2025年4月25日、東京国際フォーラムにて開催された「ティム・バートン＆ダニー・エルフマン映画音楽コンサート」を鑑賞してきました！
本日はその感想をお届けします！

「チャーリーとチョコレート工場」「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」などで有名なティム・バートン監督の世界をスクリーンに映し出される映像と、オーケストラによる演奏で楽しむことができました。作曲家のダニー・エルフマンは、ティムバートン監督と35年以上にわたりコラボレーションを続けており、ナイトメアー・ビフォア・クリスマスでは登場キャラクターのジャックスケリントンの歌唱パートも担当しています。
本コンサートは、ダニー・エルフマン生の歌唱を聞けるまたとない機会となりました。

会場の様子は、ティム・バートン作品のTシャツやグッズを身に着けている人も多く、中にはコスプレをして来場している人もいました。
ティム・バートンのダークな世界らしく、黒い装いの方が多かったのも印象的です。私ももちろん黒でした。

プログラム

Act1

• チャーリーとチョコレート工場
• ピーウィーの大冒険
• スリーピー・ホロウ
• マーズ・アタック！
• ビッグ・フィッシュ
• バットマン～バットマン　リターンズ

Act2

• ウェンズデー
• ティム・バートンのコープスブライド
• ダーク・シャドウ
• フランケンウィニー
• シザーハンズ
• ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

Encore

• アリス・イン・ワンダーランド
• ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

どのパートも魅力的だったのですが、特に印象的だったのがシザーハンズ。
世界的バイオリニストのサンディ・キャメロンが登場しコラボレーションが実現しました。サンディはシザーハンズの主人公、エドワードを連想させる衣装で優雅に、時にパワフルにステージを魅了しました。

曲によってスクリーンに上映される映像の長さが違ったのですが、シザーハンズは長めだったのもファンとしては嬉しかったです。
奇妙で温かく、そして切ないシザーハンズの映像が演奏と合わさる事で、より世界観を堪能できました。

Act2の終盤、ナイトメアー・ビフォア・クリスマスのパートになると、ダニー・エルフマンの登場です。
パアッと会場が沸き立ち、皆がダニー・エルフマンに釘付けです。

ハロウィンタウンのかぼちゃ大王、ジャックスケリントンの映像に合わせてダニー・エルフマンの歌唱が聞けるなんて夢のようなひと時でした。アンコールに「もう一曲」と嬉しいサプライズも。

全演奏終了時にはスタンディングオベーションの盛り上がり。ティム・バートン監督の登場はありません（事前告知済み）でしたが、存分にティム・バートンの世界を楽しむことができました。
楽曲を聞いたうえでもう一度、各作品を復習してみたい気持ちになりましたよ。