3月10日、ロンドンのホワイトチャペルギャラリーにて、第8回マックスマーラ・アート・プライズ・フォー・ウィメンがエマ・タルボットに授与されました。
本賞はマックスマーラ、ホワイトチャペル・ギャラリー、コレツィオーネ・マラモッティ協賛の下、個展開催経験のない女性アーティストをサポートするために隔年で授与されています。

エマ・タルボットと作品“when Screens Break 2020”

今回マックスマーラ・アート・プライズ・フォー・ウィメンを受賞したエマ・タルボットはロンドンを拠点に活躍するアーティスト。
描画、絵画、インスタレーション、彫刻にわたる彼女の作品は、個人的な思索、感情、物語の心象風景を探りながら、現代の諸問題を取り上げる、より広範な物語へと投影されます。

今後、受賞の特典として授与される半年間のイタリア滞在を経て、マックスマーラ・アート・プライズ・フォー・ウィメンの受賞につながったタルボットの新作案が作品化され、2021年にまずホワイト チャペル・ギャラリー、次いでイタリアのレッジョ・エミリアにある美術館コレツィオーネ・マラモッティで展示されます。