スペース2020.07.07

Art exhibition “Interlude” by Funny Dress-Up Lab

東京
株式会社WATOWA

ミニ四駆のステッカーをマテリアルとし、現代の社会やカルチャーに、ノスタルジー&ニューの感覚を与える現代アーティストFunny Dress-Up Labが、FASHIONからARTまで幅広く演出をしている小松隆宏(WATOWA INC.)のプロデュースの元、7月12日(日)〜7月19日(日)の期間、elephant STUDIO(東京都渋谷区)にて開催します。

 

概要
名 称 :「Interlude」
期 間 : 2020年7月12日(日)〜19日(日) 12:00〜19:00
会 場 :elephant STUDIO 2F (東京都渋谷区渋谷2-7-4) www.elephant.tokyo
※アポイント制
※アポイントされてない方も当日ひとが少なければ、ご案内できるかもしれませんが、コロナ対策もあり、お断りせざるをえない場合がありますので、アポイントをお取りいただければ幸いです。

 

<< アポイント >>
下記のU R Lからご希望の <<日・時間>> を選びアポイントをとって頂ければ幸いです。
https://interlude.peatix.com/

 

Funny Dress-up Labは大人の子供心と、それが、進化した大人心をくすぐる作品を制作している。 特にあの頃の、“ソレ“を知っている男の子にとっては、、、
一時代の子供達を魅了した“ソレ”。
“ソレ”とは、「ミニ四駆」という電池で走るマシンのことだ。
あの頃は、アーティスト本人、そして、私の時代までも一誓を風靡し、子供心に、自分のお小遣いの殆どを早く走るための改造とかっこよくするためのドレスアップステッカーで費やしていた。

“ソレ”は、子どもたちにとっての紛れもなく資本主義の中での「自己表現」であり、「アート」だったに違いない。
彼は、その中のドレスアップステッカーという、貼るだけで様々な個性を引き出せるマテリアルのみを使い、彼独自の感性で様々な作品へと進化させる。

 

ミニ四駆自体を使った仮面、アクリルへのコラージュ、ポートレート、そして、今回は、彼の存在を再度見直すがごとく、自身のコラージュをセメントに埋めこみ、そのなかから掘り起こすという、自身のアート活動に対する歴史的な未来への思いや、自分自身を掘り起こす意味や、このドレスアップステッカーがなくなってしまった未来へのオマージュとも言える作品群がメインピースとなる。

 京都からの巡回作品と、更に東京のみで発表される作品とで構成されます。
 是非、あの頃の子供心と今の大人になった子供心を確かめに来てください。

 

 Exhibition producer :TAKAhiro KOMATSU ( WATOWA INC.)


Funny Dress-up Lab
1978 年生まれ。千葉県千葉市出身。京都府在住。 本来ミニ四駆をドレスアップする為に生産、販売 されていたドレスアップステッカーが持つ、
 鮮やかな色彩、独特な形状、版ズレ、デッドス トックであるという様々な面に魅了され、 ドレスアップステッカーのみを加工せずに使用したコラージュ作品を制作している。 世の中にあるドレスアップステッカーを使い切った時、制作は終わりを迎える。

 

INTERLUDE

 “Interlude”とは曲と曲の合間を意味する言葉。 僕は一人息子であり、父親は他界し母親一人が実家で生活をしている。 このまま自分勝手に作品の制作を続けていっても良いものなのかという自問自答をすることが日に日に増えてきている中で作品の制作を止めるということには考えが至らない。 これは頭の中で自身を納得させるために無意識に自分をそこへ導いているようにも思えた。 それならば頭の中だけではなく手を動かし、作品を制作することで改めて迷いの中にいる自身を見つけ出し、自分を肯定して納得させることができないものか。 自分を塞ぎ込み、壊し、見つけ出す。 結果的にこれも強制的に都合の良い自分へ導いている行為なのかもしれないが。

COVID-19のパンデミックにより日常の変化を余儀無くされている渦中で、これまで普通に制作することのできた一部の作品を今回制作することができなかったという“これまでの普通”と”これからの普通”という合間の制作。

Funny Dress-up Lab

 

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