自宅キッチンで料理「(ノンチーズ)カルボナーラ・サラダ」

Vol.5 大阪府茨木市
編集・ライター
Shall We Carbonari?
うみねこ1120

下手の横好きで、料理は学生時代から続けている。途中、仕事の都合で独身寮時代や海外滞在時は外食三昧だったが、それでも食べ物には人並み以上にこだわってきた自負がある。また、習いごと、勉強、スポーツなどと同様、料理も「継続は力なり」を王道としつつ、不本意な制約や状況のもとで、予期せぬ成果が突然生まれることがある。

陶芸家の友人の自宅で新年会を開いたときのこと。和風中心の献立に付け足そうとカルボナーラの自炊を試みるも、定番の粉チーズを切らしていることに気づく。追加で買出しに行く時間もなく、過去挑戦した経験も乏しいなか、同じ乳製品である豆乳を用いて即席で仕上げたおまけの一品が、参加者全員から最も好評をいただいた。

もちろん、友人の作品であるハンドメイドのお皿で食べられる贅沢も、美味しさを大いに引き立ててくれた。とはいえ、ありがたい自己表現の機会なので、ウェブ公開にも耐えるものと判断し、僭越ながらレシピを紹介する。

 

 【用意するもの(3人前)】

パスタ 200g
卵 2コ
無調整豆乳 大さじ2
パンチェッタ 適量(レシピ写真ではほぐした鮭を代用)
しめじ 適量
ニンニク 1かけ
塩・コショウ、オリーブオイル 適量

【レシピ】

① ボウル内で卵を溶いて無調整豆乳とまぜる。パンチェッタとしめじは一口サイズにカット。ニンニクは皮をむいてみじん切り。

② たっぷりの沸騰したお湯にパスタを投入し、塩を入れてゆでる。並行して、フライパンにオリーブオイルをしき、にんにくを焦げ目がつくまで炒めたら、続けてパンチェッタとしめじを入れて強火で炒める。

③ パスタに少し芯が残る程度で火を止めてすばやく湯切りする。(直前にお湯を数杯すくってフライパンに入れて乳化)。

④ 湯切りしたパスタをフライパンに入れて、中火で具とかきまぜる。全体に火が通ったら、オリーブオイルをひと回しした後で火を消し、豆乳と混ぜた溶き卵のボウルに入れてよく絡める。

⑤ 皿に盛り分けたら、上からコショウを引いて完成。


陶芸作品のお皿でいただきます

なお、新年会当日は、一口サイズにカットしたサラダ菜と水菜を、醤油ベースのドレッシングで和えた簡単なサラダをそえて、味と色合いにアクセントをつけた。調理時間も約30分となかなかリーズナブル。正直、外のパスタ専門店では調味料とチーズの風味が「強いな」と感じているあなた。胃袋にもお財布にも優しい自作カルボナーラを、冷えたジンジャ・エールと一緒にめしあがれ。

プロフィール
編集・ライター
うみねこ1120
横浜市出身。クリエイティブの原点は、学生時代に所属したメディアサークルでの新聞・雑誌・Web活動。 資源・エネルギー企業、法律系出版社、私立大学で法務(契約、商事、知財、訴訟etc)全般にたずさわり、現在は総合電機メーカーの情報法担当。かたわら、法律・特許事務所や業界団体の取材、記事執筆および企業案件のリーガル・コンテンツ作成など。

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