旅とコロナ。

東京
ライター
来た、見た、行った!
かつら ひさこ

少し前、夫婦ふたりで旅に出てきた。

母の墓参りをし、会いたかった人達に会い、美味しいものを食べて、楽しく遊んで、大変満足して帰ってきたのだが、何日間かぼんやりすごしていたらなんとコロナに罹患した。

世間が「コロナ禍」と言われるようになってから初である。

 

月曜日夜に発熱、火曜日朝になると熱がどんどん上がり、体の痛みとだるさが出てきたので「素人判断だけどインフルエンザに似てる」と思いつつ病院で検査をしてもらったら、やはりそこは素人判断で「コロナです」と言われた。

 

症状はこんなにインフルに似てるのに?と思ったのだが、素人がどう思おうが医学的な見地に基づいた検査結果はしっかりとコロナの陽性を示していた。

 

「味覚異常とかない?」と言われたのだが、その時点で全くなく、もっというと最後まで味覚嗅覚異常は出ず、喉の痛みもなく、発熱と体の痛みとだるさ、あとは思い出したように襲ってくる咳のみだった。

 

きちんと処方された薬を飲んでひたすら休んだせいか、およそ2日後には熱も下がり体の痛みも消えて回復に向かった。

おそらくは軽症と呼ばれる範囲だったと思うのだが、私の場合は熱が下がっても疲れやすい日々が続いた。

少し動いては眠り、眠って動いては眠り、こんなに電池が持たない体だったか?と驚いてしまう。

 

感染症的にインフルエンザと同じ扱いになったとはいえ、病気はどれでもそうだが積極的にかかりたくはなく、健康の有難みをしみじみ感じた。

発症から何週間か経ち、ようやく体調が元に戻りつつある気がするのだが、世間ではコロナの流行の兆しが見えるとのこと。

何年か前から、どうもこれは無くすことはおそらくできず、気を付けながら共存していくしかないかもしれないと思ったが、それは当たったようだ。

どうにかこうにか気を付けながら、そろりそろりと前の生活に戻していくのだ。

 

それにしてもまあ、しんどかった。

プロフィール
ライター
かつら ひさこ
1975年札幌市生まれ。自分が思い描いていた予定より随分早めの結婚、出産、育児を経て、7年前からライティングを中心とした仕事を始める。毒にも薬にもならない読みやすい文章を書くことがモットー。趣味はクイズと人間観察。

日本中のクリエイターを応援するメディアクリエイターズステーションをフォロー!

TOP