スペース2022.11.23

トキワ荘通り昭和レトロ館(豊島区立昭和歴史文化記念館)が11月3日オープン!

東京
豊島区

昭和の歴史・文化とマンガ・アニメ文化を次世代に継承する新しい拠点

豊島区は、昭和の歴史・文化を次世代に継承し、地域の活性化につなげるため、昭和20年代に建てられた戦後マーケット味楽百貨店に「トキワ荘通り昭和レトロ館(豊島区立昭和歴史文化記念館)」を11月3日(木)オープンいたしました。

オープンを記念して本日「完成記念式典」が開催され、高野之夫豊島区長が出席しました。

 

味楽百貨店は、南長崎地域に今日まで残る、昭和20年代に建てられた戦後マーケット(戦後復興期以降に現れた複数の店舗で構成される低層の商業施設)です。戦後マーケットの建物が姿を消していく中、味楽百貨店は当時の様子をよく残して現存する、貴重な歴史的な建造物です。

南長崎地域では、マンガ文化を核とする地域文化の継承と発信を進めています。これまで、地域全体の回遊性を向上させるため、「マンガの聖地としま!モニュメント」の設置、「豊島区トキワ荘通りお休み処」や「トキワ荘マンガミュージアム」の開設など、様々な取組を地域と連携しながら進めて来ました。このような取組を発展させ、昭和の歴史・文化を次世代に継承するとともに、地域文化の発展及び地域の活性化に寄与することを目的として、味楽百貨店に「トキワ荘通り昭和レトロ館(豊島区立昭和歴史文化記念館)」を整備しました。

 

オープンを記念して、2階では、特別企画展「タイムトリップ 豊島区の90年」と題し、昭和・平成の時期に撮影された写真と現在の写真を比較展示し、豊島区関連年表とあわせてこの90年間を振り返ります。かつての懐かしい景観や生活様式の変化を楽しんでいただけると思います。そして、ジオラマ作家山本高樹氏によるジオラマ作品(人世横丁、神田川周辺)も展示します。また、郷土史家の矢島勝昭氏による昭和の風景画を紹介する展示室、昭和40年頃のアパートの六畳一間を再現した展示室を設け、平成・令和世代の皆さんにも昭和を実感していただけるよう工夫を凝らしています。

1階では、日本博の助成による「これも学習マンガだ!展~私たちをとりまくセカイとミライ~」を開催します。マンガ・アニメを通じ、多様な価値観を学び、未来を想像するきっかけとなるような展示を行います。第1期特集作品(12月18日まで)は、『ゴルゴ13』を展示します。

 

本区では、区制90周年を記念して、「豊島大博覧会」のタイトルのもと郷土資料館をメイン会場、雑司が谷旧宣教師館、鈴木信太郎記念館、および当館をサテライト会場として、4施設が連動した企画展を開催中です。

さらに、11月12日(土)からは、トキワ荘マンガミュージアムで特別企画展「藤子不二雄Ⓐのまんが道展」を開催します。この秋、豊島区で、古き良き昭和を感じてみてはいかがでしょうか。

 

高野区長は本日の記念式典にて「昭和レトロ記念館の門出を、地域の皆様、関係者の皆様とともにお祝いできることを大変嬉しく思います。長年、地域の方々から愛された「味楽百貨店」のように、当館も地域の皆様から愛されるよう、職員スタッフ一同、全力で取り組んでまいります」と開館への思いと感謝を語りました。

 

【トキワ荘通り昭和レトロ館(豊島区立昭和歴史文化記念館)施設概要】

■所在:豊島区南長崎3-4-10

■開館時間:午前10時から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)

■休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、展示替え期間

■入館料:無料

■詳細(区HP):

https://www.city.toshima.lg.jp/129/bunka/bunka/shiryokan/showaretro/showaretro.html

 

トキワ荘通り昭和レトロ館外観

 

【写真】

 

これも学習マンガだ!展

 

池袋東口にあった人世横丁のジオラマ

 

昭和のくらし~昭和40年頃の日常

 

タイムトリップ 豊島区の90年

 

 

【豊島大博覧会について】

メイン会場(郷土資料館)の他、区内3ヶ所のサテライト会場にて企画展を開催します。

各サテライト会場にて開催される企画展の概要は下記の通りです。

 

●豊島区立郷土資料館 (豊島区西池袋2-37-4 としま産業振興プラザ(IKE・Biz)7階)

【会期】令和4年10月1日(土曜)~令和5年3月26日(日曜) 午前9時から午後6時まで

【休館日】月曜(11月7日を除く)、第3日曜日、10月11日、12月28日から1月4日、1月10日、 2月11日・23日、3月21日

【名称】区制90周年特別展「豊島大博覧会~過去から学び、今日を生き、未来に希望~」

【概要】豊島区における90年の歩み、文化によるまちづくりのもと目覚ましい変貌を遂げた現在、100周年に向けた未来像をジオラマや300点以上の歴史資料、美術・文学作品などを用いて展示します。

【詳細】https://www.city.toshima.lg.jp/129/bunka/bunka/shiryokan/2208251249.html

 

●雑司が谷旧宣教師館 (豊島区雑司が谷1-25-5)

【会期】令和4年10月1日(土曜)~令和5年3月26日(日曜)  午前9時から午後4時30分まで

【休館日】月曜(11月7日、1月9日を除く)、第3日曜日(1月15日を除く)、11月24日、12月28日から1月4日、1月10日、2月14日、2月24日、3月22日

【名称】区制90周年 雑司が谷旧宣教師館企画展「としまと『赤い鳥』~区制90 年を彩る児童文化~」

【概要】本展では、『赤い鳥』の初版・復刻版を中心に、関連書籍を展示するほか、「人と人とのつながり」に焦点を当て、作家同士の交流やエピソードを紹介します。

【詳細】  https://www.city.toshima.lg.jp/129/bunka/bunka/shiryokan/kyusenkyoshikan/2209100934.html  

 

●鈴木信太郎記念館 (豊島区東池袋5-52-3)

【会期】令和4年10月1日(土曜)~令和5年3月26日(日曜)  午前9時から午後4時30分まで

【休館日】月曜(11月7日を除く)、第3日曜日、12月28日から1月4日、1月10日、 2月11日・23日、3月21日

【名称】区制90周年 鈴木信太郎記念館企画展「鈴木家の暮らし×としま90年」

【概要】本展では書斎および茶の間に、この家で実際に使われていた家具や調度品等を展示して鈴木家の人々の昭和の暮らしを再現します。座敷棟では、参加型展示「みんなでつくろう!≪としまカルタ≫」を行います。

【詳細】https://www.city.toshima.lg.jp/129/2209101037.html

 

●トキワ荘通り昭和レトロ館(豊島区立昭和歴史文化記念館)(豊島区南長崎3-4-10)

【会期】令和4年11月3日(木)~令和5年3月26日(日曜)  午前10時から午後6時まで(※11月3日のみ午後2時から)

【休館日】月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、展示替え期間

【名称】区制90周年特別企画展「タイムトリップ 豊島区の90年」

【概要】昭和・平成の写真と現在の写真を比較展示し、当時の区内の景観や生活様式の変化を読み解きます。また、ジオラマ制作で著名な山本高樹氏による人世横丁と神田川のジオラマを展示し、昭和時代の生活・文化をふりかえります。

【詳細】 https://www.city.toshima.lg.jp/129/bunka/bunka/shiryokan/2210251203.html

 

<予告:区制90周年記念事業 特別企画展「藤子不二雄Ⓐのまんが道展」>

 

会期:2022年11月12日(土曜)~2023年3月26日(日曜)

開館時間:午前10時から午後6時(入館は午後5時30分まで)

休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)

特別観覧料(グッズ付き):大人500円、小中学生100円、未就学児・障害者手帳を

ご提示のかたおよび介助者(1名まで)無料

本記事に関するお問い合わせ:豊島区

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