自分が得意なことで、たくさんの人を幸せにしたい!

広島
コピーライター、エディター
Kyoko Kittaka
橘髙京子

私の子どものころの夢はアーティストになって活躍することだった。というのも、物心ついた頃から、歌うことや図画工作が好きだったから。小学校に入ってからは国語や作文が好きになった。また、4歳から習っていた書道がどんどん上達することが面白くて仕方なかった。スポーツ全般が人並みにできず、友達とも馴染めず、陰キャだった私にとって、自分を表現する唯一の手段、それが創作することだった。

そんな私だったので、当時から、なんとなくマスコミ関係(芸能界も含む)の仕事をしたいと思っていた。しかし! 厳格な家庭だったので、そんな夢は話せない。もちろん、友達にも言えない。中学生の時、クラスメートが「声優になりたい」と言っていたのを思い出したが、私は彼女が羨ましかった。「陰キャの私が、華やかな世界で活躍したいなんて言うとバカにされる!」という恐怖があったから。でも、何らかのアピールをしなければ、前に進めないのは分かっている。

実はクリエイターズ・アイでの執筆のお話をいただいたとき、自分をライターとして売り込む絶好のチャンス!と嬉しかったのと同時に、名前とプロフィール写真をどうするか、とても悩んだ。親友に「意地悪なヤツらに叩かれるのが怖い! 私は豆腐メンタルだから、本名&顔出しはイヤ!!」なんて愚痴を言っていたら「そんなこと言うとったら有名になれんよ。ライターとして売れたいんじゃろ?」と言われてしまった。確かに…。今は、ごく普通の会社員や主婦もインスタなどで本名と顔を晒している時代。なかには芸能人と変わらないような活動をしている人たちもたくさんいる。私の学生時代には考えられなかった! スゴイ世の中になったもんだ…

私はこの記事に限らず、仕事として執筆する時は「誰も傷つけない」「誰も不快にさせない」ということを心掛けているが、果たして、大丈夫だろうか? と、豆腐メンタルの私はビクビクしている(笑)。とりあえず、私の書く文章が誰かを幸せな気分にできていたら、最高に嬉しいなぁ!

プロフィール
コピーライター、エディター
橘髙京子
大学卒業後、広告代理店のコピーライターや出版社の編集者・ライターとして勤務。現在は映像業界のプロデューサー、フリーライターとして活動中。

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