舞台・ライブ2019.10.12

京都発のノンバーバル舞台『ギア-GEAR-』日本初、前人未到の公演回数3000回突破へ

京都
有限会社一九二八

京都で上演中の舞台公演『ギア-GEAR-』(以下『ギア』)は、来たる2019年10月20日(日)18時公演で、日本演劇史上初となる3000回公演を達成する予定だ。


■日本オリジナル作品では前人未到の大台へ

 

日本オリジナル作品のロングラン記録としては、森光子氏主演の「放浪記」が有名だが、『ギア』は、その記録を2017年10月に塗り替え、その後も公演を重ねてきた。そして来たる10月20日、日本演劇史上初となる3000回の大台を突破する予定だ。

 

◎日本オリジナル作品の公演回数ランキング

1位 3000回 「ギア」

2位 2017回 「放浪記」主演:森光子氏

3位 1700回 「SHOCK」主演:堂本光一氏(KinKi Kids)

(各公演回数 出典元:朝日新聞デジタル 2019.4.14配信記事より) 

 

■演劇の本場・ブロードウェイ作品にも匹敵する公演回数

 

演劇と言えば、誰もが思い描くのがニューヨーク・ブロードウェイ。

「オペラ座の怪人」や「ライオンキング」など、名だたる作品がロングラン公演中だが、3000回と言えば、それら有名作品がひしめく中、第6位に食い込む公演回数である。

達成までの所要期間も、8年弱(7年と202日)での達成となり、ブロードウェイで上演中の作品とほぼ同等のペースで公演を実施していることになる。

 

◎ブロードウェイで公演中のミュージカル作品の公演回数ランキング

1位  12806回 「オペラ座の怪人」

2位  9131回 「シカゴ」

3位  8735回 「ライオンキング」

4位  6270回 「ウィキッド」

5位  3187回 「ザ・ブック・オブ・モルモン」

6位  3000回 「ギア」

(各公演回数 出典元:ブロードウェイミュージカル情報「あっとブロードウェイ」より 2018.11.14配信記事より)

 

『ギア』のココがすごい!~その1

 

▶インバウンドに欠かせないエンターテイメント「ノンバーバルパフォーマンス」

2020年の東京オリンピック、2025年の大阪万博と、大きな国際イベントが続くこれからの日本。政府も国策として、インバウンドに力を入れていく動きがあります。

ここ京都でも、土地さえあれば新しいホテルや旅館が建設されています。

しかし!!京都には、神社仏閣以外に、楽しめるコンテンツがない。「それなら、京都に泊まらなくてもいいじゃない?」という問題があると私たちは考えています。

『ギア』は、ノンバーバル(=セリフの無いお芝居)なので、日本語が分からなくても楽しめる。また、18時・19時といった夜の時間帯にも公演があるので、神社仏閣が閉まった後にも、京都で楽しむことができます。

夜に楽しめる場所があるということは、その街での滞在時間が大幅に伸び、飲食や宿泊を中心に利用が増加するため、街全体のインバウンド市場の活性化に繋がります。

 

『ギア』のココがすごい!~その2

 

▶分断の続く世の中に必要な精神「調和」を伝える

『ギア』とは、皆さまもご存知の通り「歯車」という意味。「歯車」と聞くと、皆さまはどんなことを思い浮かべるでしょうか?中には“社会の歯車”といったネガティブなイメージを想起される方も少なくないかも知れません。

私たちの思い描く「歯車」は、違います。

色が違えば大きさも違う、いろいろな個性を持った歯車がうまく絡み合った時に、ひとつの歯車では到底なしえないような、非常に繊細で面白いものができる。そんな「歯車」を思い描いています。

自分と形や色が違うからと言って、批判的になってしまうのはクリエイティブではない。お互いの良い部分や悪い部分も認め合い、調和していくことが、これからの世の中には必要なのではないでしょうか。

そんな思いを、作品タイトルにも込めています。

 

『ギア』のココがすごい!~その3

 

▶カスタマーレビューが作品を変える「演出家は、御客様」

『ギア』の演出家は、“オン・キャクヨウ” 。これは、“御客様” という漢字を音読みしたもので、架空の人物。特定の演出家は、あえてつけていません。これは、舞台製作の現場においては極めて稀なこと。

毎公演後、御客様に書いていただいたアンケートを集計し、全員で相談をしながら、その声を反映させていく。作品が生まれた当初から、変わらずこの手法で作り上げてきました。

『ギア』は、国籍や人種関係なく子どもから大人までという、非常に幅広い人をターゲットにしています。現時点で来場者数は22万人を数えますが、それほど多く、幅広い層にアプローチできる演出家は、“オン・キャクヨウ”をおいて他にいないと私たちは考えています。

 

『ギア』のココがすごい!~その4

 

▶細部にまでこだわる「ものづくりの精神」

「『ギア』は、3回目からが面白い」そんなお言葉をいただくことがあります。

子どもも楽しめる作品だからと言って、侮るなかれ。各シーンの裏には、様々なコンセプトが詰め込んであって、深堀りできる構造になっています。セリフがないため、裏に込められたコンセプトやテーマについて、舞台上では何も語りませんが、何度か観ていると「このシーンってこういう意味なのかな?」と気づくお客様が出てくるのです。

その他にも、舞台装置の作り込みの精緻さや、出演者の組み合わせによって微妙に変わる演出など、この作品の中には、日本オリジナルならではのものづくりの精神が確かに息づいています。

 

『ギア』のココがすごい!~その5

▶単純に面白い!「驚異の高評価」

世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」では、一貫して高評価を獲得している施設に送られる「エクセレンス認証」を5年連続で獲得し、京都の中心地・中京区の「名所・有名スポット」ランキングでは堂々の1位!

Googleレビューでも、400件以上の口コミを集める中、平均4.6点(5点満点)と高評価をいただいています!

※いずれも2019年8月時点

 

【代表者プロフィール】

兵庫県出身。同志社大学中退。インド放浪後、照明技術者として宝塚歌劇や劇団四季、歌舞伎など、 幅広い現場で実践を積む。1992年からコンテンポラリーダンスの母・スーザン・バージュのテクニカル ディレクターとして7年間、パリを中心に活動。その後、京都にて近代建築を改装した劇場「ART COMPLEX 1928」を立ち上げ、プロデューサーに転向。 「アートの複合(コンプレックス)」をテーマに、劇場プロデュースの他、文化支援ファンドの設立や造船所跡地をアートスペース「クリエイティブセンター大阪」に再生するなど、芸術環境の整備に 関わる活動を続ける。他にも、京都で異例のロングラン公演を続ける『ギア』をはじめ、文化芸術を 都市の集客や活性化につなげる数々のプロジェクトを打ち出し続けている。

 

【会社概要】

会社名:有限会社一九二八(ART COMPLEX グループ)

所在地:京都市中京区弁慶石町56 1928ビル3階

事業内容:劇場の運営、イベントの企画、製作、運営

代表者名:小原啓渡

 

【公演概要】

公演名:ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』

公演日時:

水曜日・金曜日 14時/19時

月曜日・土曜日・日曜日・祝日 13時/18時

会場:ギア専用劇場(ART COMPLEX 1928)

チケット料金:一般4,200円(学生、シニア料金あり)

チケット取扱い:ローソンチケット、イープラス他

企画製作:ART COMPLEX

主催:有限会社一九二八

協賛:リッジクリエイティブ株式会社

後援:京都府 京都市 京都市教育委員会 公益財団法人京都市観光協会 京都商工会議所

公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー KANSAI Creative Factory推進委員会

 

【主な実績】

・「第6回京都文化ベンチャーコンペティション」近畿経済産業局賞受賞 (2013年)

・ 「TED×Kyoto2013」でスペシャルパフォーマンス実施 (2013年)

・「文化庁劇場・音楽堂等活性化事業」 採択 (2014-2016年)

・世界最大級旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」エクセレンス認証を4年連続獲得 (2015年・2016

年・2017年・2018年)

・「京都創造者大賞(アート・文化部門)」受賞(2016年)

・千葉ポートシアターにて『ギア-GEAR-』East Version公演開始(2017年)

・近畿経済産業局「関西インバウンド大賞」受賞 (2018年)

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

本記事に関するお問い合わせ:有限会社一九二八

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