WEB・モバイル2026.01.14

“もっともっと”を合言葉に、中小企業の未来をつくる。 Webの力で、人と会社の成長に寄り添うクリエイティブチーム

名古屋
株式会社WWG 代表取締役
Daisuke Hayasaki
早﨑 太亮

名古屋を拠点に、Webの力で中小企業の未来を変えるパートナーを目指す株式会社WWG。これまでに800社以上(2025年現在)の企業と向き合い、現在は約20人のクリエイターを率いる代表・早﨑太亮(はやさき だいすけ)さんに、起業までのストーリーや会社の強み、これからの展望、世の中のクリエイターへのメッセージなどを伺いました。

「今が楽しければそれでいい」と思っていた学生時代

「今が楽しければそれでいい」と思っていた学生時代

当時は、将来社長になるなんてまったく考えていませんでした(笑)。「今が楽しければいい」という気持ちで毎日を過ごし、友達と遊んだり趣味のバイクに乗ったりすることに夢中でしたね。志は低めで、「今のままが一番楽だな」という感覚でした。

そんな中で、起業や今の道を意識し始めたきっかけは?

若い頃に何度か転職する中で、「理想の上司のあり方」について考える機会があったことが、起業を意識するきっかけだったのかもしれません。「それなら自分が上に立って、みんながついていきたくなるような会社を作りたい! 」と思えたことが大きな転機でした。
工業高校を卒業して鉄工所に入社し、その後に足場工事の会社に転職しました。転職後1年半ほどで個人事業主として独立し、大手ハウスメーカーから直接受注をいただくなど、順調に仕事を増やしていきました。
ところが、建築業界の耐震偽装問題が社会的ニュースになった頃から受注単価がだんだん下がっていきました。労働安全の基準も年々厳しくなり、体力的にも限界を感じていたタイミングで、「これからはインターネットの時代が来る」と感じ、インターネット業界に飛び込む決断をしました。

一念発起してインターネット業界へ

インターネット業界への参入は、具体的にどうしたのですか?

まずはシステム会社の営業職に就職しました。当時はパソコン操作すらわからない状態だったので、毎朝5時に起きて勉強漬けの日々を送りました。深夜1~2時まで働くような会社でしたが、その分ITに関する知識はどんどん身についていきました。
その会社で現在の専務と出会い意気投合したことが、WWGを起業するきっかけになりました。専務は仕事にとことん真面目で、お客さまのために熱くなれる人。営業力も抜群で、「この人と組んだら面白いことが起きそうだ!」と感じ、2007年に創業しました。
創業当初はホームページ制作だけでなくアフィリエイト事業も手がけ、合わせると月に30~40本ものホームページを制作して売上を伸ばしていきました。

法人化はいつで、そこから16年間の歩みはどうでしたか?

2009年、29歳のときに法人化しました。そこから16年間、売上だけを見ると右肩上がりで成長を続けていますが、最初の5年ほどは決して楽ではありませんでした。

どんなところが大変だったのですか?

経営者ではあるものの、プレイヤーとしても企画からデザイン、ライティング、コーディング、サーバー管理まですべて1人でこなしていたので、「個人事業主の延長」のような状態だったんです。正直、毎日が戦いの日々でした。
ただ、事業の拡大とともに人材採用も進め、法人化から4年ほどで5人規模のチームになりました。その頃から、経営者として部下に任せる勇気が芽生えてきましたね。スタッフが一緒に事業を背負ってくれる存在になったことで、「この子たちを守りたい!今よりもっといい生活をさせてあげたい!」という気持ちが強くなり、自分の中で稼ぐ意味が見えてきました。
現在は名古屋を拠点に約20人の規模の組織になっています。お客さまは名古屋をはじめ東海3県が中心ですが、オンラインを活用できる業界なので、全国にお客さまがいます。
アフィリエイト事業は法人化のタイミングですっぱり辞め、現在はホームページ制作を中心に、動画・アプリ・システム開発、パンフレット・チラシ制作・広告運用・マーケティングなど、Web活用に関連するあらゆる分野を手がけています。

幸せを、世界に広げていくために

会社名「WWG」の由来を教えてください。

当社は「ウェルウィッシャー・ドットコム」という名前で創業しました。「ウェルウィッシャー(Well-Wisher)」には「人の幸せを願う人」という意味があります。お客さまを幸せにすることで従業員の給料がアップして、その家族も幸せになっていく。さらにそれによって私たち経営陣も潤っていく、そんな幸せの連鎖をイメージして命名しました。
ところが長い社名は電話などで伝えにくく、お客さまも聞き取りづらいという声があり、次第に略称の「WWC」を使うようになっていきました。その後、「ウェルウィッシャー」に「Global」を加えた、「株式会社WWG」に社名変更しました。“人の幸せを世界に広げていく”という想いを込めています。

貴社が中小企業支援に力を入れる理由を教えてください。

中小企業の場合、Webサイトを作ることで「人力以外の営業ルート」を確保できます。今までは50〜60代の決裁者に対して、営業担当が足で通っていたような会社でも、Webを通じて30〜40代の次世代層にまで情報を届けられるようになります。
中小企業は特に、Webの力でその会社の人生そのものを変えられる可能性があるところが面白いんですよね。
当社の根底には、「中小企業と楽しく仕事をする、心からのパートナーでありたい」という想いがあります。大企業のサポートももちろん行っていますが、どうしても制約が多く提案がとおりにくい側面もあります。その点、中小企業は代表と直接顔を合わせて商談ができ、その会社の未来を一緒に変えていける醍醐味があります。

印象深い事例はありますか?

これまでに800社以上の実績がありますが、すべてのお客さまに思い入れがあり、それぞれの制作時や公開後の成果にさまざまなドラマがあります。
例えば、上場企業のコーポレートサイトと採用サイトを一括で任せていただき、そこから採用活動がうまく回るようになった事例があります。
また、別の企業ではコーポレートサイトを全面リニューアルしたことで、「会社として何を大事にしているのか」「どんな価値を提供しているのか」が明確に伝わるようになり、それまで少なかったWeb経由の問い合わせが安定的に増えていきました。
採用・営業どちらの場面においても、単に見た目を整えるのではなく、企業の“らしさ”や強みを丁寧に言語化し、伝わる構成・導線まで設計することで、 Webサイトが事業成長のエンジンとして機能していく、そんな支援を心がけています。

三つの強みで高い顧客満足度を実現

御社の強みはどんなところにありますか?

一つ目は、営業・企画・ディレクター・ライター・デザイナー・エンジニアといった人材が社内に揃い、一気通貫でクリエイティブを提供できる点です。ほぼすべての案件が広告代理店を通さない直接取引なので、お客さまにとっても中間マージンが発生しないというメリットがあります。
二つ目は、「一人が何でもこなす」のではなく「一人一職種」にこだわった完全分業制です。ディレクションとデザインを同じ人間が兼ねると、どうしても一つ一つの専門性が薄まってしまいます。そこで役割ごとに担当を分け、ディレクターは設計に、デザイナーは表現に、とそれぞれの強みに集中できる体制を整えました。各領域のプロフェッショナルが力を出し切れることで、案件ごとのパフォーマンスを最大化できるだけでなく、専門性の高い人材育成にもつながっています。
三つ目は、とにかく丁寧なヒアリングです。商談時にはできるだけ難しい言葉は使わず、お客さまの隠れた要望や会社の魅力を引き出すことに注力します。Webサイトを公開した後の運用フェーズまでしっかり伴走しますが、その満足度は非常に高く、長くお付き合いを続けてくださるお客さまがほとんどです。

名古屋の対面文化の良さを、これからも

どのようなビジョンを描かれていますか?

企業理念である「“もっともっと”を常に追求することで一人でも一社でも多くの方に『なくてはならない存在。』を実現する」をこれからも体現していきたいと考えています。
この“もっともっと”の思いが当社には深く浸透しています。言われたことを100%の力で返すのでなく、自問自答することで120%以上の価値を出すことを常に意識し、技術力と信頼力を磨き続けていきます。
現在の20人ほどの規模感は、私がスタッフ一人一人をしっかりと見られる、ギリギリの人数だと感じています。そのうえで、AI時代を見据え、業務の効率化も進めながら、「名古屋でのホームページ制作実績数1位の会社」を目指していきます。
東京・大阪・福岡への進出も視野に入れていますが、名古屋の「膝を突き合わせての対面文化」が好きなので、その良さは今後も大切にしていきたいと思っています。

お客さまの未来を変える喜びを!

最後に、世の中のクリエイターへメッセージをお願いします。

デザインや技術はもちろん大事です。ただ、それはあくまで手段だと思うんです。本当のクリエイティブは、お客さまの会社や未来を変える力です。
企業支援を通じて、お客さまの未来を変える喜びをぜひ実感してほしいです。クリエイターとして「作ること」を楽しみながら、その先にいる誰かの「ありがとう」につなげていってください。
私たちWWGも、“もっともっと”を追求しながらこれからも成長していきます。同じクリエイターとして、一緒に頑張りましょう!

取材日:2025年10月15日

株式会社WWG

  • 代表者名:早﨑 太亮
  • 設立年月:2009年11月
  • 事業内容:ホームページ制作・企画、Webページ企画・作成/ホームページの活用支援サービス各種/ソーシャルメディア(双方向Webメディア)活用支援/各種フェア・セミナー講演、個別社内研修/インターネット活用支援、Web活用総合企画・支援
  • 所在地:〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅5-16-17 花車ビル南館5F
    (総合受付、企画開発部)5F(制作オフィス)9F
  • URL:https://wwg.co.jp
  • お問い合わせ先:https://wwg.co.jp/contact

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