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プロダクト2023.12.27

アイデアコンテスト『Epson Nature Idea Award』受賞10作品が決定!ものづくりやアイデアを考えることが好きな学生をエプソンが応援

東京
セイコーエプソン株式会社

 セイコーエプソン株式会社(以下 エプソン)は、大学生・大学院生(以下 学生)の発想力や
創造力を発揮する機会としてアイデアコンテスト『Epson Nature Idea Award』を初開催しました。
2023年12月22日(金)にはエプソンスクエア丸の内にて、最終審査会と授賞式を実施。

『Epson Nature Idea Award』では、エプソンが自然豊かな信州でものづくりを続けてきたことから、
大自然とともに生まれるアイデアの可能性を信じ、「自然からヒントを得たアイデア」を募集しました。
最終審査会では、太刀川 英輔氏、藤原 麻里菜氏、セイコーエプソン代表取締役社長 小川 恭範氏、
執行役員/技術開発本部長 地球環境戦略推進室長 市川 和弘氏の4名が審査員を務め、
総勢10組のファイナリストによるプレゼンテーションが行われました。
そして、グランプリ作品は京都大学 釜田 陽光さんの「植物の腺鱗を利用した虫除けストラップ」に決定しました。

 

 

 

 

 

 

 

全国から多くの応募があり、参加した学生からは「プレゼンテーションは緊張しましたが、貴重な経験ができて楽しかったです。身近な自然に目を向けると、アイデアは無限大だなと感じました。」「型にとらわれない、ワクワクするアイデアが多く刺激になりました。審査員からのコメントも、自分が懸念していたところを言い当てられて『そうだな』と思いました。同時に、今日まで抱えていたモヤモヤと審査員の考えがリンクして、自分の感覚は間違っていないのだと希望にもなりました。」という声があがりました。


■グランプリ作品 評価ポイント
「自然からヒントを得たアイデア」という本アワードの趣旨を反映させ、デザイン面やプロダクトとしての実現性という観点も考えたユニークなアウトプットで、全体的なバランスが良かったと感じました。(太刀川 英輔氏)

■受賞作品一覧
グランプリ
受賞者:釜田 陽光さん(京都大学)
作品名:植物の腺鱗を利用した虫除けストラップ
作品説明:腺鱗のように虫除け成分を空気中に広げるストラップ
エプソン賞
受賞者:藤原 聡実さん(岩手大学)
作品名:見守りコウモリ君
作品説明:コウモリが超音波で獲物を認知するように、人の行動を探知し、見守る装置

審査員賞(太刀川 英輔氏選定)
受賞者:中野 和真さん(東京大学)
作品名:生物を模した物質回収装置
作品説明:カニのように海中のゴミや資源を回収する装置

審査員賞(藤原 麻里菜氏選定)
受賞者:樅山 大耀さん(芝浦工業大学)
作品名:無数の情報から心を守る −食虫植物より−
作品説明:虫を素早く捕食する食虫植物のように、SNSでのネタバレを防止する帽子

優秀賞
受賞者:菅谷 百花さん、菅谷 栞奈さん(慶應義塾大学)/作品名:PUFFBAG
受賞者:古屋 明日菜さん、北澤 のどかさん(信州大学)/作品名:イキイキにっ木
受賞者:江端 翔子さん(長岡造形大学)/作品名:おくるみベッド
受賞者:森本 志音さん(中央大学)/作品名:空気を見える化
受賞者:大山 優さん(東京理科大学大学院)/作品名:落ち着クライト
受賞者:進 聡一郎さん(九州大学)/作品名:ダンゴムシベッド

【受賞作品】

 

 

 

 

 

 


■グランプリ受賞者コメント
釜田 陽光さん(京都大学)
今、植物の基礎の研究をしていますが、応用の面でアウトプットする機会がなかった中で、Epson Nature Idea Awardは良い機会になりました。長野県諏訪市の出身で、自然の中で育ってきたことが上手く生かせたと思います。

 

 

 

 

 

 


■審査員コメント
審査員長 太刀川 英輔氏(デザインストラテジスト)
以前からデザインという出来事そのものが、生物の進化のような現象を人間がどこかのタイミングで再現できるようになったものだと考えていました。進化にはエラーと選択の繰り返しが不可欠ですが、作品の中には役に立つかはわからないけれどユニークなものもありました。参加者にとって大事なのは、変化に挑戦したこと。そして他の作品を通して選択の方向を感じたことです。これをつづけていれば、今日よりもはるかにすごいものをいつかつくるでしょう。そういうマイルストーンとして、この賞が彼らの1ページに刻まれるといいなと思います。

藤原 麻里菜氏(コンテンツクリエイター)
今ある機械などは自然から着想を得ているものが多いので、Epson Nature Idea Awardでは好奇心をくすぐられるような面白いアイデアが出てくることを期待していました。実際にファイナリストのプレゼンテーションを聞いて、皆さん考え方が柔軟で、興味のあるものに突き進んでいるなと感じました。自分の好奇心からアイデアを生み出し、これなら社会問題を解決できるかもと柔軟に考えている感覚を受けました。審査は僅差でしたが、私が選んだ審査員賞の作品は『絶対あのアイデアが良い!』と言って選びました。学生さんには今後、アイデアだけでなくプロトタイプをつくるなど、空想だけで終わらず自分でどんどん手を動かしてつくってみてほしいなと思います。

セイコーエプソン株式会社 代表取締役社長 小川 恭範氏 
本アワードは、学生の皆さんがアイデアを考えたり、ものづくりを楽しんだりすることを応援したい、という想いからスタートし、今回、初開催に至りました。全国の学生から多くの作品をご応募いただき、どの作品も興味深く、豊かな発想に驚かされるものばかりでした。本アワードでの経験を通じて、学生の皆さんが発想力や創造力を伸ばすきっかけになればと思っています。今後もエプソンは、本アワードを含め、学生の皆さんのあらゆる可能性を広げる一助として、課題解決・機会提供などのサポートを続けてまいります。

セイコーエプソン株式会社 執行役員/技術開発本部長 地球環境戦略推進室長 市川 和弘氏 
どの応募作品からも、学生の皆さんの柔軟な着眼点、自然から多様な価値に変換する想像力を感じました。ユニークで面白い作品ばかりで、新たな気づきや刺激を得ることができました。
エプソンは自然に恵まれた信州に創業し、技術力を磨き自然環境との調和を日々追求しています。学生の皆さんにもぜひ「大自然」に目を向けていただき、ともにその可能性や価値を見出していけたら幸いです。

■『Epson Nature Idea Award』実施概要
 エプソンは学生の発想力や創造力を発揮する機会としてアイデアコンテスト『Epson Nature Idea Award』を開催しました。本コンテストでは、エプソンが自然豊かな信州でものづくりを続けてきたことから、大自然とともに生まれるアイデアの可能性を信じ、「自然からヒントを得たアイデア」をオンラインで募集。多数の応募の中から、10組のファイナリストを選出し、各賞を決定いたしました。

タイトル:『Epson Nature Idea Award』
応募期間:2023年9月1日(金)~10月31日(火)
ファイナリスト選考期間:2023年11月1日(水)~2023年11月上旬
最終審査会:2023年12月22日(金)
特設サイトでの結果発表/受賞作品公開:2023年12月26日(火)12:00(予定)

『Epson Nature Idea Award』特設サイトURL
https://corporate.epson/sp/nature-idea-award/

主催
 セイコーエプソン株式会社

審査員一覧
 太刀川 英輔氏 審査員長(デザインストラテジスト)
 藤原 麻里菜氏(コンテンツクリエイター)
 セイコーエプソン株式会社 代表取締役社長 小川 恭範氏 
 セイコーエプソン株式会社 執行役員/技術開発本部長 地球環境戦略推進室長 市川 和弘氏

■エプソンについて
  エプソンは、国内20社、海外61社のグループ企業とともにプリンティングソリューションズ事業を
 はじめとしたさまざまな事業を展開しています。エプソングループのパーパス「『省・小・精』から
 生み出す価値で、人と地球を豊かに彩る」の実現に向け、地球環境問題をはじめとするさまざまな
 社会課題の解決を目指すとともに、2050年までには「カーボンマイナス」「地下資源(原油、金属などの
 枯渇性資源)消費ゼロ」を掲げています。
 https://corporate.epson/

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