スペース2023.06.08

【大丸神戸店×SKWAT】“新居留地”をテーマにしたパブリックスペースが 6/14 スタート

兵庫
株式会社 大丸松坂屋百貨店
大丸神戸店では、1987 年から旧居留地の美しい街並み、建築を活かして周辺店舗開発を進めてきました。
そしてこれまで取り組んできた、街並みを活かしたプロモーションに加え、街を「文化の発信拠点」とする新たな取り組みを実施していきたいと考えています。そこで、場の価値の転換に焦点を当てて取り組みを行っている「SKWAT」とタッグを組み、旧居留地に新たな価値を加え、旧居留地の歴史を誰もが感じることができるパブリックスペースとして展開します。
 
※イメージ
 

【MAP】

 

【拡大図】

 

「SKWAT」とは
SKWAT は都市の遊休施設を一時的に占有し、一般へ解放する運動として、2019 年に設計事務所「DAIKEI MILLS」中村圭祐氏を中心に始動。現在では、物理的な空間のみならず、オンラインや公共電波にも範囲を拡大し、場づくりや発信活動に取り組んでいる。その手法は展示、出版、物販、レクチャーとさまざまだが、いずれも不完全なものから生じる価値の転換に焦点を当てて展開している。これまでに原宿、南青山、京都、ミラノ等で実施し、いずれも大きな話題を呼んだ。

 

  • コンセプトは”新居留地”

今回つくられたパブリックスペースのテーマは”新居留地”。
現・旧居留地は、鎖国時代長年閉ざされており、1868 年の開国によって世界に開かれました。それからおよそ 150 年後、コロナ禍によって、人々の行動が制限され、再び国は閉ざされてしまいました。変化が問われる今だからこそ、旧居留地を中心に再び街が開かれる”新居留地”としての在り方を考え、提案します。
大丸神戸店は近代洋風建築によって形作られたかつての街並みの良さを現代に「継承」し、『旧居留地』として世界に「開かれた」場所を築いてきました。SKWAT は、店舗が抜け、新規店舗が入るまでの遊休場に焦点をあて、大丸神戸店が旧居留地で取り組んできた「継ぐ」と「開く」を紐解き、『新居留地』をインスタレーションという手法を用い、場の価値転換を起こしていきます。
単なる観賞用の美術展示ではなく、①誰もがその土地の歴史に触れ、憩いの場としてのパブリックスペースへと「開かれ」、②インスタレーションを構築する素材として内装用資材である LGS(軽量鉄骨)を使用することで、一時的な大丸神戸店保有の「内装用資材置き場」としての機能を有します。その素材が必要な際、このインスタレーション形状が変化しながら、従来の下地材としての役目を果たすことで他テナントへ「継承」していきます。

 

  • 3 箇所でパブリックスペースとして展開

旧居留地の空き区画 3 箇所を、パブリックスペースとして展開いたします。
第 1 弾として 20_01 に、6 月 14 日(水)スタート。
その後、6 月 28 日(水)に 20_02、7 月 12 日(水)に 17 と随時展開していきます。

 

↑6 月 14 日(水)~ 20_01 ※イメージ

↑6 月 28 日(水)~ 20_02 ※イメージ

↑7月 12日(水)~ 17 ※イメージ

本記事に関するお問い合わせ:株式会社 大丸松坂屋百貨店

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