ストーリーのある空間演出に没入できる“生命の舞台”
先週末、10月31日にオープンした「広島もとまち水族館」を訪れた。場所は広島市中区の基町にある商業施設「パセーラ」の7階。パセーラは、広島バスセンターやリーガロイヤルホテル広島が隣接する絶好のロケーション。そんな“都市型水族館”が広島に誕生するということで、オープン前から各メディアで話題になっていた。
この水族館のテーマは「生命の舞台」。館内は「Welcome プロローグ」「Forest 四季のシーン」「White 静寂のシーン」「Marine note 多様性のシーン」「Coral 色彩のシーン」「海の花鳥風月 神秘のシーン」「Zipangu 黄金のシーン」「Message エピローグ」と、8つのシーンで構成されており、それぞれ異なるメッセージを発信している。


まず、最初に足を踏み入れた「Welcome プロローグ」では、ニシキゴイが泳ぐ大きな水槽と光のインスタレーションに迎えられ、異空間に迷い込んだような感覚になった。いわゆる、没入感! 従来の水族館のイメージを覆す空間演出は「水族館」というより「アートアクアリウム」だ。

館内に展示されているのは、魚や甲殻類、両生類など水中に棲む生物がメインなのだが、カブトムシや蝶(標本)、ミーアキャットやカメレオン、インコなど、森に棲む仲間たちに出会えるシーンもある。それが「Forest」。広島の天然記念物「オオサンショウウオ」も展示されているのだが、わたしが会いに行った日の彼(彼女?)は、葉っぱの陰でグッスリとお休み中だった…お顔を拝見できなくて、残念! こちらの一角には、生物に関する書籍を読んだり、蝶や貝の標本を顕微鏡で観察することができる「森の研究所」というコーナーもあり、鑑賞するだけでなく“学ぶ”ことができるのも、注目ポイントだ。

最後のシーン「Message」では“絶滅と進化の時を記す”大きな時計が登場! 後ろが水槽になっていて“生きた化石”とも言われるアロワナが泳いでいた。あまりにもドラマティックな展示内容で、まるで映画を見終わったような気持ちになった。
どの場所を切り取っても“映える”要素が満載の「広島もとまち水族館」。取材当日は「White」に素敵なクリスマスツリーが展示されていて、ロマンティックなムードが溢れていた。12月20日(土)~25日(木)までは、クリスマス限定イベント「Silent Sea, Holy Night.2025」が開催されているので、こちらもぜひ観てみたい!








