スペース2022.10.31

オルタナティブスペース『SKWAT』が渋谷PARCO4Fを占拠!11/3(木祝)大規模リニューアル!

東京
株式会社パルコ

「新しい商業施設のあり方とは?」「サステナブルとは?」2つのテーマにて、ヴィンテージ/インテリア/アート/ライフスタイルを編集した新フロアへ


ファッション・アート・カルチャーをコア要素として走り続ける渋谷PARCOでは、コロナ禍を経て『商業施設は社会との密接な関係のもとに成り立つ』という点を重視した新しい売場を作ります。

渋谷PARCOは2019年のリオープン時より、唯一無二性を追求すべく、フロアごとに付加価値性の高いテーマを軸にしたMD編集を行っており、2021年には5Fを「都市型アウトドア」をテーマにした『PARCO OUTDOOR PARK』に刷新しました。今回4Fでは、これまでの商業施設の当たり前を見直し、より本質的かつ継続的にファッション・アート・カルチャーを提案するための売場「SKWAT/TORU KASE/SHIBUYA PARCO」を作ります。また開業時より意識してきた「サステナブル」を目に見える形で魅力的な売場として提案します。2つのテーマで作られた売場には、個性あふれるヴィンテージウェアやインテリア、挑戦的なアーティスト達が手掛ける挑戦的なショップ、世界中から集めた鉱石やフラワーベースや古道具、糸レベルから再生した生地による100%リサイクルファッション、品質に徹底的にこだわったアイウェア(眼鏡)やデニムなどが並びます。

■「SKWAT」による渋谷PARCO占拠が拡大。共用空間と売場が一体化したなかに7つのショップエリアが登場
従来の商業施設では、新規テナントが出店する際に莫大なコストをかけて内装を作りこむことが一般的であり、多くの内装投資が必要となるため、若いスタートアップブランドやクリエイターの出店ハードルの一つとなっていました。また、このコストを回収するため、3~5年は継続して出店をし続ける必要があり、柔軟性のある取り組みがしづらいという状況がありました。リニューアルで新たなテナントが出店する際には再度内装を作りかえる必要があるため、そのたびに廃棄物が出てしまうことも、サステナブルな商業施設の実現という点では課題となっていました。こうした背景から、渋谷PARCOでは、「SKWAT」、グラフィックデザイナー・加瀬透氏と共同で「仮設的広場」の在り方を模索し始めました。今年2月には先行して「VCMMARKETBOOTH」をオープンし、この中で定期的にショップが入れ替わりながら出店できる仕組みを取り入れました。

今回のリニューアルでは、「SKWAT4202122」が新しい区画「419」を吸収し「SKWAT419202122」に成長。「VCM GALLERY」が新たにオープンし、話題性のある企画を打ち出します。また、4Fの東側に「SKWAT41329-231」が誕生し、さらに渋谷PARCOを占拠します。第一弾のコンセプトである「上書きのしやすい軽快さ」と、どんなコンテンツが入っても色を自由に足せる柔軟性はそのままに、展開するエリア・ブランドを拡大。「共用部と占有部の境界(リースライン)を可視化することで、逆説的に内外の関係性を曖昧、逆転させる」とともに、「購入目的(消費活動)以外での公園(レストスペース、待ち合わせ場所)としての機能を付加するため、「ベンチ」という装置を延長、拡散させていく」を新たなコンセプトとして採用。売場内にとどまらず、館内の共用スペースにも「ベンチ」を設置し、お客様により多様な目的で利用してもらえる場作りに取り組みます。単管をベースに作られたブースには、「金三昧」「Archives」「GMKR」「PART OFPART OF NATURE」「NatureLabStore」「tay(POP UP)」の6店舗がオープン。渋谷PARCOへのインテリアショップの本格導入は、今回の改装が初となります。
 

  • 「SKWAT41329-231」ゾーン 6ショップ

4F 東側エスカレーターに接する「SKWAT」ゾーンでは、新たに6店舗のインテリア、アート、ヴィンテージに関するショップが登場。今回の改装のテーマを象徴する区画になります。

金三昧(アートグッズ)


アーティスト・コレクティブChim↑Pomfrom Smappa!Groupが幅広いアーティストのオリジナルグッズを開発し、実験的な「商品」を販売するショップです。

Archives(インテリア雑貨)


<CIRCUS Inc.>を主宰する鈴木善雄と引田舞による膨大なストックの一部と思考回路を覗くようなアーカイヴが積み上げられたショップ。博物館のバックヤードをイメージした什器に木、土、金属、紙、石などのマテリアルによって区分されたものを保存・販売します。

GMKR(インテリア雑貨)


GMKR〈ゴミカラ〉は、廃棄家具を分解し、芸術(文学・音楽etc.)と神様(偶然性・神秘)の力により再構築をするUneven Structure Furnitureです。圴一(even)、大量生産(mass production)の対極、そして分類(categorize)できない不均一(uneven)であることを意味します。

PART OF PART OF NATURE(フラワーベース)


アメリカやヨーロッパから直接買い付けた、現地の空気感を纏う唯一無二のヴィンテージ花瓶や雑貨。なかでも花瓶のラインナップはとても多く、Life with Flower shopとしてお花も一緒にお選びいただけるお店です。

NatureLab Store(コスメ)


「NatureLabStore」はネイチャーラボ初となる実店舗。ヘアケア・スキンケアなどのビューティーブランドやくつろぎのあるライフスタイルに寄り添うホームケアブランドを取り揃え、ブランドの鮮やかな世界観、贅沢な空間を演出しております。季節に合わせたイベントや商品展開、EC限定商品などリアル店舗ならではの演出を展開します。

POP UPSHOP:tay(インテリア雑貨・アクセサリー)


第1弾には、ヴィンテージショップ「tay」が登場。「手から手へ、手を取り合って、受け継がれる」。東南アジアを中心に出会ったさまざまなヴィンテージの民芸品や古道具、山岳民族のヴィンテージジュエリーやテキスタイル、民族衣裳などが揃います。
期間:11月3日(木祝)~12月26日(月) 

  • 2月にオープンした「VCMMARKET BOOTH」もさらに拡張
  • VCM GALLERY (ギャラリースペース)11月3日(木祝)OPEN

 


ヴィンテージプラットフォームVCM(Vintage Collection Mall)が運営するギャラリースペース「VCM GALLERY」。ヴィンテージの企画はもちろんのこと、VCMがセレクトする、ヴィンテージの概念と親和性のあるブランドやアーティスト作品などを、定期的に展開していくクリエイティブなスペース。

<初回は、「from_Producedby Yu-min」>11月3日(木祝)~12月4日(日)
オンラインヴィンテージショップ「from_antique」、そしてヴィンテージ系YouTubeチャンネル”ゆーみん&きうてぃ”を運営する、ゆーみんプロデュースによる期間限定ショップ。期間中は「from_antique」はもちろんのこと、ゆーみんが注目している新しい世代の古着屋4ショップが週代わりで同時出店。
11月3日(木祝)~11月9日(水):a.bout
11月10日(木)~11月16日(水):Vieux et nouveau
11月17日(木)~11月23日(水祝):comamevintage
11月24日(木)~11月30日(水):Sweet heart jewely
12月1日(木)~12月4日(日):ゆーみん&きうて

「VCM MARKET BOOTH」には「IwakuVintage」が11月1日(火)NEWOPEN!
 

  • 「サステナブル」を軸にした唯一無二かつ魅力的な5つのショップが登場し、他ショップと連動

渋谷PARCO4Fでは3つのテーマで「サステナブル」を表現。
(1)「リユース/受け継ぐ」では、ヴィンテージインテリア&ウェアを提案する名店を導入。「Mid-Century MODERN」が「VCM」「Archeivs(SKWATゾーン)」と連動した『良いものを次の時代に受け継ぐショップ』として提案します。
(2)「リプロダクト/作り直す」では、裁断くずから再生糸・再生生地を作り直し洋服に再生産する「nest Robe/CONFECT」やリペアやリサイクルに力を入れる「Nudie Jeans」、「GMKR(SKWATゾーン)」と連動し、『廃棄されるものに再び命をふきこむショップ』として提案します。
(3)「ハンドクラフト/手仕事の重要性」では、福井県鯖江にて職人の手仕事でハイクオリティなアイウェアを作る「金子眼鏡店」や、若手クリエイターのインディペンデントあふれる洋服や雑貨をセレクトする「ニュースタア」を『手仕事のすばらしさを提案するショップ』として提案します。

Mid-Century MODERN(インテリア・雑貨) 11月3日(木祝)OPEN


金子眼鏡店(メガネ) 10月21日(金)OPEN


Nudie Jeans(デニム・ウィメンズ・メンズ)10月21日(金)OPEN


nest Robe / CONFECT(ユニセックス)9月16日(金)OPEN


ニュースタア(アートギャラリー・アパレル)10月1日(土)OPEN

 

  • SHOP TOPICS&EVENT


4F:CHOMPOO 美味しい新しいチョンプーのガパオライスは若鶏の親鶏を使用した逸品
未利用食材の活用などを通じて持続可能な食のありかたについて発信を続けてきた、森枝幹シェフがプロデュースするタイ料理店「CHOMPOO」。
今回は若鶏の親鶏を使用したガパオライスが新メニューとして登場します。


■森枝幹シェフコメント
「やっと美味しい納得できるガパオができました!今まで日本でガパオを食べていて、ガパオ(バジル)の香りや調味料のバランスで美味しいなぁと思ったことはあっても肉の旨味を直接感じられるような味わいの力強いガパオはありませんでした。今回のレシピで使用している鶏は、生産量もとても少なく、通常より10倍近く長生きさせていて、旨味食感ともにとても満足いくガパオになっています。ソースに発酵ハラペーニョを使用し、辛さはお好みで調整頂けます。噛み締めるほど美味しい新しいチョンプーのガパオをお試しください」

2F:RYE TENDERPOPUP


■会場:2F POP UPスペース
■日時:2022年11月12日(土)~12月4日(日)

  • プロフィール

●SKWAT

2019年に設計事務所DAIKEI MILLSを中心に発足。都市に存在する遊休施設や社会的隙間を時限的に占有し、様々な手法を用い一般に解放する運動。https://www.skwat.site/

●TORU KASE (加瀬透)
グラフィックデザインやエディトリアルデザイン等のデザインワーク、またグラフィックワークの制作・提供・展示を中心に活動。近年の展覧会に「2つの窓辺」(CAGE GALLERY|2021)等。受賞歴にJAGDA新人賞2021等。http://torukase.com

本記事に関するお問い合わせ:株式会社パルコ

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