スペース2022.11.20

クリエイターと来場者を繋ぎ、自由な表現を楽しむ場。『デザインフェスタVol.56』をレポート!

東京
クリエイターズステーション編集部
editor.W
編集者W
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2022年11月19日・20日に、東京ビッグサイト⻄&南ホール全館にて開催されている、アジア最大級のアートイベント『デザインフェスタvol.56』。
今回は一日目の19日(土)に編集部Wが参加してきたので、その様子をレポートします!

『デザインフェスタVol.56』とは

『デザインフェスタ』は、プロ・アマチュア問わず「自由に表現できる場」を提供するイベントです。
クリエイターは年齢や国籍・ジャンル・スタイルを問わず、ブースを出展して作品を発表でき、来場者は入場チケットを購入すると自由に見て回ることができます。現在はなんと、1万人以上のクリエイターが参加しているのだそう!
魂を込めたアート作品や日常を彩る雑貨、アーティストとの交流、ライブパフォーマンスや世界各国のグルメを味わえるなど、クロスジャンルな表現を体験したり鑑賞できるのが魅力です。
実は、筆者はコロナ禍前に数回来場したことがあり、久しぶりのデザフェス参戦でした。

まず、会場に入って驚いたのは、会場を埋め尽くす人の多さ!かなりの熱気に包まれていました。

会場の各エリアをまわってみた

会場の中は、見て回りやすいよう大きく6つのエリアに分かれています。会場が本当に広く、どこも見どころしかないのでいつも嬉しい悲鳴をあげながらまわっています(笑)。

まずは、作品の展示だけでなく、アクセサリーや絵画などの即売も行われる【ブースエリア】。明るいブースエリアと暗いブースエリアがあり、暗いブースエリアには、キャンドルなど暗さによって作品の良さが引き出される作品が多く展示されています。
イラストや絵画、グッズや雑貨、アクセサリー、服や革小物、陶器、自作ゲームなど、いつも表現の幅の広さに圧倒されるエリアです。ただ歩くだけでも必ずおもしろいものに出会えますし、出展している推しのクリエイターさんに直接会いに行くこともできちゃうのが本当に楽しいです。私も一日たっぷりと歩き回り、今回も、すてきなクリエイターさんと作品たちに巡り会いました。
なんと言っても、ブースを直接見て回ることで、作品の質感やミリ単位でのこだわりを感じ取れるのが醍醐味なのです。
実際に目の前で作品を手に取り、「この部分はどうやって作ったんですか?」と直接質問するとみなさん生き生きと説明してくださいます。会場で巡り合った、お気に入りの作品を購入するときの、出展者さんの笑顔が、とてもあたかかくて心に残りました。

暗いブースエリア入口

そうしてブースエリアを歩いていると現れるのが、【ライブペイントエリア・巨大ライブペイントエリア】です。用意した大きなキャンバスや会場の壁に、2日間かけて作品を仕上げていきます。
各ブースに目を奪われた後、ふと会場を見渡すと目に入る、大きなアート作品は、圧巻でした。クリエイターさんが集中して作品を創り上げる姿を見ていると、「自分も何か創りたい!」と刺激を受けます。

また、作品作りを体験できる参加型の【ワークショップエリア】もあります。会場を見て回る中で刺激された創作意欲を、ここで爆発させることができます。

そして、会場を移動すると目に入る【ショーステージ・パフォーマンスエリア】。ファッションショーやダンスなど、様々な表現の場として用意されていて、屋内と屋外にステージが用意されていて、思わず足を止めてしまうパフォーマンスばかりです。私は剣舞やダンスを見ました。

ショーステージの様子

南館1階にある【ワンコインランウェイ】は、500円を払えばどんな人でも赤いカーペットの上を歩けるというエリア。私は初めてこのエリアに来たのですが、皆さん本当に当日ふらりとやってきて順番にカーペットの上を歩きます。
仮装して自分を表現する人や、自分が出展するブースの紹介をしたい人などが自由にアピールしていて、新鮮かつおもしろい取り組みだと感じました。

他にも【フードエリア】では、デザインフェスタならではの趣向を凝らした美味しそうな食べ物を販売。西館と南館どちらにもキッチンカーやブースが並んでいました。

すべての人が自由に表現でき、交流できる場所

私が一日参加してみて感じたのは、『デザインフェスタ』はクリエイターと来場者が繋がり、表現を心から楽しむことができる場だということです。表現の種類は本当に多様で、優劣なんてないことを思い出させてくれます。

ある人は、ブースを出展し自分の作品を見てもらうことで交流を楽しむ。ある人は、実際にショーステージへの出演やライブペイントで、その場での表現を楽しむ。来場のみで参加する人々も、自分の好きな作品のグッズをたくさんつけたりおしゃれをしたり、仮装したりして表現を楽しんでいます。
そうして自由に表現することを楽しむ一方で、他の人の表現に触れて、刺激をもらえる場でもあります。

クリエイターと来場者だけでなく、クリエイター同士での交流も盛んなので、皆さんのクリエイティブに役立つ気づきが、きっと得られるはずです。

次回『デザインフェスタVol.57』は来年5月に開催されるそうなので、興味を持った方はぜひ、サイトをチェックしてみてくださいね!

 

※記事の写真はすべて、許可を取り撮影しています。

デザインフェスタvol.56

開催場所:東京ビッグサイト⻄&南ホール全館
開催日時:2022年11月19日(土)・20日(日)
開催時間:11:00〜19:00(両日ともに)
出展数:約5,000ブース
見込み来場者数:約6万人(2日間合計)
チケット販売:当日券 1,000円(税込) ※小学生以下のお客様は入場料無料です。
公式サイト:https://designfesta.com

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