グラフィック2023.06.18

ことば と え の 4 人|穂村弘 × 坂巻弓華 / 伊藤紺 × 脇田あすか

東京
OFS GALLERY

会期:2023.6.30(金)〜 2023.7.30(日)
会場:OFS GALLERY
open:12:00〜20:00 (最終日は18時まで)
close:火・水

「言葉」と「絵」

それぞれのアプローチで
散歩をし寄り道を楽しむように
重ねた二組の対話を
そのプロセスとともに展示します。
ちょっと懐かしかったり
どこか重なる自分が見えたり
思いがけない気持ちなったり。
OFSに生みだされる景色を
どうぞお楽しみください。

期間中に関連イベントの開催を予定しております。詳細はギャラリーのSNSにてお知らせいたします。

 

【穂村弘×坂巻弓華 〜 長いタイトルの絵 〜】

 

まるで女子校生の雑談のように、お互いの記憶や視点を語り合い、こぼれたキーワードを拾いながら、共有のイメージを深めあった穂村と坂巻。
穂村の長いタイトルがつけられた坂巻の絵画は、わたしたちの日常にある違和感をクスリと笑いに変えるような、ちょっとシュールな世界を生み出します。

 
穂村弘(ほむら・ひろし)
歌人。1962年札幌市生まれ。短歌をはじめとして評論、エッセイ、絵本、翻訳などを手がける。著書に『シンジケート』『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』『水中翼船炎上中』『ラインマーカーズ』『世界音痴』『にょっ記』『君がいない夜のごはん』『野良猫を尊敬した日』など。伊藤整文学賞、講談社エッセイ賞、若山牧水賞などを受賞。
 
坂巻弓華(さかまき・ゆか)
画家・童話作家。8月生まれの獅子座。人間やネコやクマやヘンテコな生き物をよく描く。デザイン学科卒業するもコンピューターが苦手なまま、D-BROS品川店の販売員などアルバイトをしながら絵の制作を続ける。趣味は4コマ漫画を描くこと。2023年は「仁平古家具(栃木)」「ギャラリークラスカ(東京)」「ギャラリーnoir(静岡)」で個展を開催。
 

【伊藤紺×脇田あすか 〜 Relay 〜】

 

まさに “リレー” のように交互に作品を制作する「Relay」。OFS にちなみ、「お気に入りの場所」をテーマに制作した伊藤の短歌を受けて、脇田がグラフィックを制作、それを受けてまた短歌が生まれ─ 作品はどちらの頭の中にもなかった全く新しい場所へと辿り着きます。目をこらせば、二人が渡し合ったバトンが見えてくるかも?
 


伊藤紺(いとう・こん)
歌人。著書に歌集『肌に流れる透明な気持ち』、『満ちる腕』(いずれも短歌研究社)、ミニ歌集『hologram』(CPcenter)など。文芸誌、ファッション誌への寄稿のほか、OSAJIヘア&ボディケアシリーズ「Fall bouquet」等ブランドや商品への短歌制作も。2021年秋&クリスマスの浦和PARCOリニューアルコピーを担当するなど活動の幅を広げる。2023年NEWoMan新宿ショッピングエリアでの特別展示「気づく」を開催。
 
脇田あすか(わきだ・あすか)
グラフィックデザイナー・アートディレクター。
1993年生まれ。東京藝術大学デザイン科大学院を修了後、コズフィッシュを経て独立。あらゆる文化に対してのデザインに携わりながら、豊かな生活をおくることにつとめる。過去の仕事 に PARCO、LUMINE、HARUTA などのファッションシーズンビジュアル、ドラえもん 50 周年ポスター、伊藤紺の短歌集のブックデザインなど。
 

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