先日、ご縁があって名古屋に行ってきた。

泊りができず日帰りでの慌ただしいスケジュールだったが、楽しかった。

ぶらっとひとりで名古屋へ行くというのが初体験で、そういうのはいくつになってもわくわくする。

そもそも、新幹線に乗ることがあまりなかったもので、のぞみに乗れば東京から3駅で着いてしまうというのも初めて知った。

行こうと思えば広島や博多にも行けてしまうのか。いいな。

物を知らないということは、これから体験できる感動や得る知識による興奮がいくつも残されているということだ。

何も考えずにただ行ってみるかで決めた旅だったのだが、新幹線に乗って遠くまで行く自由さと解放感は、もっと味わってみたくなった。

ところで、旅と言えば行先での美味しいもの。

今回、観光する時間がほとんどなかったので、ひつまぶしはぜひ食べたかった。

名古屋到着後、人気店と呼ばれるお店にすぐに行ってみたが、噂通り開店前からの長蛇の列。

とはいえ、受付後に指定された時間に戻ってくればよいというシステムだったのでそれほど待たずに済んだのが有難い。

初めて食べたひつまぶしは、鰻がかりっとしていて大変美味しく、食べ方はいろいろあったけど薬味と海苔でいただくのが好きだなと思った。

小さなことだが、実際に食べて体験してみないとわからなかったことだ。

今まで飛行機に乗ることが多かったが、新幹線だと「旅をしている」という興奮がより味わえた気がしたのが面白い。

そういえば、最近、海外の方が本当に増えてきた印象。

私も興味ある場所に、もっと気軽に行ってみたい。