初投稿（2023年11月）に続き、地元PR第二弾。いま、我らが大阪府茨木市で最もホットなのは山間部である。GW直前の4月23日、市の水源を担う安威川ダムのほとりに、テーマパーク「いばきた」が一部先行開園したので、愛車で早速かけつけてみた。

第1期オープンの今回は、無料施設の開放が中心。広大な駐車スペースからドッグランを右手に眺めつつ坂道をのぼると、芝生で整備された野外ステージとダムを見渡せる落ち着きある「さくら広場」が来訪者を出迎える。

5月に入り新緑のさくら広場

園道わきのドッグラン（訪問日はお客さんは少なめ）

入口に構えるビジターセンターの脇のイベント広場は現在更地であるが、ゆくゆくは、地域の物産販売と各種イベントの舞台として活用予定とのこと。また、「いばきた」のさらに山奥を貫通する新名神高速道路のインターチェンジからも車で約5分と近いことから、公園の周辺には多くの物流施設が建ち並び、隣接するようにショッピングモールや卸売販売倉庫（COSTCOのビジネスモデルに近い）もお披露目間近である。

広場から北部（高速道路IC・モール建設予定地方面）を望む

ダムに突き出た島状の陸地は地名をつけて「生保半島」とも呼ばれる

なお、今年冬には第2期がオープン。こちらは、市管理の公園敷地に民間資本を投入したアトラクションが目玉であり、公園内広場から石積みのダムに向かって、日本一の長さ：420メートルをほこる人道吊り橋が完成。吊り橋からぶら下がるブランコや、ワイヤーを固定する主塔の頂上まで歩いてのぼるエア・ウォーク、そして、安威川の水面に向かってダイブするバンジージャンプも同時に開業する（非常に興味はあるが多分やらない）。

とまあ、今回は完全にヨイショ宣伝。正直なところ、職場との往復や休暇の電車・自動車旅行、日常生活圏の関係上、どうしても活動範囲が市中心部に収まりがちな私にとって、すぐに足を運べる“非日常”はありがたい存在だ。仕事で気が滅入ったら、モールで衝動買いの後、ダムパークのほとりでぼーっと湖面を見つめる日が待ち遠しい。

なお、「いばきた」全園オープンの翌年は、なにかと話題の大阪万博。まち全体が賑わうバブリーな一年を存分に楽しみたい。

■ダムパークいばきた

・所在地：大阪府茨木市大字生保53-1ほか地内

・公式サイト：https://dampark-ibakita.com/

・茨木市HP：https://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/toshiseibi/hokubuseibi/menu/aigawadam_park/index.html