたところ、上のようにひょろんとした子が出てきて、
次々と倒れていき、

残ったのは2つだけ、しかも大きくならない。
(あ、毎日、適宜水をやってますよ、コレ)
メイン写真のミニトマトさんたちも、伸びない。
1ヶ月でミニトマトを収穫できるはずだったのに…。
園芸家、ガーデナーさんの話では、
「この猛暑が続けば、
今までのガーデニングの常識は通用しなくなる」らしい。
そりゃお米も野菜も価格高騰するよね、と。
(農政がそもそもあかんとは思うが)
気候が変わるってこういうことなんだと肌で実感する。
地球温暖化あっちいけ。
ちなみに、雑草がいっぱいの庭、養生していない家屋は
泥棒にも狙われやすく、防犯上もよくないとのこと。
1時間庭で遊ぶと汗が目にしみるのだけれども、
せっかくやりだした新たな「趣味」なので、
植物と一緒に大事に育てていこうと思っている。







