セリフに喜怒哀楽

愛知
事務職・ライター(見習い)
創作のススメ
kaneko

創作の醍醐味は、作品に色をつけることにあるかと思います。

限られたテーマで沢山の作品が世の中に溢れているのは、その人にしか出せない色が無数にあるからこそではないでしょうか。

前回の投稿で、私は物語において「セリフを考えることが好きかもしれない」と述べましたが、セリフにだって、色は何通りにでもつけられます。

 

先日、少女漫画の金字塔『ガラスの仮面』を実家でパラパラと読み返していたところ、女優を目指すヒロインが、「椅子」を使って喜怒哀楽を表現するというシーンが目に入りました。

・新しい椅子だわ!

・背もたれが壊れてる!

・せっかく買ってくれたのに……

・そうだもっといいものと交換してもらおう!

簡略してこのようなセリフだったかと思います。

果たして短時間でこれだけの感情が動くものなのかと思わせない程に自然な流れ、それを即座にやってのける少女、やはりおそろしい子です……

 

セリフに感情という色をのせるのは、手っ取り早くキャラクターに魅力をつけられる方法でもあり、これだ!と思ったので、私も試しにやってみます。

年末らしく、「こたつ」で考えます。

 

・はぁ……あったかい……超幸せぇ……

・冷た!  ちょ、お父さんいきなり冷たい足入れてくんなや!!

・はぁ……一気に現実戻された……いい大人が実家でガサガサのおっさんの足と同じこたつを共にする虚しい年末よ……

・来年はイケメンのツルツルな足がいいなぁ……いや、お金持ちでイケメンでツルピカの長い足との玉の輿……ふふ……このまま寝たら良い初夢見られるかなぁ……

 

「楽」で終わるのって平和でいいなぁとふと思いました(笑)

「楽」で終われるような良いお年を……

プロフィール
事務職・ライター(見習い)
kaneko
WEB関係の会社で事務職勤務。一方で、文章が好きなことから専門学校では雑誌編集分野のコースを専攻したり、脚本に興味を抱いてシナリオスクールに通ったり。将来的にはフリーライターを目標に、現在少しずつライティング実績を積むべく奮闘中。

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