プロダクト2022.09.11

熊本県立熊本工業高等学校・繊維工業科とCirculife/サーキュライフは“熊本の色”を共同選定を開始

熊本
株式会社Circulife

天草市ふるさと納税で提供する「草木染のストール」を共同開発

新技術“25℃&15秒”で草木染を実現→100%天然由来の染料ゆえ、飲む事すらできる排水を実現
熊本県立熊本工業高等学校繊維工業科と共同で“熊本の色”を選定
天草市ふるさと納税で提供する「草木染のストール」を共同開発
新技術“25℃&15秒”で草木染を実現→100%天然由来の染料ゆえ、飲む事すらできる排水を実現

 環境負荷の低減に貢献する「木糸(もくいと)」を素材とした製品の企画・製造・販売を行う株式会社Circulife/サーキュライフ(熊本県天草市今釜町13-3 代表 川原 剛)は熊本県立熊本工業高等学校繊維工業科(来年度より、名称がテキスタイルデザイン科に変更)八束真人先生(素材班)+光安先生(デザイン班)と共同で、草木染における“熊本の色”を調査選定し、2022年度天草市ふるさと納税で提供する「草木染の木糸ストール」づくりを開始いたします。

 同校の繊維工業科八束先生の課題研究班員が中心となり9月15日(木)から検討を開始。次回10月6日(木)には大学講師を招へいして、環境問題と最新の草木染技術を学びながら“熊本の色”を選定して染料をつくりあげます。同時に小国杉や天草ヒノキ等からできた「木糸」テキスタイルを用いて、オリジナルの「木糸ストール」をデザインします。それに“熊本の色”を使った草木染を施します。例えば黒色なら芦北の「太秋柿」の剪定樹木枝から、桃色なら熊本城の「桜」の剪定樹木枝から、そしてカーキ色なら天草オリーブの葉や剪定樹木枝から抽出し、特別な染料をつくり草木染をいたします。

 当社は大学と協力し、全く新しい草木染技術を用います。通常の草木染は「80℃加熱と30分を超える染色時間」が必要ですが、私たちの草木染では「25℃&15秒」で染色が完成します。加熱工程を無くすことでエネルギー消費を抑えつつ生産性を上げ、なおかつ100%自然由来のものでつくりあげた染料ゆえ、人が飲むこともできる環境負荷のない排水を実現します。今後はこの多様な“熊本の色”をラインナップした「草木染事業」を立ち上げ、熊本県の特産品として多様な商品を製造するほか、大手企業のノベルティ、販売商品、ユニフォーム等の製造販売体制を構築してまいります。

  • 小国町森林組合と株式会社サーキュライフは業務提携契約を締結いたしました

 この度弊社と小国町森林組合とは、よりエシカルな素材として「小国杉木糸」を製造・販売における共同展開を拡充してゆくための業務提携契約を締結いたしました。国内外でSDGsが推進され、脱プラスチックや循環型資源の活用が必須となってきている今、木材からセルロースを抽出し、和紙に加工して撚りあげた木質由来の糸「木糸(もくいと)」が、新たな商材として注目されています。土に還る循環型素材であり、アパレル業界における化学繊維のマイクロプラスチック問題や、製造流通における環境負荷などを低減する一翼として可能性ある素材で、小国杉ブランドの全く新しい製品をより多くの方にお届けしてまいります。

  • 株式会社Circulife/サーキュライフ について 代表取締役 川原 剛

 深刻な地球温暖化による脱炭素化への動き。消費者は環境に配慮した購買へと意識変化が起きています。環境負荷の少ない商品を選ぶことが常識となるこれからの市場に、地域資源(天草ヒノキ・小国杉等から)を原料とした生地は、全ての企業が無視できなくなった環境問題の一つの解決策にもなり、環境負荷の低減が実現できると考え創業しました。大量生産から適量生産へ、必要な物を必要な分だけ。地域資源を活用した製品作りを通して「循環する生活」=「Circulate Life」を提案して参ります。

  • 株式会社サーキュライフ/Circulife:

住所:熊本県天草市今釜町13-3
代表:川原 剛
事業内容:木糸・生地の製造・小売・企画・販売等
お問い合わせ先: HP https://circulife.jp/
Twitter https://twitter.com/circulife_inc
Instagram https://www.instagram.com/circulife_official/
FUNDINNO https://fundinno.com/projects/376
Facebook https://www.facebook.com/Circulife2021
┗会見アーカイブ動画:facebookページよりLIVE配信動画

<本プレスリリースに関する お問い合わせ先>
天草市起業創業・中小企業支援センター(アマビズ)
担当 小田、渡邉 0969-24-5555
Mail:info@ama.biz.jp

<株式会社Circulife取材先>
担当 川原
Mail:info@circulife.jp

 

▼【TV報道ページ】

本記事に関するお問い合わせ:株式会社Circulife

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