職種その他2021.03.26

コロナ禍の卒業式

北海道
ライター・エディター
かーちゃんライターのつぶやきアレコレ
小山佐知子

卒業シーズンですね。
全国の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。

昨年の卒業式はコロナの混乱真っ只中。
在校生も保護者も入れない卒業式となった学校がほとんどだったと思います。

ちょうど小学校卒業の息子がいるのですが、今年の卒業式は進化していました。

・在校生は教室からテレビ参加、呼びかけはなし
・保護者は各家庭1名のみ
・2人目以降は「以下同文」すら言わない無言の超高速卒業証書授与
・来賓はPTA会長のみ
・挨拶は校長とPTA会長の2名のみ
・校歌は流すだけ

上記の内容であっという間に進み、100人ほどの卒業生がいるのですが45分で終わりました。

すごくあっさりしてるけど・・・・正直イイ!
とても楽だったのでコロナが終わってもずっとこれがいいと思いました。

内容があっさりしている分、朝の集合時間も例年より遅く、終了時間も早め。
子どもたちにとっても朝の準備時間に余裕があり、
終了後に校門前で別れを惜しんだり写真を撮ったりする時間や体力もたっぷり残っています。
先生や親も少しだけ楽だったと思います。

年々加熱する「卒業式の衣装(袴)が華美・準備が大変」問題も、
先の見通しが立てられなかったからか今年は例年よりも落ち着いていました。
洋装の女子も多かったし、袴の着付けやヘアセットを自宅でやった子も多いそう。

式典に際して華やかに装うのは素敵だと思いますし、私も好きですけどね、
そのために子どもが朝の4時から美容室……は正直やりすぎだと思うので。
そういう私も毎回着物なんですが、ヘアセットも着付けも自分でするので朝はゆっくり。

「今までそうやっていたから」と思考停止していたいろいろなことが、
コロナによってひっくり返されているなーと思います。

送別会と称した飲み会ができないことだけが残念です。

次は入学シーズン!
また新たな出会いや始まりの期待に胸が高鳴ります!

プロフィール
ライター・エディター
小山佐知子
北海道で生まれ育ってそろそろ40年。北海道以外の土地で暮らしたことのない、生粋の道産子です。海と山に挟まれた人口5000人の極田舎出身で時代の流れについていくのにやっとです。

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