グラフィック2021.08.07

<SEIBU IKEBUKURO ART NEWS>2021年8月 アート情報

東京
株式会社そごう・西武
​次代を担う若手・俊英作家を始め、現代の絵画、工芸ジャンルにおいて個性豊かな制作活動を続ける注目作家をご紹介する「アート・ギャラリー」と、国内外の優れたアーティストによる高質な美術作品をお客さまにご紹介する「場」として厳選された企画展を開催する「アート・フォーラム」の8月のスケジュールです。
※両会場とも、各展覧会最終日は各会場午後4時にて閉場します。
■西武池袋本店 本館6階(中央B7)=アート・ギャラリー
・8月4日(水)~17日(火) 渡辺おさむ ー幻想動物園-
・8月18日(水)~24日(火) 小野澤弘一 陶展
・8月25日(水)~31日(火) 石井康治ガラス展

■西武池袋本店 本館6階(中央B8)=アート・フォーラム
・8月4日(水)~10日(火) 彩刻磁 石橋裕史展
・8月11日(水)~17日(火) 民藝の系譜展 -河井寛次郎とその仲間たち-
・8月18日(水)~24日(火) 朴香淑展
・8月25日(水)~31日(火) 中野昌子日本画展


<本館6階(中央B7)=アート・ギャラリー>
  • 渡辺おさむ ー幻想動物園-
8月4日(水)~17日(火)
スイーツデコの技術をアートに昇華させた第一人者として、テレビや雑誌などさまざまなメディアでも取りあげられ活躍中の渡辺おさむ氏。本展では、約35点のお菓子でできた動物たちが集まる幻想動物園を展覧いたします。会場で迎える本物そっくりのフルーツやクリームでデコレーションされた動物たちは、見ているだけで幸せな気分に。彼らはスイーツでできた楽園から幸せを届けてくれるメッセンジャーなのです。

 

「Rainbow zebra」
・サイズ:幅43×高さ50×奥行20cm  ・価格:418,000円
※素材:樹脂、モデリングペースト、アクリル絵具、FRP
シマウマの美しい文様を七色のさまざまなスイーツで表現しました。
天敵から隠れるための擬態として縞模様ができたと言われていますが、お菓子の一つひとつが集まって、シマウマの形に擬態しているようです。

  • 小野澤弘一 陶展
8月18日(水)~24日(火)
将来を期待される若き陶芸家 小野澤弘一氏の個展を開催。漆や錫を施した作品は、寡黙ながら豊かな表現性を持ち合わせています。昨年から栃木県益子町に工房を移し、心新たに制作に取り組んでいる作者の「今」をご覧いただけます。

 

「陶漆黒彩小壷」
・サイズ:径11×高さ11cm  ・価格:11,000円
焼き締めの陶器に、漆などを施し独特の黒い質感に仕上げた小ぶりな壷です。

  • 石井康治ガラス展
8月25日(水)~31日(火)
色彩と造形、ガラスの魅力が最大限に引き出された作品たちは、今もなお多くの人を魅了してやみません。代表作から食器までを一堂に展示。この機会に貴重な作品の数々をご覧いただけます。

 

「彩花文器」
・サイズ:幅32.5×高さ22×奥行12cm  ・価格:495,000円
特に人気の高い「彩花文」シリーズの大作。色彩豊かで流れに舞うような文様が鮮やかに描かれている秀作です。



<本館6階(中央B8)=アート・フォーラム>
  • 彩刻磁 石橋裕史展
8月4日(水)~10日(火)
京都府指定無形文化財保持者の陶芸家・石橋裕史氏の展覧会。焼成後の作品表面の釉薬をサンドブラストで段階的に削って模様を描く「彩刻磁(さいこくじ)」は作者独自の技法です。本来なら焼成して完成する焼物の工程に、焼成後にも作品と向き合い、釉薬を何段階にも削っていきます。そのようにして生み出される美しいグラデーションにより、文様に深みと広がりを持たせ、焼成だけでは作り出すことができない新たな表現を可能としました。

 

「彩刻青磁壷」
・サイズ:径23.5×高さ26.5cm  ・価格:1,650,000円
爽やかな青空を感じさせる青磁釉、器体全体に繊細に施された彩刻磁技法による文様がとても印象的な作品。口にあしらわれた葉の彫文がアクセントとなり、作品全体を引き締めています。

  • 民藝の系譜展 -河井寛次郎とその仲間たち-
8月11日(水)~17日(火)
今年は「民藝運動」を提唱した哲学者・柳 宗悦の没後60年。民藝運動に関わりを持った作家達に注目が集まっています。民藝運動は、日用雑器の中にすこやかな美しさを見出そうとする芸術運動で、大正末期に柳 宗悦、陶芸家の河井寛次郎、濱田庄司、富本憲吉らによって興されました。この運動からは、のちに人間国宝となる型絵染の芹沢銈介や、木工芸の黒田辰秋などの偉大な作家が輩出されています。英国人のバーナード・リーチによって、日本の民藝運動は欧米にも伝わりました。昭和の時代に一世を風靡した名工たちの作品を一堂にご紹介します。

 

「練上扁壷」
・サイズ:高さ20.2×幅16cm 共箱  ・価格:1,980,000円
白、茶、濃茶の3種の土を重ねた練上(ねりあげ)技法で作られた扁壷。1950年代の作品です。

  • 中野昌子日本画展
8月25日(水)~31日(火) 
―花ごころを描く―
色彩豊かに四季の花々を描きあげる中野昌子先生。池袋コミュニティ・カレッジの講師を務めるなどご活躍の中野先生による、花の香りと温もりに満ちた作品の数々を展覧します。

 

「三色菫」
・サイズ:8号  ・価格:440,000円
[作家コメント]
パンジーは、その名の通り考え深くもの言いたげに見えます。おしゃべりな花たちで、その呟きや囁きに耳を傾けながらの制作は楽しいものです。



※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業時間が変更になる場合がございます。また、各種催し・サービスの中止や延期、商品入荷遅延や販売中止、価格変更が発生する場合もございます。あらかじめご了承ください。
※時差来店にご協力ください。

西武池袋本店
住所:〒171-8569 東京都豊島区南池袋1-28-1
電話番号:03-3981-0111(大代表)
営業時間:10:00~21:00 *日・祝休日は~20:00(不定休)
*最新の営業時間は以下より確認ください。↓
 https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/topics/page/rinjikyugyo2004.html
ホームページ:https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/
本記事に関するお問い合わせ:株式会社そごう・西武

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