スペース2023.04.30

横浜美術館×野村総合研究所 共同開発 横浜美術館コレクション鑑賞アプリ 提供開始のご案内

神奈川
公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団
横浜美術館と野村総合研究所は、スマートフォンまたはタブレット端末で横浜美術館コレクション作品を楽しむウェブ・アプリケーション(以下、アプリ)「みるみるアート ここはどこ?」を共同開発し、2023年4月11日(火)10:00より無料提供を開始します。
アプリのURLにアクセスすれば、ダウンロード不要で簡単にご利用いただけます。

 

このアプリでは、13,000点を超える横浜美術館コレクションから、西洋画、日本画、写真、版画など9点をセレクト。作品に登場する人、物、場所、時代などを旅するように巡りながら、自由に想像を広げ、デジタルならではの新しいアート鑑賞体験を存分にお楽しみください。

「ここはどこ?」という問いから鑑賞をスタートすると、まず出会うのは作品の部分的な拡大図。そこから順に視点を動かしながら全体像へと進みます。いち早く答えを見つけるのではなく、隅々までじっくり観察して、問いを立てながら考える癖を身につけるのは、教育現場で求められている「これからの学び方」。このアプリは、そんな学びを体感していただけるように設計しました。

10歳の子どもが理解できるやさしい日本語による説明に加えて、大人も満足できる充実の解説や、豆知識も装備。子どもから大人まで、多くの皆様にぜひお試しいただきたい美術鑑賞アプリです。

 

  • こんな方にオススメ

 

■お子様の自由研究のテーマに。
■気楽にアートを楽しみたい時に。
■家族や仲間との語らいのテーマに。
■タブレットを活用した学校教育に。
 
  • アプリへのアクセスはこちら

URLまたは二次元コードから

https://yma.art-dx.nri.co.jp/
 
  • 自分にとっての「ここ」。誰かにとっての「ここ」。それは、どんなところ?
「ここはどこ?」。
目の前に現れた初めて出会う光景は、今、自分がいる「ここ」とどんな風につながっているのだろう?
特定の場所を示す「ここ」。時の流れの一点を示す「ここ」。誰かの想像の世界を示す「ここ」。
歴史上の出来事や、遠く離れた地球の裏側、まだ誰も行ったことがない場所。
さまざまな「ここ」に想いを馳せるアート鑑賞体験は、まさに時空の旅。


「みるみるアート」の「みるみる」は、「見る」「観る」「視る」というさまざまな「みる」が、心の内面でみるみる育っていく様子。そして「ここはどこ?」という問いかけは、「物理的な制約にとらわれず、自由な心で冒険を楽しみながら成長してほしい。」という、子どもたちに向けた願い。

横浜美術館と野村総合研究所は、それぞれが持つ専門性をより良い未来の創造に活かすため、共にフィールドワークやリサーチを重ね、このアプリの開発に取り組みました。子どもだけでなく大人も一緒に、家庭でも学校教育の現場でも、豊かな想像力や情操の育成にご活用いただければ幸いです。
 

【対象作品】
①伝ペーター・B.W.ハイネ《ペルリ提督横浜上陸の図》
②アントニオ・ベアト《遣欧使節とスフィンクス》☆
③今村紫紅《潮見坂》
④ポール・セザンヌ《ガルダンヌから見たサント=ヴィクトワール山》☆☆
⑤マックス・エルンスト《少女が見た湖の夢》
⑥オスカル・ドミンゲス《日曜日》
⑦長谷川潔《草花とアカリョム》
⑧米田知子《川(両サイドに仮設住宅跡地、中央奥に震災復興住宅をのぞむ)》
⑨田中惟之《港の博覧会》☆☆☆
(☆は上記枠内の掲載作品)

 

アプリ名横浜美術館コレクション鑑賞アプリ
「みるみるアート ここはどこ?」
提供期間2023年4月11日(火)10:00~2024年3月31日(日)
利用方法URLまたは二次元コードからアクセス(ダウンロード不要)
※インターネット環境があればどこからでもご利用可
推奨環境iPhone、iPad : Safari
Androidスマホ、タブレット : Google Chrome
※いずれも最新バージョンを推奨
料 金無料
開発特別協力株式会社野村総合研究所
監 修横浜美術館[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団]
イラスト蔵屋美香(横浜美術館 館長)

 

本記事に関するお問い合わせ:公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団

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