グラフィック2022.02.10

新宿・歌舞伎町アートスペース「デカメロン」10名の作家で構成する年間展示スケジュールを発表。

東京
有限会社スクラムライス

2022年のコンセプトは「細胞死(ネクローシス/アポトーシス)」

 

2021年展覧会より(左上より小山渉、鳥井祥太、袁方洲、秋山佑太、渡邊拓也、オヤマアツキ、オル太、原田裕規、井田大介)

 

  • Exhibition concept 2022 

 

​細胞死とは細胞が活動する様々な局面で、外的要因により偶発的に生じる不可逆的な細胞障害がもたらす受動的な死の形式ネクローシス(壊死)と、アポトーシスという細胞自らの遺伝子発現によって自己を能動的に消去するプログラム細胞死の2つが存在します。


本年の展覧会はこの細胞死の解釈を(radicalに)飛躍させることを目的としています。

 

それは、抗いようのない意思を意識し再認識する事、つまり我々も(が)地球にとっての細胞の一部もしくは養分としての機能を捉え直し、継続的な社会を形成する上での「apoptosis」としての働きを行うか、外的損傷を齎す「necrosis」を誘発する働きを行うかです。 

上竹 真菜美「Imagining Something Unknown(知らないものを想像する)」より

20年はコロナウイルスの感染経路の大半が飛沫感染であることが発表された事で他者とのコミュニケーション方法のあり方が見直された為に「言葉」(主に対話)を、21年ではコロナウイルスへの対応に各々が独自の見解と判断を下す機会が見受けられた事で、個人が社会や世界と対峙する上での「道徳や倫理」(主客の観点)を展覧会のコンセプトに据えてキュレーションを行ってきました。
そして、本年の試みは通底していた問題意識に対して1つの区切りをつけることでもあり、また新たな問題を浮かび上がらすこととなるでしょう。

是非とも各作家の展覧会をご高覧下さい。

 

  • デカメロン/一刻  店舗情報

 

HIROSHI AOKI PHOTOGRAPHY

デカメロンは2020年7月コロナ禍の新宿歌舞伎町にオープンしたアートスペースです。21年5月、展示面積を増床。キュレーターを務める黒瀧紀代士が新宿歌舞伎町で作品展示を行う意義を作家と共に議論しながら展示を行ってきました。
建物1Fにはコミュニティースペース「一刻」が併設。ヨーゼフ・ボイス、小泉明郎、毒山凡太朗を中心に若手作家の作品が飾られる空間でコーヒーやお茶、季節のカクテルを楽しめます。


デカメロン
住所  |〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-12-4 2F
開館時間|17:00 〜 26:00※開館時間は展覧会により異なります。最新情報はTwitterにてご確認ください。

休館日 |月曜休館
ホームページ|http://decameron.jp/

Twitter  |https://twitter.com/Decameron_20
Instagram |https://www.instagram.com/decameron_kabukicho/
入場料:|¥500

一刻
住所    |〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-12-4 1F
開館時間|17:00 〜 26:00

※まん延防止等重点措置の実施により変動あり。
休館日 |月曜休館
ホームページ| http://ikkoku.jp/
 

  • アーティストプロフィール

上竹 真菜美

1988年生まれ
東京、ベルリン在住
東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画卒業
ロンドン芸術大学チェルシーカレッジMAファインアート交換留学
東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
個展
2021 「Pixeillance」(EUREKA、福岡)
2020 「Imagining Something Unknown」(SomoS、ベルリン)
2016 「Still Ongoing」(TAP Gallery、東京)

グループ展

2018 「Auto Aim/Third Person Shooters」(東京藝術大学、東京)

2018 「台風と秩序」(スタジオ35分、東京)
2017 「第17回写真1_wall展」(ガーディアンガーデン、東京)
2017 「ゆるんだ遠近法」(gallery COEXIST-TOKYO、東京)
助成・レジデンス
2021-22 ポーラ美術振興財団在外研修員としてKünstlerhaus Bethanien(ベルリン)に滞在
2019-20 SomoS(ベルリン)
受賞歴
2017 第17回写真「1_wall」ファイナリスト
2015 第13回写真「1_wall」入選
メディア
2018 IMAオンライン「写真家のフィールドワーク Vol.5」

安部妃那乃 芸術文化支援事業 スタートアップ助成

エスモードジャポン東京校で服飾を学んだ後、多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コースに在学中。
現在のメディアや置かれている環境によって「ファッション」という装いと身体に与える影響から、物理的/社会的身体に対する認識を様々なメディア/台座を用いてそれらの認識の境界を新たな視点から捉え直し、拓かれた身体変容の可能性について思考する。

 

松田将英
匿名のアーティストとして活動を開始した松田は、匿名性と集合知を主題としたTwitter上のBOTアカウントを介して人々と協働するイベントやインストラクション、パフォーマンスによって大きな注目を集める。その活動はソーシャルメディア以降の主体や作者性を問い直すものであり、直接的に都市や社会に介入することで新たな共同性を作り出す実践として高い評価を受けている。2019年には実名での活動を開始し、国内外のホワイトキューブも発表の場所に含まれるようになった彼は、ネットワークが浸透して以降のセレブリティやエコノミー、景観にたいするコンセプチュアルで詩的な実践によって、人々の認識をアップデートする試みを行なっている。
 

1986年神奈川県生まれ。

ベルリン、神奈川県在住。

展覧会

2020 「超現代美術展」(会場非公開、東京)

2019 「White Magazine」(EUKARYOTE、東京)

2018 「AMBIENT REVOLTS」(ZK/U、ベルリン)

2018 「#LutherLenin」(Studio Hrdinů、プラハ)

2016 「TACIT FUTURES」(Volksbühne、ベルリン)

受賞

2016 「Prix Ars Electronica」準グランプリ受賞。

鳥井祥太
1992年生まれ。2016年に東京芸術大学先端芸術表現科卒。現在は東京を拠点に活動。
シニシズムが蔓延している現代において、真摯なナラティブはいかにして表象できるかということを念頭に制作活動を続ける。

庄司 朝美

1988年福島県生まれ

2012 多摩美術大学美術研究科博士前期課程絵画専攻版画研究領域修了
個展
2021 “Unknown Image Series no.8 #3 百目の鳥によせて” void+(東京)
2019 “明日のまみえない神話” gallery21yo-j(東京)
2018 “泥のダイアグラム” Cale(東京)
2017 “劇場の画家” gallery21yo-j(東京)
2017 “夜のうちに” トーキョーワンダーサイト渋谷(東京)
2016 “きぬぶるい” Ogallery(東京)
2016 “トーキョーワンダーウォール都庁” 東京都庁第一本庁舎3階南側空中歩廊(東京)
2014 “砂漠の骨の音の柔かさ” Sakura gallery(東京)
グループ展
2021 “BankART Station : AIR2021” BankART Station(神奈川)
2020 “9人の眼−9人のアーティストHikarie Contemporary Art Eye vol.13” 渋谷ヒカリエ8/CUBE1,2,3(東京)
2016 “また起きてから書きます” akibatamabi21(東京)
2015 “Mondi Paralleli Asami shoji e Toshinori Tanuma” Atelier Controsegno(ポッツォーリ、イタリア)
“無人=Atopia” gallery COEXIST-TOKYO(東京)*美術ユニット構想計画所として参加
第18回岡本太郎現代芸術賞展 “Ω” 川崎市岡本太郎美術館(神奈川)*美術ユニット、構想計画所として参加
2013 “Direct Access Methodー水源地の芸術” 相模湖交流センター(神奈川)
2012 村田峰紀企画展“人間” 小金井アートスポットシャトー2F(東京)
2011 “ASPECTS 2011” RSS University Gallery/チェンマイ国立美術館(タイ)
“Creative Education” Silpakorn University Gallery(バンコク、タイ)
“乾いた風が吹いて氷の溶けたあとに 庄司朝美+春川真由美” ギャラリーQ(東京)
2010 “更新に憑くー可塑的な無人島” akibatamabi21(東京)
2008 “12本のコード” ギャラリーQ(東京)
受賞
2020 令和2年度五島記念文化賞
2019 FACE2019 グランプリ
2016 トーキョーワンダーウォール2015 トーキョーワンダーウォール賞
2015 第18回岡本太郎現代芸術賞展 入選(美術ユニット、構想計画所として参加)
2011 第一回宮本三郎記念デッサン大賞 審査員賞

渡辺志桜里
全体性を主軸に、生物、無生物を問わず、その個に携わる身体の境界といったものに焦点を当てて制作。 個々から成り立つ全体性のイメージを反復させ、自己と他者の交わる接点をある時は融解させ、ある時は断絶させることで核心のない並列的な広がりにする事を目的としている

1984年東京生まれ
中央大学文学部仏文学専攻卒業
東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
Exhibition 
2021 「非≠人間と物質」 / Non Not equal Between man and matter」3331 Arts Chiyoda
2021  「Das Fremde in der Isolation」(ドイツ/ケルン)
2021 「ストレンジャーによろしく」 (金沢)
2021 「水の波紋展2021」(渋谷区役所美竹分庁舎)
2021  「ベベ」(WHITEHOUSE)
2021  「FLUSH-水に流せば-」(EUKARYOTE)
2020 「A waiting room」(ゲーテインスティチュート)
2020 「ノンヒューマンコントロール」(TAV gallery)
2020 「The dialogue of opposites」(ART TRACE GALLERY)
2020 「Dyadic Stem」The 5th Floor (東京)
2020 「遊園地都市の進化 ── スクワット作戦会議 in 渋谷」(RELABEL神泉)
2020 「#4cases / #HumanTrajectory / #Anthropocene」(RELABEL神泉)
2019 「LenguajeAlterno」(R.IDOProyectosMexicoメキシコ)
2018 「mass」(ブランクラス)
2018 「東京の桜」(六本木ヒルズ展望台TOKYOCITYVIEW)
2018 「sweet doughnut」(S.Y.P - ArtistsrunspaceinTokyo -)
2017 「sleepingpool」(東京芸術大学大学院卒業展)
2016 「茨城県北芸術祭」(茨城県大子町初原小学校)
2016 「INTERNAZIONALEDISCULTURA」(イタリアフロジノネ)

ジェイミー
ジェイミー の実践は、東洋哲学の影響を受けた自然の美学と結びついています。彼女の最近の作品は、写真、ビデオ、パフォーマンス、インスタレーションの組み合わせに焦点を当てています。これは、彼女自身の概念的基盤として「人工的な限界」を単純化および抽象化することによって、物事の人間空間の下を探索することです。彼女のプロジェクトは、文化へのサイト固有のアプローチを利用して、視聴者とその周囲のより大きな宇宙との間の交換を確立することを目的としています。
 

中国生まれ。現在、東京を拠点に制作活動を行う。
東京藝術大学修士、グローバルアートプラクティス
浙江財経大学学士、写真
レジデンシー
2019 セントラルセントマーチンズ-ロンドン芸術大学
展示会
2021 TOKYO GEIDAI ART FES BY AUGMENTED REALITY IN 善通寺
2021 ICADE2021, ‘ASK : OUR DIVERSE WORLD’国際アート&デザイン研究所卒業展 

2021 具身 MANIFESTATION(上海)
2021 卒業展示会(東京藝術大学上野キャンパス)
2020 グローバルアートプラクティス コース展示会(取手美術館)
2020 GAP2020オンライン展示会 

2019 “Lacunae” 藝祭(東京藝術大学上野中央ギャラリー)         
2019 ’Nothing on the table’展示会
2019 GAPオープンスタジオ@陳列館美術館
2019 スクリーニング プロジェクト

オートモアイ
匿名をテーマに日本で活躍するアーティスト。可視化されにくくあるストリートで暗黙に繋がる人と人との関係性を顔のないヒトによって描き出している。

 

個展
2020  ‘Bouy’ (CALM AND PUNK GALLERY)

2019  ‘Tacking City Nihonbashi’ (東京)

出版

2018  “Endless Beginning” (焚書舎)

2019  “ANGEL” (PARCO出版)

auto-moai.tumblr.com

Instagram:@auto_moai

Twitter:@auto_moai

Lily night
1988年 中国生まれ。現在、東京を拠点に制作活動を行う。
2019 東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科アートプロデュース領域修士号取得
2013 ケント大学 美術史専攻 修士号取得 2012 埼玉大学 教養学部 美学専攻卒業
受賞歴
2019 第8回 エモンフォトアワードグランプリ
2018 第18回 写真1_WALLファイナルリスト
2017 第33回 東川町国際写真祭赤レンガ公開ポートフォリオ・オーディション・グランプリ
2017 第7回 TOKYO FRONTLINE Photo Award 審査員賞
個展
2022 写真集刊行記念展(リコーイメージングスクエア新宿)
2021 Enter the Void、NOHGA HOTEL UENO TOKYO 2021 局部麻酔(アートウォールギャラリー、銀座蔦屋書店)
2020 ABSCURA(銀座ニコンサロン)
2020 ABSCURA(大阪ニコンサロン)
2020 LAST NIGHT(ふげん社)
2020 i was real、kanzan gallery
2019 Dyed My Hair Blond, Burnt Dark at sea(エモンフォトギャラリー)
2019 1/3 PORTRAIT(Gallery ARTDYNE)
2018 第34回東川町国際写真祭赤レンガ倉庫写真展
2018 ligament(ソニーイメージングギャラリー)
2017 第33回東川町国際写真祭赤レンガ倉庫公開ポートフォリオ・オーディション

グランプリ受賞者展、Tokyo Institute of Photography、72ギャラリー

グループ展
2021 第5回 深圳国際写真祭(中国)
2021 3331アートフェア(アーツ千代田3331)
2021 Mapping from Home(ターナーギャラリー、東京芸術祭関連プログラム)

2021 ニ人展 Naked Image×畑山太志(ヒルトピアアートスクエア新宿)

2021 対話する衣服、Shibuya Fashion Week(スクランフブルスクエア12階)

2020 Spring Show 3331アートフェア(アーツ千代田3331)
2020 東京好奇心(Bunkamuraミュージアム)
2019 第8回 エモンフォトアワード・ファイナルリスト展(エモンフォトギャラリー)

2018 第18回 写真1-WALLファイナルリスト展(ガーディアン・ガーデン)

2017 ASSISTANTS(OTA FINE ARTS 東京)
2017 The Summer Show、モデナ写真財団招待滞在制作成果展(Foro Boarioモデナ)

2017 Aisa Hotel Project × 東京藝術大学巡回展
出版物
2022 『ABSCURA』赤々舎
プロジェクト
2021 True Colors FASHION(オンライン公開中)

2017 まちなか展覧会「エア/プール」、企画・キュレーション(東京西小山エリア)
イベント
2021 On Beauty:トークイベント×Rick Guidotti、True Colors Film Festival
2020 御苗場写真祭特別企画 オンラインレクチャー
2020 VIRTUAL ART BOOK FAIR(東京都現代美術館)

2018 AKAAKA連続トーク(ニコンプラザ新宿)

2018 1968年:激動の時代の芸術展関連プログラム・パフォーマンス(千葉市立美術館)
作品収蔵
モデナ写真財団(イタリア)
東川町国際写真財団(北海道)

村田 冬美(mumei)
1990年生まれ
2015年 東京芸術大学美術学部先端芸術表現科 卒業
2017年 東京芸術大学大学院先端芸術表現専攻 修了


2019年 「DOVE / かわいい人」4649(巣鴨、東京)
2018年 「Unstable #2」Comfort Station Visual Arts Program 2018,  Comfort Station(シカゴ、アメリカ)
2017年 「Unstable #1」Seeing Through the Garden 東西の自然観から物語へ(香川県引田市)
2017年 「恋せよ乙女!パープルーム大学と梅津庸一の構想画」(ワタリウム美術館)
2017年  ボリス・グロイス日本招聘プロジェクト「アートにパワーは内在するか?」実行委員 
2015年  大木裕之キュレーション 超たまたまʼ13(小金井アートスポットシャトー2F、東京)
2013年 「HUMONIUM 上映会」オーディトリウム渋谷(神保町試聴室)
2012年 「Encounter」SAKuRA gallery(清澄白河)
2011年 「HUMONIUM 上映会」(下高井戸シネマ)

本記事に関するお問い合わせ:有限会社スクラムライス

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