世界に数多く存在するタロットカードの中でも、極めて美しく個性的な56種を厳選して紹介。

人々を惹きつけてやまないタロット・アートの紹介とともに、時代を反映する制作背景や、図柄に込められた製作者の思い、歴史の愛憎などを詳しく解説します。
 

• 神秘と謎に包まれたタロット・アートの世界に迫る！

1910年に英・ライダー社から出版され、画家のパメラ・コールマン・スミスの美術的な貢献を明らかにするため、現代では「ライダー＝ウェイト＝スミス（RWS）」と呼ばれるタロットの制作背景は必見。20世紀以降のタロットの元型的な意味と占いの意味を統合し、広く親しまれる絵柄となった「RWS」が誕生したストーリーをつぶさに知ることができます。

最も初期の「ヴィスコンティ＝スフォルツァ」から、画家クリムトの絵画やダリの自画像等を用いたコレクターズアイテム的なもの、現代的なファンタジーアートからオカルト色の強いものまでバラエティ豊かに紹介します。

 

• 初歩的なタロットリーディングや歴史を紹介

本書のはじめには、タロットの基本構成である大アルカナ22枚と小アルカナ、それぞれのカードの意味と解釈を紹介。タロットリーディングのごく初歩的な方法とタロットの歴史についても触れています。

 

• 目次

本書を読む前に─監修者前書き─／序文／タロットの使い方／タロットの歴史／第1章：影響力をもつデック／第2章：初心者のための占い用デック／第3章：アートとしてのタロットとコレクターズアイテムとしてのタロット／第4章：秘教的デックとオカルト・デック／第5章：現代のデック／終わりに／索引
 

• 著者プロフィール

著者：サラ・バートレット
イギリスの有名な占星術師、著述家。心理占星術の学位を取得し、占星術、タロット、ウィッカなどを教え、実践している。『Knot Magic』『The Witch's Spellbook』などのほか、世界中でベストセラーになった『タロット・バイブル（Tarot Bible）』など多数の著書がある。また、『UK Cosmopolitan』などの多くの女性誌の占星術師でもあり、BBC ラジオなどにも出演している。

監修・翻訳：伊泉龍一（いずみ・りゅういち）
翻訳家・占い研究家。著書：『タロット大全―歴史から図像まで』（紀伊國屋書店）等。監修・訳書：アレハンドロ・ホドロフスキー＆マリアンヌ・コスタ著『タロットの宇宙』、マーカス・カッツ＆タリ・グッドウィン著『シークレット・オブ・ザ・タロット―世界で最も有名なタロットの真実と謎』（フォーテュナ）、ジョン・マイケル・グリア著『生命の木―ゴールデン・ドーンの伝統の中のカバラ』（以上、国書刊行会）、ピーター・ビーバガル著『シーズン・オブ・ザ・ウィッチ―いかにしてオカルトはロックンロールを救ったのか？』、ジェイソン・ヘラー著『ストレンジ・スターズ―デヴィッド・ボウイ、ポップ・ミュージック、そしてSFが激発した十年』（以上、駒草出版）等。
 

• 書籍情報

書名：アイコニック・タロット イタリア・ルネサンスの寓意画から現代のタロット・アートの世界まで
著者：サラ・バートレット
監修・翻訳：伊泉龍一
発売日：2023年1月
仕様：B5変形　並製　総224頁
定価：2,970円（10%税込）
ISBN：978-4-7661-3713-2
https://twitter.com/gsha_design/status/1605114470275354624?s=61&t=SEgDKu3MjyOf_qOSrr2Lpw


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