仏具、をかし
新潟
ライター&コピーライター
いと、をかし。
丸山智子氏
先日、富山・高岡の昆布文化をご紹介しましたが、
今回も高岡ネタ、ザ・仏具!!!
高岡は仏具の街!
約400年もの歴史があり鋳物をはじめとした金属加工が盛んで、
日本の仏具(金属製のもの)の9割以上が高岡で作られているとも言われます。
お家の仏壇に飾る仏具からお寺に置く仏具、仏像、大仏…
高岡の技術を生かして、二宮金次郎の銅像を
90年にわたって作っている企業もあります。
何と言っても、高岡大仏は日本三大大仏の一つ!

高岡大仏どーん!
そんな「伝統」の世界から、新しい挑戦が始まっています。
「おりん」というと、思い浮かべるのは…こーゆーお椀型。

一般的な「おりん」のイメージ
ですが、今の時代、こんなお洒落なおりんがっ!

ベルのようなおりん「Caprin」(カプリン)
さらに、これもおりん

ガラスや木を使ったおりん「Paddle」(パドル)
おりん…

木と金属が合わさったおりん「Cherin」(チェリン)
おりん、お洒落!
さらに遺品入れと写真立てを兼ね備えた仏具も

「Pictuary cylinder」(ピクチュアリシリンダ)
これなら仏壇の前ではなく、リビングや寝室においてもしっくり。
現代の住まいだとなかなか仏間を作ったり、立派な仏壇を置くのは難しい住まいが多いですが、故人の写真とこういった仏具を置ければ、日常の中で“祈り”の時間を持つことができそうですね。
高岡の伝統の鋳物の技術を現代にアップデートした仏具の数々。
時代に寄り添い、祈りを届ける日本の仏具の世界も、いとをかし。
<ご紹介したおりんはこちらの商品>
瀬尾製作所のブランド「Sotto」
https://www.sottoweb.jp/
プロフィール

ライター&コピーライター
丸山智子氏
新潟市出身、進学を機に上京し東京で広告制作会社や編プロなどに勤務。2014年Uターンと同時に独立。新聞、雑誌、WEB、イベント広報等での執筆や、定期的なラジオ出演など。趣味は観劇と、生ハムの原木を一本持ってピクニックをすること。