上條陽斗×関田重太郎×高山芳の「Sequence of Rhythms」- AWASE gallery | 新宿のギャラリー・アートスペース
上條陽斗×関田重太郎×高山芳の「Sequence of Rhythms」
AWASE galleryは、このたび、上條陽斗×関田重太郎×高山芳の「Sequence of Rhythms」を開催いたします。
会期は7月4日(土)〜 7月19日(日)、AWASE gallery プロジェクトスペース「On」です。
初日7月4日(土)17時〜20時はオープニングパーティーを予定しております。作家も在廊いたします。
—
【ディレクター 松井陸によるステートメント】
街に大きな「広場」ができると、そこには無数の出来事が集まってくる。
互いに関係のない出来事が、大小さまざまなスケールで同時に展開される広場は、街の豊かさそのものを象徴する存在になり得る。
初めて訪れる広場において、私たちはそこで起こる出来事のどれとも直接の関係を持たないまま、その光景を眺めている。しかし、複数の出来事を移動しながら連続して体験することで、私たちはその場所の一端を理解したような感覚を得る。
無関係な出来事が、互いに整理されることなく同じ場所に存在し続けること。そのような在り方こそが、公共性の本質なのではないだろうか。
本展における作品は、それぞれ固有のリズムや速度、大きさを持ちながら、空間の中で展開する。一つひとつは独立した出来事であり、ときに互いに呼応し、ときに交わることなく並存する。
鑑賞者はそのあいだを移動しながら、作品同士の関係性だけではなく、時間や距離、視点の変化によって移り変わる展示空間そのものを経験する。
鑑賞する時間帯や天候によってさえ風景の見え方が変化する不確実さもまた、本展の一部である。それは、極めて自然な広場の在り方でもある。
鑑賞者は広場に佇む人のように、それぞれのリズムを観測しながら、複数の出来事がひとつの風景として立ち上がる瞬間に立ち会うことになる。
アーティストプロフィール

上條陽斗/Haruto Kamijo
「座屈による構築」/PET、ナイロン、ポリウレタン/400x256x256mm/2025
上條陽斗/Haruto Kamijo
2000年 東京都生まれ。
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士後期課程在籍。
2026年〜 東京藝術大学非常勤講師。
東京大学工学部長賞(研究最優秀)の受賞やクマ財団8・9期生への採択、大阪・関西万博の閉会式での衣装素材の制作など多方面で活動している。
主な展覧会
【個展】
2025年
「forming patterns」/ TIERS GALLERY、東京
【グループ展】
2026年
「ON PAPER」/ WHAT CAFE、東京
「Surface Grammar」/ ISETAN THE SPACE、東京
2025年
「FUJI TEXTILE WEEK 2025」/ 山梨県富士吉田市内
「6 drawings vol.3」/ AWASE gallery、東京
「gyroid resonance」/ スパイラルガーデン、東京
【作品・コンセプトについて】
細い棒をしならせる力学と幾何学を用いて構造を制作する。対象の構造の観察から事前に計画される制作過程は、自然の持つ必然性を飼い慣らして恣意性を発揮するための努力でありつつ、どこかで手綱を離して成り行きに任せるほかなくなる。多少の恣意性、大部分を占める必然性、ほんの少しの偶発性が作る形態を探究している。
関田重太郎/JUTARO SEKITA
「4メートル走」/鉄・農耕車タイヤ・チェーン/1500×1500×1660mm/2026
関田重太郎/JUTARO SEKITA
2000年 東京都生まれ。
2023年 東京藝術大学 美術学部 建築科 卒業。
2025年 クマ財団 クリエイター奨学金 第9期生 採択。
2026年 東京藝術大学大学院 美術研究科 建築専攻 修了。
2026年 株式会社あずま工房 入社。
【作品・コンセプトについて】
建築とアートの現場を横断しながら、作る過程そのものを設計対象として捉えている。住宅の一部をクレーンで吊り上げて移動させるパフォーマンスや、茶刈機を組み合わせて茶畑内を移動する和室など、重機や装置を介して場を作り替えるアートプロジェクトを展開している。

高山芳の/Yoshino takayama
「beans」/ミクストメディア/260×120×70mm/2026
高山芳の/Yoshino takayama
多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻統合デザイン領域在籍
主な展覧会
【個展】
「マキナとコレオ」/ギャラリー 準備中、東京
【助成・奨学金】
クマ財団クリエイター奨学金 第9.10期
佐々木泰樹育英会デザイン・工芸美術分野奨学生
【受賞】
Design Tide class of 2025 winner
【作品・コンセプトについて】
磁力や重力などの物理現象と、単純な円運動を用いた装置。プログラミングで完璧に制御するのでもなく、逆に完全な自由を与えるのでもない。物理法則と拍の中で健気に動き続ける装置は、私たちが日々の制約の中で、懸命に生きている姿とも重なる。「生きること」を、普遍的に知覚可能な出来事へと濾過(ろか)していく。
開催概要
「Sequence of Rhythms」
・参加作家: 上條陽斗×関田重太郎×高山芳の
・会期:07月04日(土)〜07月19日(日)
・時間:12:00〜19:00
・レセプション:07月04日(土) 17:00~20:00
・休廊:月-火
・入場:無料
・会場:AWASE gallery(新宿)プロジェクトスペース「On」
〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目32−10 松井ビル8F
・主催:AWASE gallery
・お問い合わせ:info@awasegallery.com
あなたの会社のニュースを掲載しませんか?
ニュースへの新規掲載お申込み(無料)






