グラフィック2021.04.02

【国立映画アーカイブ】展覧会「創刊75周年記念 SCREENを飾ったハリウッド・スターたち」開催のお知らせ

東京
文化庁

「SCREEN」を飾った歴代のハリウッド・スターたちのまばゆい輝き!

 

 

ジョン・ウェイン、エリザベス・テーラー、ジェームズ・スチュアート、オードリー・ヘプバーン、スティーヴ・マックィーン、クリント・イーストウッド、ジョディー・フォスター、マイケル・J・フォックス、ジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオ…。日本の映画ファンの歩みは数限りないアメリカ映画のスターたちを抜きにして語ることはできません。

外国映画、とりわけハリウッドのスター俳優に取材し、常に最新情報を日本に送り届けてくれる近代映画社の月刊誌「SCREEN」は、季刊の「ポートレート集」としてタイロン・パワーと原節子の両面表紙で1946年5月に創刊、翌年2月発行の第3号からは月刊の「アメリカ映画紹介鑑賞誌」として新たなスタートを切りました。間もなくヨーロッパ映画を含めた洋画ファン雑誌のスタイルを確立して、現在まで長く映画ファンに愛され、この2021年5月に創刊75周年を迎えます。

本国から供給される情報や写真に頼った画一的な記事をよしとせず、ハリウッドに自社の通信員を置いてスターたちの生の声を伝え続けている「SCREEN」は、日本の外国映画ジャーナリズムにおいても独自の地位を占めてきました。

この展覧会では、1990年代までを対象に、ハリウッドで独自に収めた華やかなスターフォトや、スターの来日時に撮影された貴重な写真を通じて、日本の映画ファンが注いできた情熱の系譜をたどります。また歴代の号の誌面を紹介するとともに、半世紀近くにわたって同誌に貢献したハリウッド通信員ヤニ・ベガキス氏の功績もフィーチャーします。
 
スターたちが日本の映画ファンに見せくれた魅力的な表情の数々をお楽しみください。

 

  • 展覧会の構成

◆「SCREEN」のカメラがとらえたスターたち
1950年のボブ・ホープ以来、1990年代までに日本を訪れたハリウッド・スターたちの取材写真を展示。
「SCREEN」が他誌に先駆けて始めたハリウッド現地取材ならではの写真の数々を、名物記者ヤニ・ベガキスの仕事を中心に紹介。

 ◆ハリウッド・スターからのおくりもの
来日インタビュー時に書かれたオードリー・ヘプバーンのサインや、「SCREEN」とその読者にあてられたケーリー・グラントのサイン入りポートレートなど、「SCREEN」の財産である貴重な資料を展示。

 ◆「SCREEN」75年の歴史から
1946年5月発行の「SCREEN」創刊号をはじめとする各時代の誌面を紹介。
思い出の表紙の数々とジョン・ウェインからナタリー・ポートマンまで歴代のスターたちをパネル展示。
「SCREEN」読者投票が選ぶ年間ベスト作品と人気男女優の歴史をパネルで紹介。
 

  • 展覧会の見どころ

★本展では、洋画ファン雑誌「SCREEN」の誌面を飾ってきたハリウッド・スターの写真から、1950年代から90年代までを中心に構成しています。なかでも、「ハリウッド・キング」と称されたクラーク・ゲーブルの来日など、1950年代から60年代にかけて日本を訪れた伝説的なスターたちの貴重な取材写真の数々は見どころです。

★「SCREEN」の財産といえる、オードリー・ヘプバーンやジョニー・デップのサイン色紙、ジェームズ・スチュアートやグィネス・パルトローのサイン入りポートレートなどを併せて多数展示します。

★「SCREEN」では60年以上前から、独自のハリウッド通信員が現地取材を行ってきました。スターへのインタビューやアカデミー賞授賞式取材など、名物通信員ヤニ・ベガキスの取材写真を中心に、他誌に先駆けて手掛けたハリウッド現地取材の歴史を紹介しています。

 

  • 開催概要

創刊75周年記念 SCREENを飾ったハリウッド・スターたち
(Hollywood Stars in SCREEN Magazine: Commemorating its 75th Anniversary)
主催:国立映画アーカイブ、近代映画社

会期:2021年4月13日[火]-7月18日[日]
休室日:5月25日(火)-28日(金)、7月6日(火)-7日(水)および月曜日は休室です。
開室時間:午前11時-午後6時30分(入室は午後6時まで)*夜間開館は当面の間休止いたします。
会場:国立映画アーカイブ 展示室(7階)
アクセス:東京メトロ銀座線京橋駅下車、出口1から昭和通り方向へ徒歩1分/都営地下鉄浅草線宝町駅下車、出口A4から中央通り方向へ徒歩1分/東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅下車、出口7より徒歩5分/JR東京駅下車、八重洲南口より徒歩10分

料金:一般250円(200円)/大学生130円(60円)/65歳以上、高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料

*料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。*( )内は20名以上の団体料金です。
*学生、65歳以上、障害者、キャンパスメンバーズの方は入室の際、証明できるものをご提示ください。
*国立映画アーカイブが主催する上映会の観覧券(半券可)をご提示いただくと、1回に限り団体料金が適用されます。
*2021年5月18日(火)「国際博物館の日(毎年5月18日)」は、無料でご覧いただけます。
*雑誌「SCREEN」をご提示いただくと、1冊につき1名様に限り団体料金が適用されます。

 ※新型コロナウイルス感染症拡大防止策につきましては、当館HPをご確認ください。
 →https://www.nfaj.go.jp/ge/topics/20200625/

本記事に関するお問い合わせ:文化庁

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