YouTubeプロモーターが語る「バズらせる必要ない」。目指す顧客の増収とハワイ進出

仙台
株式会社R&Jプロモーション 代表取締役
Jun Akiba
秋葉 淳

SNS動画に特化したプロモーションを行う仙台の株式会社R&Jプロモーション。代表取締役秋葉 淳(あきば じゅん)さんは、「とにかく起業したい」という思いで会社を設立し、当初はさまざまな事業にチャレンジしてきましたが、そのなかでYouTubeの持つチカラに気づきました。その“チカラ”とは一体何か。事業の魅力や、展望と合わせて伺いました。

いつかは起業したいという思いからさまざまな事業に挑戦。なぜYouTubeを選んだのか

会社設立の経緯を教えてください。

大学を卒業した後に、生活用品の企画から販売までを展開するアイリスオーヤマ株式会社で5年ほど営業をしていました。
元々起業してみたいという思いはあったのですが、やりたい事業は特に決まっていませんでした。そんなときに会社の先輩だった岩田さんとたまたま出会い、そのまま意気投合して起業を目指すことになったんです。河原で熱く語り合うこともありましたね(笑)。
話し合うなかで、それぞれの得意分野を生かすために、僕は海外営業、岩田さんは広告営業でお互いのスキルをまずは伸ばそうという結論になりました。その後、僕は海外での経験を積むために退職して、オーストラリアに留学しました。
向こうでは日本食の卸し営業をしていました。ただ、海外では事業のアイデアを見つけられず、留学期間を終え、地元である仙台に戻ってからは「今自分にできることは何か?」と自問自答し、模索する毎日でした。

そこからどのように今の事業にいたりましたか?

最初はもう手当たり次第いろいろなことをやっていました。僕のオーストラリアやカナダ、フィリピンなどの海外留学の経験を生かして留学のサポートをしたり、岩田さんの広告代理店の経験からWeb広告運用をしたり。

ほかにも仙台でコワーキングスペースを運営しながらイベント運営をしたり、YouTubeチャンネルを作って発信もしていました。留学事業はうまくいっていたのですが、新型コロナが流行してしまってからは事業の継続が厳しくなり、撤退しましたが、逆にYouTubeは伸び始め、たくさんの方たちに見てもらえるようになりました。実際に僕らが運用しているYouTubeアカウント「豆柴がいる暮らし」は今ではチャンネル登録者数が12万人(24年4月現在)で、10万人を超えた証である銀の盾もあります。そこから本格的にSNS動画のプロモーション事業を拡大していきました。

R&Jプロモーションという社名の由来はなんですか?

実は去年の11月に改名したんですよ。2018年創業なので、設立5年目にして社名を変更しました。それまでは日本のスタンダードを世界に広めるという意味で「JAPANESE STANDARD株式会社」という名前だったんですが、「何の会社かわからない」と言われることがよくありました。これからYouTube事業に絞っていくというタイミングで社名を見ただけでプロモーションをしていることがわかるよう変えました。
「R&J」は僕の名前と岩田さんの愛称の頭文字をとってつけました。岩田さんはYouTube界ではリチャード(リチャさん)なので(笑)
リチャードのRと僕の名前淳のJをとり、プロモーション事業に力を入れていくぞという意気込みでR&Jプロモーションと名付けました。

「失敗」積み重ねてきたからこその強みとは。SNSで「バズらせる必要はない」?

事業内容を教えてください。

SNS動画に特化したプロモーションを行っていて、YouTubeやTikTok、Instagramなどを活用したマーケティングでお客さまの売り上げ増にコミットします。
SNS動画では基本的に動画の撮影のみ企業で行ってもらい、そのほかのアカウントの設計から編集や運用は僕らが行います。少し前までは個人のYouTube運用だけだったのですが、今は企業チャンネルにも力を入れています。
例えば、リフォーム会社のプロモーションは、音声やテキストに比べて動画のほうが技術が伝わりやすいのでYouTubeとすごく相性が良いです。お客さまが動画を見た状態で問い合わせしてくださるので、すでに信頼関係が構築されており、成約率が高くなります。それなのに、多くのリフォーム会社では業種的に不向きだと思い込んでやっていないんですよ。
また、誤解されている方も多いのですが、SNSはすべてをバズらせる必要はないんです。売り上げを増やすためにあえて拡散させない場合もあります。届けたい顧客だけにターゲティングできることもYouTubeプロモーションの良さです。
ほかにも税理士や弁護士などの士業、コンサルティング、住宅メーカー、外壁塗装、冠婚葬祭、中古車販売、外車ディーラーなど専門性がある、かつ商品の販売価格が高く、お客さまが下調べをしっかり行う業態は向いています。実際に最近運用を代行した会社では5カ月に80件もの問い合わせをいただいていて、これこそがSNS動画のチカラだと思っています。
ほかにも、インフルエンサーマーケティング、Web・グラフィック制作も行なっていますよ。

事業の強みを教えてください。

自社で複数のSNSアカウントを持って運用しているところですね。SNSコンサルを行うほかの広告会社は自社で公開できるYouTubeアカウントを持っているところはあまり多くないように感じます。自分たち自身が使うことで知識を深められるほか、トレンドも追えるので、より効果的な運用が可能になります。
SNSのアルゴリズムは日々すごいスピードで変わっていくので、僕らもお客さまと同様に運用しながら日々試行錯誤を繰り返しています。だからものすごい数の失敗も経験しています。それこそが大きな強みだと思います。

「運用代行」ではなく「パートナー」としてプロモーション。成果をだすのはもちろん、クライアント以上に楽しむをモットーに

これまでで印象に残ったクライアントや事例を教えてください。

プロゴルファーの個人チャンネルを運営しているのですが、出会いは印象的です。最初のきっかけは、プロのお母さまが「豆柴がいる暮らし」の大ファンで、娘のYouTubeもやってあげてくれないかと依頼されたのがスタートです。

そこからお母さまのいる広島まで誕生日を祝うために会いに行ったり、定期的にご飯を食べに行ったり。ただSNSを伸ばす運用代行業者ではなく、より密な信頼関係を築こうと中に入りこんで、パートナーとしてやっていくようにしています。やっぱり僕ら自身が楽しいと思える案件じゃないと伸ばすのが難しいと思います。そういう意味ではモチベーションのあるお客さまをサポートしていきたいですね。

どのような瞬間に仕事の喜びを感じますか?

お客さまのアカウントの再生数や登録者数が増えているときと、お客さまの売り上げがあがっているときですね。明確に数字で見える部分なので、結果を出してお客さまに喜んでもらえるとうれしいです。最近ゴルフチャンネルも登録数10万人を超えて喜びを分かち合いました。

仙台からハワイまで全国に展開していく。主体性と探究心のある人求む!

将来のビジョンと今後の展開について教えてください。

仙台でのSNSプロモーション会社としてもっと存在感を出していきたいです。仙台でYouTubeを運用するならR&Jというような。将来は地域ごとにSNSプロモーションチームを作っていき、最終的には海外にも展開して、ハワイ支店を作りたいです。個人的にハワイが大好きなのも理由の一つです(笑)。
YouTubeのすごさは動画一つで世界中にアクセスすることができるところです。動画のチカラによってお客さまの魅力と興奮を最大限に伝えることで、売り上げアップに貢献したいです。
また、適材適所でそれぞれがスキルを発揮できるフリークリエイターのチームを作っていきたいです。

一緒に働く社員、クリエイターにはどのようなことを求めますか?

主体性のある人がいいです。自分で課題を設定して、そのために必要なことを考えて実行までできる人。どんどん仕事をとってきてほしいですね。
あとは、探究心がある人です。業界的にアルゴリズムが日々変化していき、それに合わせて流行も変わり続けるので、楽しんでトレンドを追いかけられるといいと思います。
積極的に手をあげて案件をぐんぐんと前に進めていってくれる方をお待ちしています。

SNS運用、マーケティングなどに興味のあるクリエイターへメッセージをお願いします。

YouTubeの視聴者数は増えており、動画クリエイターの価値はより増してくると思います。これから始めたいという方はまず、仕事でも趣味でも動画に触れることをオススメします。僕らが今やっているのはゼロイチを作り出していく仕事なので、スキルさえあれば自分の好きなように働くことができますよ。

取材日:2024年4月9日 ライター:立元 久史

株式会社R&Jプロモーション

  • 代表者名:秋葉 淳
  • 設立年月:2018年8月10日
  • 事業内容:SNSコンサルティング/SNS運用代行/広告運用/インフルエンサーマーケティング/Web・グラフィック制作
  • 所在地:〒983-0043 宮城県仙台市宮城野区萩野町2-9-2-2F
  • URL:https://randj.co.jp
  • お問い合わせ先:090-2366-0705

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