写真撮影を仕事から趣味にして気づいたこと

東京
フリーランス記者・作家
スーパーいわちゃんねる!クリ目版
岩崎

野球観戦を趣味の一つにするようになってから、一眼レフを持ち歩くようになりました。仕事で毎日使っていた頃とは被写体や撮影場所、条件が異なるので、日々試行錯誤しながらシャッターを切ってます。

カメラを趣味とする人たちがよく話題とするのが「どの機種を使っているか」「どんなレンズを使っているか」「設定はどうしているか」などといった技術的なことです。

たまーに「自分、こんなにいいレンズとボディ使ってこーーーんないい写真撮ってるんだぜ!!」と言わんばかりのマウンティングをかましてくる人がいますが、自分は決してそんなことはないと思います。

 

具体的に自分のカメラのスペックをお伝えしますと、ボディはNikonのD7000。現在レンズは4本持ってますが、50mmの単焦点レンズと70-300mmの望遠レンズはNikon、18-200mmと200-500mmのレンズはTAMRONというサードパーティのものを使っています。だって純正の望遠レンズ値段が高いんだもん……(泣)

サードパーティ製レンズの品質を疑っている人もいますが、自分的には何の問題もなく使えています。何より、昨今は写真加工の技術が進化しており、パソコンソフトやスマホアプリを駆使すれば自分の思い通りに加工できちゃいますからね。多少下手っぴでもそれなりの作品に仕上げられます。

本当は無加工でバーンッと出せたらいいのですが……そこは勉強と練習あるのみですね。

「弘法筆を選ばず」、しかし近年では「弘法大師、実はめっちゃ筆にこだわってたらしいよ」という情報が出てきたそうですが、道具の特徴をよく知った上で使えば何の問題もないと思います(弘法大師もきっとそうしてたはず……と信じたい)。

 

そして、自分が写真を撮る上で最も大切にしているもの。それは「被写体への愛情・敬意」です。

確かに、いい道具を使えば、適当にシャッターを切ってもビックリするほどの美しい写真が撮れます。家電量販店でサンプルに置いてあるもので試してみてください。無機質な天井がめちゃくちゃカッコよく撮れます。

つまり、いい道具を使っていい写真が撮れるのは至極当然なんです。誰でも撮れるんです。

 

大事なのはそこからで、オリジナリティーを出すにはプラスアルファの要素が必要。

「この被写体をどうやったら素敵に撮れるだろうか?」という視点が大事だと思いますが、その感性は人によって異なるので、同じ場面を撮っていても全然違ったりします。

実際、SNSを眺めると自分と同じ日に同じ野球場に行って写真撮ってる人の投稿が流れてきたりしますが、「あー、あなたはそのシーン抑えてそういう風に撮ったのね〜。私シャッター切ったのその前だったわ〜」と思うことが多々あります。

何がいいとか悪いとか、そういうものはありません。betterはあっても、Good or Bad はない。芸術やクリエイティブってそういうものなのかなぁ……と、最近やっとわかってきました。

 

春になり、天気がいい日も続いているので、野球に限らずこれからもっと色んな写真撮れたらいいなぁ……と、ぼんやり思っています。

プロフィール
フリーランス記者・作家
岩崎
メディア関係の仕事を経て、書いて撮って編集・デザインして発信できる「平面系マルチクリエイター」を目指す平成元年生まれ。巳年・蠍座の女。本家ブログ&連絡先は「スーパーいわちゃんねる!」で検索。宮城県出身、東京都在住。趣味で撮った写真は「#いわフォトチャンネル」で検索すると、趣味アカウントと一緒に出てくるかも知れない。

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