WEB・モバイル2026.06.10

SEOの本質を突き詰め、成果を追求するWeb制作。誠実な集客支援で名古屋から全国へ

名古屋
Catwork株式会社 代表取締役
Noriaki Adachi
足立 憲昭

Webサイト制作と内部SEO(検索エンジン最適化)を軸に、中小企業や個人事業主の集客を支援する名古屋のCatwork(キャットワーク)株式会社。代表の足立 憲昭(あだち のりあき)さんは、異業種から独学でWebの世界へ飛び込み、職業訓練校からキャリアをスタートし、Web制作会社を2社経験して独立。少数精鋭のチームで、これまでに全国300社以上のホームページ制作・運用を手がけてきました。学生時代から起業までの道のり、会社の強み、経営哲学、そしてこれからのビジョンを伺いました。

異業種から転職、起業へ。意外な転機がWebの道を開いた

起業にいたるまでのキャリアを教えてください。

大学卒業後は、別業種の大手企業に就職し、5年ほど働きました。大手企業での仕事の仕方に面白みを見いだせず、勇気をだして退社しました。
次に何をやりたいか考えたとき、漠然とマーケティングに興味が湧きました。在庫を持たずにネットショップを運営できる「ドロップシッピング」という手法を知り、試しにECサイトを作ってみたのですが、そこで初めて「SEO」という言葉を知ったんです。
それから土日は近所の大型ショッピングモールにある書店で時間を忘れて、本を読み漁りました。学ぶうちに、ホームページが作れないとSEOもできないことに気づき、職業訓練校のWeb制作講座で5カ月間、基礎を学びました。

訓練校在籍中に「ホームページを作りたい人を知りませんか?」と知人に声をかけたところ、三重県の車屋さんを紹介してくれました。Web業界での初仕事は10万円の受注でした。すると、そのホームページが「タイヤ交換」のキーワードで結果的に検索1位になり、店舗オープン前から予約が続々と入るという、うれしい成功体験ができました。

どのようなきっかけがあって、独立を決意されたのでしょうか?

その後も個人で細々と仕事を受けつつ、名古屋のWeb制作会社を2社経験しました。合わせて2年半ほどです。どちらも営業が強い会社で、私は制作の現場を経験させてもらいました。
30歳頃になると、個人で受けていた仕事の規模が会社の業務を上回るようになり、独立を決意しました。初月からお客さまがいる状態でスタートできたことは大きかったですね。個人事業主として1年半ほど活動した後、2018年10月1日にCatwork合同会社を設立。2020年7月1日にCatwork株式会社へと組織変更しました。

コードレベルからSEOを組み込む本物の強み。猫好きが集まる理由とは

現在の事業内容と、Catwork株式会社の強みを教えてください。 

主にWebサイト制作とSEOを手がけています。特に「サイト制作からのSEO」を強みとしています。世の中のSEOを手がける会社の中には外部リンクに偏った施策も見られますが、当社は内部SEO、つまりコードレベルから根本的に構築します。
自社で「名古屋ホームページ制作」や「沖縄ホームページ制作」などのキーワードで上位をキープできている実績を基に、お客さまに提案しています。広告やSNSも組み合わせますが、SEOは費用対効果が予測しやすく、ビジネスの相性を見極めながらコンサルティングできるのがポイントです。
お客さまは名古屋近郊を中心に、ご紹介で北海道から沖縄まで全国に広がっています。300社以上の制作実績があり、複数サイトを持つリピートのお客さまも少なくありません。先ほどの車屋さんも「イイドライブ(https://iidrive.jp/)」をはじめ複数のWebサイトを制作し、運用サポートも続けています。

会社名の由来や、チーム体制について教えてください。

当時一緒に仕事をしていたデザイナーさんが猫好きで、「猫の写真をホームページに載せたい」とリクエストがあったことがきっかけです(笑)。現在のホームページには、うちの飼い猫「猫太郎」も登場しています。
お客さまとのやりとりの中でも、猫が会話のきっかけになることも多く、「猫好きなんですね!」「私は犬派です!」と盛り上がることがあります。
現在は社内4人と、専属の外部協力スタッフ(デザイン/フロントエンドエンジニア)2人の計6人体制でビジネスを進めています。僕自身も制作現場に入り、デザインも手がけています。少数精鋭でクオリティを保ちながら、無借金・黒字経営を続けています。

仕事で心がけていることは何ですか?

「関わる人全てが幸せになる会社に」していくことです。弊社の経営理念でもあります。三方よしとは少し違いますが、自社の利益を優先するためだけに粗悪なサービスを押しつけるようなことは絶対にしたくありません。集客が難しいと思ったら、正直に「これはおすすめしません」とお伝えしています。一つのサイト制作に少なくとも3カ月はかけているので、意味のないものは作りたくないんですよね。

経営者としては、ホームページがもたらす経済効果を特に意識しています。過去のお客さまだけで何十億・何百億の経済効果を生み出していると思うと、大きな誇りと責任を感じます。

少数精鋭を貫き、AI時代に人間の価値を追求する。業界で生き残る道

今後のビジョンや目標を教えてください。

1億円を達成したときに、売上3億円達成という新たな目標を掲げました。ただ、本音を言えば、売上を伸ばすこと自体が目標ではありません。僕が制作チームの一員として働いている現状を変え、スタッフにどんどん仕事を任せられる本物のチームを作りたいと思っています。
規模感としては数十人規模まで拡大するビジョンはなく、少数精鋭でクオリティを維持していく方針です。求人は常にしていますが、育て上げるのが難しい業界なので、焦らずに進めています。

一緒に働くクリエイターさんに求めることは?

当社は未経験からの採用が多いのが特徴です。僕自身が職業訓練校出身であるということも大きいと思います。現在は学生インターンも受け入れています。
一緒に働くクリエイターさんに求めているのは、プロレベルになるために「壁を超える」覚悟を持つことです。世の中のレベルは年々上がっています。AIの活用で制作自体はしやすくなりましたが、求められるクオリティも上がっています。「この業界で生きていくなら、早く覚悟を決めろ」とよく言っています(笑)。

最後に、世の中のクリエイターへメッセージをお願いします。

僕たちがいるWeb業界は、本当に変化が激しい業界です。10年くらいの経験があっても、ほぼ毎日のように「やったことのないこと」に遭遇します。勉強し続けることが何より大事です。
AIの台頭でホームページが簡単に作れるサービスも増えましたが、僕らはあまり関係ないと思っています。AIで完結するのは浅い情報だけ。ユーザーに商品を比較・検討してもらったり、問い合わせしてもらったりする場合は、ホームページの細部までを人間の手で作り込む必要があります。
僕ら自身もAIを上手に活用しながら、人間ならではの価値をしっかり追求していきたいと思います。貪欲に学び、誠実に成果を出す。それがこの業界で生き残る道だと思います。

取材日:2026年3月24日 

Catwork株式会社

  • 代表者名:足立 憲昭
  • 設立年月:2018年10月(合同会社設立)/2020年7月(株式会社化)
  • 資本金:100万円
  • 事業内容:Webサイト企画/Web集客コンサルティング/各種広告の代理店業務
    ※Webサイト制作はグループ会社の「ホームページ制作株式会社」が担当。
  • 所在地:〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅3-4-10 2階
  • URL:https://catwork.co.jp
  • お問い合わせ先:https://catwork.co.jp/contact/

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