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映像2026.08.07

<完成披露上映会レポート>映画『見えない娘 THE INVISIBLES』「透明人間」として生まれた娘が巻き起こすかわいいトラブルの波状攻撃

東京
クリエイターズステーション編集部
kokuhodo
こくほうどう

 

映画『見えない娘 THE INVISIBLES』の完成披露上映会が2026年8月6日(木)、TOHOシネマズ 日比谷(東京都)で開催された。

本作は、なぜか透明人間として生まれてしまった9歳の三女・ひかりと、映画監督を夢見る16歳の長女・風子、女優に憧れる13歳の次女・音々、そして三姉妹の身を案じる心配性のシングルファーザー・学が暮らす星野家を描いた作品。
4人が織りなす家族の物語を、新感覚のハートフルSFとして描いている。
本作の監督・竹林亮さんは、実在する中学2年生の1クラスの日常を長期にわたって追ったドキュメンタリー映画『14歳の栞』(2021)や、社員全員が何度もタイムループする日常をユーモアたっぷりに描いた映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』(2022)などの話題作を手掛けている。

会場内で透明人間の三女・ひかりを探す星野家の人々

 

上演後の舞台挨拶には、まず三姉妹の父・学を演じた毎熊克哉さん、長女・風子役の近藤華さん、次女・音々役の矢山花さんの3名が舞台袖からひょっこり登場。
声はすれども姿は見えない透明人間の三女・ひかりの声を頼りに、会場内にいるはずの彼女をあてどなく探す3人の寸劇が繰り広げられ、会場内は笑いに包まれた。
三女・ひかり役の鈴木凜子さんは、最後まで元気なかわいらしい声のみの出演となり、会場はまるで透明人間がそこにいるかのような不思議な感覚に包まれていた。
その後、タクシードライバー・倉田誠一役の寺島進さん、監督の竹林亮さん、企画・脚本の夏生さえりさんも登壇し、エピソードトークに華を咲かせた。

毎熊克哉さん

主演の毎熊克哉さんは「脚本を最初に読んだ時から、絶対に面白い映画になると思っていた。」とのこと。「現場でしりとりをしていたときの和気あいあいとした雰囲気が映像に伝われば大成功だと思う。」と述べた。

企画・脚本の夏生さえりさん

「撮影現場に3分の1ほど帯同し、シーンぎりぎりまで議論して、みんなでつくりあげた作品になった。」と話すのは、企画・脚本の夏生さえりさん。
本作の脚本のアイデアは、もし自分が透明人間になってしまったとしても、田舎に住んでいる自分の両親ならきっと「元気でやっているならいいや。」と思ってくれると想像できたことから生まれたそう。姿が見える、見えないは関係なく、そういうものでは消えない絆として家族を描きたいと思ったことがきっかけになったとのこと。

話題は「みんなには内緒にしていたこと」というテーマのエピソードトークへ。

次女・音々役の矢山花さんは、自身の父親と竹林監督がそっくりであることから、つい監督を「パパ」と呼んでしまうことがあったそう。撮影現場では「パ……監督!」とごまかしていたと笑う。

矢山花さん

タクシードライバー・倉田誠一役の寺島進さんは、ロケ地である三島で、名物の鰻をひとりでこっそり食べに行ったと話しつつ「すんませーん!」とおどけて謝罪し、キャスト全員に羨ましがられていた。

寺島進さん

演出のこだわりを聞かれた竹林監督は、「透明人間」の演出時にCGを使わず「ヒト」を感じてもらうため、糸を引っ張ったり棒を動かしたり様々なアナログ手法にこだわって撮影したと話す。
リハーサルでは実際に透明人間を鈴木凜子さんに演じてもらいつつ、本番ではモニターを見ながら声を当ててもらうというようにしていたため、常に現場で「透明人間」を感じることができたと語った。
最後に竹林監督は「7年準備して、皆さんに見てもらう日を楽しみにしながら編集してまいりました。嬉しいです、本当にありがとうございます。」と述べ、客席を眺めて感極まって思わず涙ぐむ場面も。

感極まって思わず涙ぐむ竹林亮監督

会場は暖かな拍手に包まれ、会場全体が家族になったような不思議な連帯感を感じられる優しい舞台挨拶となった。
映画『見えない娘 THE INVISIBLES』は8月28日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷他で全国公開される。
(文・写真:こくほうどう)

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『見えない娘 THE INVISIBLES』

8月28日(金)、TOHOシネマズ 日比谷他全国公開

出演: 毎熊克哉 鈴木凜子 近藤華 矢山花 寺島進 余 貴美子
友近 濱田祐太郎 宇野祥平 円井わん 浅沼晋太郎 坂口涼太郎 板尾創路 加藤雅也 映美くらら
監督:竹林亮
企画・脚本:夏生さえり・竹林亮
主題歌:くるり「ばらの花」(作詞・作曲:岸田繁、編曲:くるり)SPEEDSTAR RECORDS
企画・制作:CHOCOLATE Inc.
製作:CHOCOLATE Inc. PARCO 東急エージェンシー
配給:PARCO CHOCOLATE Inc.
上演時間:110分
ⓒTHE INVISIBLES Production Committee

【ストーリー】もしも、生まれた娘が透明人間だったら?
とある島で、ひっそりと暮らす父と三姉妹の家族。この家族には、ちょっと変わった秘密があった。
それは、末娘のひかりが生まれつき“透明人間”であること。
娘たちを朗らかに育てた母親が亡くなった後、心配性の父は、三姉妹を人目から隠すように暮らしていた。
そんなある日、東京で暮らす大女優の祖母が入院したという知らせが入る。祖母に、ひかりが透明人間であることを打ち明けられないまま、家族は東京へと出発することに。

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