ゲーム2023.08.07

「Fate/Grand Order Fes. 2023 夏祭り ~8th Anniversary~」イベントへ行ってきた!

千葉
クリエイターズステーション編集部
editor.W
編集者W

先日、千葉県にある幕張メッセで、人気ゲームアプリ 「Fate/Grand Order」の8周年を記念し、2023年7月29日(土)・30日(日)の2日間で「FGO × Fes × 夏祭り」をテーマとしたイベントが開催されました。

クリステ編集部も開催1日目である7月29日(土)にこのイベントに参加させていただき、イベントを楽しんできましたので、開催概要とともに、感じたことをレポートしていきます!

 

そもそも、「Fate/Grand Order」(フェイト・グランドオーダー。以下、FGO)は、2015年から配信されている、ゲームブランドTYPE-MOONによるゲーム作品「Fate」シリーズのひとつとして制作されているスマートフォン向けRPGです。

今回の「Fate/Grand Order Fes. 2023 夏祭り ~8th Anniversary~」は、FGOの8周年を記念するリアルイベント。

実際に足を踏み入れ、まず感動したのは集まっている人の多さ。8年も続くゲームにもかかわらず、会場を埋め尽くすほどの人で溢れかえるその人気ぶりに驚かされました。

そして最初に目に飛び込んできたのは「ウェルカムロード」。
入場ゲートをくぐると、お客さんを取り囲むように設置された7つの大型スクリーンに、今回のイベントにちなんだ様々な衣装のFGOキャラクターたちが映し出され、私たちを出迎えてくれました。

 

そして幕張メッセの9~11ホールという広い空間に、ゲーム内の演出が再現され、まるでゲーム内にいるかのような雰囲気。
等身大かつ精密で作られたキャラクター「U-オルガマリー」や、今回のテーマ「夏祭り」に合わせてねぶた師さんに特注したという「英霊ねぶた」がイベントの目玉として場内中央に展示されていました。

FGO第2部第5章「Lostbelt No.5 星間都市山脈オリュンポス 神を撃ち落とす日」で登場した「U-オルガマリー」

マシュ・キリエライト、アルトリア・キャスター、フォウくんの「英霊ねぶた」

今回のイベントで描き下ろされた「サーヴァントスタンディ」や初披露のフィギュアも展示され、いたるところに人だかりができていましたよ。

 

会場内には大きく分けて、多数のアトラクションと、ステージ。そしてフードエリアとグッズ購入エリアがありました。

アトラクションには、Live2D(2Dの立体表現を可能にした表現技術)を使用し、まるで両耳で聞いているかのようなキャラクターフルボイス映像が楽しめる「Bierzelt Chaldea(ビアツェルトカルデア)」や、
夏祭りの縁日のような3種類のアトラクションを楽しめる「わくわくカラフルエリセランド」。
高さ10mを超えるスクリーンで最新の、第2部第7章を振り返る映像が上映される「FGO THE EXPERIENCE ~ナウイ・ミクトラン~」や、オフィシャルコスプレイヤーによるステージ・来場者がゲーム内スコアを競い合うチャレンジクエストなどを開催する「モルガンスタジアム」。
また、場内周遊型の「Fate/Grand Order × リアル脱出ゲーム」や、好きなキャラクターを選び一緒に写真が撮れる「英霊召喚フォトスタジオ」などがあり、一日では回り切れないくらい充実していました。

モルガンスタジアムでの、チャレンジクエスト~女王の試練~ 決勝の表彰の様子

縁日エリアで無料配布されていたシールをぺたり。
ゲームの主人公気分が味わえました

「Bierzelt Chaldea」をはじめとしたアトラクションは体験するまでに15分~1時間ほど待ち時間があるものがほとんど。中でも一部、整理券が必要なものがありましたが、私が開場入りした12時頃にはほぼすべて整理券が配布終了になっていました。
さらに、グッズを買うための整理券も、午前中にはすべて配布終了になっていました。FGOの人気、恐るべし……。

 

場内奥に設置されたメインステージにもいくつか参加させていただきました。
出演声優さんがFGO愛を語る「FGOキャスト大集合トーク!」や、ラストにライブパフォーマンスのあった「FGO夏の祭典 8周年スペシャルトーク&ライブ」など。
どれも盛り上がっていましたが、私がステージの中で気になったのは、FGO開発スタッフと、宣伝広報を担当されている方が登壇した「FGOスタッフトーク」。

展示されている「U-オルガマリー」や「英霊ねぶた」の制作過程が披露されたり、「メデューサ(セイバー)」というキャラクターの開発裏話としてデザインや設定画が公開されました。

「メデューサ(セイバー)第三再臨」設定画

「メデューサ(セイバー)」のデザイン時には、既にFGOキャラとして存在する「メデューサ」という元のキャラクターイメージがある中でデザインしなければいけない難しさがあったそうです。
「キャラクターデザインもゲーム開発も一緒で、続編の制作は難しいんです」と話しつつも、いろいろなイメージを上手くまとめ上げることに成功したキャラクターだったのではないか、ともお話していました。

また制作過程で第三者からの意見があって大幅にデザイン変更した経緯があったことや、衣装を構成するパーツが多いため、ゲーム内に実装する際にはディテールを間違えないように確認していくのが大変だったとも話していて、開発スタッフの方々の苦労が垣間見えました。

その後、8周年を記念し始まるゲーム内イベントの新キャラクターの演出が開発スタッフさんから発表され、幕張メッセの広いホール全体が震えるほどの大歓声が起き、FGOファンの皆さんの熱量に圧倒されました。

そしてなにより、日々「クリエイターを応援するための情報発信を」という想いを胸に奮闘するクリエイターズステーションとしては、この、開発しているクリエイターだからこそ発表できる情報の数々を聞くことができるステージに、立ち見のお客さんが出るほど多くの人が注目していることが、とても嬉しくなりました。

イベント全体を通じて、開発クリエイターさんとユーザーさんが一緒になってFGOというゲームを作り上げているのだという一体感がある、素敵なイベントでした!

 

参考

「Fate/Grand Order Fes. 2023 夏祭り ~8th Anniversary~」イベント公式サイト:https://fes.fate-go.jp/

https://www.weblio.jp/content/fate/grand+order

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