WEB・モバイル2026.04.22

沖縄の良い店が、正しく評価される未来へ。「検索の先回り」で観光客、インバウンド集客をするWebマーケティング会社(MEO対策、SNS集客)

沖縄
株式会社ちゅらweb 代表取締役
Taichi Higa
比嘉 太一

沖縄の株式会社ちゅらwebは、MEO(マップ検索エンジン最適化)対策やSNS運用を中心としたWebマーケティングサービスを提供しています。代表の比嘉 太一(ひが たいち)さんは、システム開発者として働いたのちに独立。テレアポ100件の日々から這い上がり、現在では200社以上の経営者から集客相談を受けるまでに成長しました。「知られなければ意味がない」という信念のもと、沖縄の良質な店舗をWeb上で表に出し、正当に評価される社会を目指す比嘉さんの経営哲学に迫ります。

テレアポ100件の日々から学んだWebマーケティングの重要性

Webの世界に興味を持ったきっかけから教えてください。

中学生の時からPCに触れていて、当時はオンラインゲームなどをしていました。そこからPCやWebの世界に興味を持ち、琉球大学で情報工学を専攻。そこでプログラミングやAIについて学びました。
卒業後は、富士通株式会社に入社して、様々な上場企業のシステム開発などを担当していました。

独立された経緯を教えてください。

5年間ほど勤めていましたが、自分のスキルをフルに発揮したい、直接お客様と関わってダイレクトに感謝の声をいただきたいという思いが強く、フリーランスとして独立する決意をしました。
システム開発はもちろん、Webマーケティングなども学んで、自分のスキルを高めていけば食いっぱぐれることはないだろうと思っていました。

フリーランスとして独立後は、どのように仕事を広げていったのですか?

まずは実績を作ろうと、県内の企業に対して1日100件ほどテレアポをしました。実際にGoogleマップを見て、Webで改善が必要なところに絞って電話をかけ、MEO対策(マップ検索エンジン最適化。地図アプリにおける店舗情報の掲載順位を上げる施策)を提案していました。大変でしたが、25件に1件の割合でアポイントを取れるまでになりました。
日頃から恋愛相談を受けることが多かったこともあり、並行して、Web上で恋愛相談に乗る「恋愛コーチ」を始めました。高単価かつ無形商材という一番売るのが難しい商品でしたが、これまで1000万円以上自己投資して学んできたWebマーケティングを駆使することで、徐々に集客できるようになりました。この成功体験を店舗集客にも応用できたのです。店舗ビジネスは低単価の有形商材なので、「恋愛コーチ」などの無形商材よりも効果が出やすく、実際にかなり力を発揮できたので、MEO対策やSNS運用を主軸にしたWebマーケティングによる店舗集客に絞ることにしました。そして、クライアントも増えてきたので、法人化もしました。

お店に合わせた最適な動線の構築で集客力をUP

MEO対策に絞ったとのことですが、現在は具体的にどのようなサービスを提供されているのでしょうか?

Webマーケティングで大切なのは、パーチェスファネル(消費者が「認知」し、「興味・関心」「比較・検討」を経て、「購入」に至るまでの心理行動プロセス)を意識することなのですが、MEO、SNS、ホームページのそれぞれに最適な役割があります。
例えば、「興味・関心」を持ってもらう認知拡大に最適なのはGoogleマップやSNSで、ホームページは「比較・検討」に強いです。お客さまにヒアリングを行い、課題に対して優先度の高い対策を実施し、安定した集客動線を構築することを事業の核としています。

お客さまによって提案内容は変わるということですね。

そうです。例えばカフェのような気軽に行ける低単価の飲食店の場合、ホームページはあるに越したことはありませんが、InstagramとGoogleマップを強化して認知度を高めることを最優先します。
逆にホームページが必要なのは、同じ飲食店でも高単価なお店。見込み客の利用シーンが接待や記念日デートなど、大事な場面で利用されるので「失敗のリスクが大きい」からです。もちろん、工務店、歯医者、パーソナルジムなども「失敗のリスクが大きい」店舗です。
このように、弊社では集客動線のすべてに対応できるので、お店に沿った最適な提案が可能です。

沖縄の良質な店舗が正当に評価されるために

現在のクライアントは、どのような業種の方が多いのでしょうか?

飲食やサロン系、買取店、学習塾、政治家、同業の方まで、幅広い業種の方がいます。これまでSNS経由で200件以上の集客相談を受けてきました。

皆さんはどのような課題を抱えていますか?

ほとんどのお客さまがWebサイトを持っているのですが、9割以上が「マーケティングが弱い」。つまり認知させるスキルを持っていません。特に沖縄は、本当に素晴らしいお店がたくさんありますが、Webでしっかりと魅力を出せていないお店が多く、非常にもったいないと感じています。

沖縄に特化する理由を教えてください。

私自身、沖縄生まれ沖縄育ちということもあり、「沖縄のために役立ちたい」という思いを強く持っています。良いお店はWebで認知を高め、正当に評価されるべきです。
また、テレアポをしていた時、「来月で閉店します」という沖縄の店舗に何度も出会いました。もっと早く見つけて提案できていれば、状況を変えられたはずだという悔しさが残っています。

「検索の先回り」がカギ。サポートで「立地がよくない」のに40分待ちの人気店へ

MEO対策を専門にされているなかで、御社ならではの強みは何だと思われますか?

「インバウンド対策に強い」ということが挙げられると思います。具体的なアプローチとしてはまず、観光客がどのように沖縄の情報を調べるのかを理解することが大切です。
例えば、国内観光客の場合は、沖縄で食事したいとき『沖縄グルメ』というキーワードで調べることが多いですが、中華圏の方は『冲绳必吃(沖縄で絶対に食べるべきもの)』という調べ方をします。そのような国民性を把握し、対策すれば集客につながるのです。

インバウンド対策での成功事例を教えてください。

沖縄県庁の近くにある高級ステーキ店の集客を行った際、対策から4カ月で海外の方々に80万回見られ、売上も3.68倍になりました。
また、南城市の「大福食堂」という店舗は、決して立地はよくないものの、オープン初月でInstagramでフォロワーが2000人増加。予約もInstagramのDM経由で108件入りました。Googleマップでも初月で300組ほど集客し、今でも40分待ちという人気店になっています。

「評価されていない」店舗のサポート強化へ。AI時代を見据えた経営戦略

今後の展望を教えてください。

YouTubeなどを活用しながら、さらに自社の認知度向上を図りたいです。そして、さまざまなスキルや良い商品を扱っているのに評価されていない、知られていない店舗のサポートをより強化していきたいです。
また、最近始めたWebコンサルタント養成講座の受講生を増やしていきたいです。

ご自身がYouTubeに出演されたり、肉体美を競うフィジークの大会の様子をSNSで公開したり、表に出る活動にも積極的ですね。

フィジークは趣味ではありますが、AI対策としての活動の一環でもあります。私の思考や私の経験、実績などの一次情報はAIに代替できません。そのような一次情報に価値を見出してもらうことが、事業を続けていくうえでこれから一層重要になってくるはずです。

最後に、どのような人と一緒に働きたいですか?

AIで効率化できる部分もありますので、現時点では人材の採用は考えていません。ただ、どうしても手作業でやらなければならない部分も多いですし、今後事業をスケールする可能性もあります。その時は、自主性と向上心があって、素直な方にぜひ参画していただきたいですね。

取材日:2026年2月13日 ライター:仲濱 淳

株式会社ちゅらweb

  • 代表者名:比嘉 太一
  • 設立年月:2024年8月
  • 資本金:300万円
  • 事業内容:MEO対策(Googleマップ対策)、 SNS運用代行、HP・LP制作、Web集客コンサルティング、AI活用支援
  • 所在地:〒 901-0224 沖縄県豊見城市字与根248番地2
  • URL:https://churaweb.net/

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